最終更新日:2025/4/2

(株)デジタルフィールド

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • ソフトウエア
  • 情報処理
  • 受託開発

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

大手案件多数!組み込み系から業務系まで多彩な経験を通して、可能性を広げていける

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中堅社員の本音インタビュー!

■H.Tさん
システム開発センター
情報システム開発科卒業
2012年キャリア採用

2004年に誕生したデジタルフィールドは、ソフトウェアの「設計・開発」「評価・検証」分野で高い技術力を誇っている会社。大手電機メーカーなどをクライアントに擁し、確固たる安定基盤を確立しています。会社の紹介からこれまでに携わったプロジェクト、仕事のやりがい、働きやすさまで、本音で語ってもらいました。

中堅社員の横顔

クライアントの視点に立った開発ができなければ、業界で生き残れないと語るH.Tさん。難易度が高い要望でも、できるだけ応える努力を続けている。
H.Tさんは、これまでにさまざまな開発プロジェクトを経験。大手案件に携わる機会も多く、それが大きなモチベーションにつながっているという。
プロジェクトによっては、リーダーを担うこともあるH.Tさん。メンバーに指摘をする際は、根拠を示して説得力をもたせるよう心がけている。

「設計・開発」と「評価・検証」を強みとするエンジニア集団

この世界に興味を抱いたきっかけは、中学時代にプログラミング電卓に出会ったこと。コンピュータのようにプログラム制御によって複雑な計算を自動化できる電卓で、自分が手をかければかけるほど性能を高めていけるのが楽しくて仕方なかったんです。父が情報系の仕事に就いていたことも、早くからこの世界に目を向けるきっかけのひとつとなりました。

高校卒業後は、情報処理技術を学べる学校へ進学。就職活動時もぶれることなく、この業界に絞って企業研究を行いました。実は、就職先を選ぶときにこだわりは一切なかった私。数ある会社のなかから、縁あって当社に入社することになりました。

デジタルフィールドは、ソフトウェアの「設計・開発」と「評価・検証」を強みとするエンジニア集団。60名規模の会社ですが、クライアントには日本を代表する大手電機メーカーなどが名を連ねています。この事実は、当社の技術力の高さをしっかり証明していると言えるでしょう。技術力の高さと同時に、経営理念にもある「お客様の視点に立ったサービスの提供」にこだわり続けていることも、クライアントからの高い評価につながっているのではないでしょうか。

私たちの技術は、実は皆さんの生活の身近なところでも活躍しています。例えば、テレビやスマートフォンなどの製品に組み込まれているソフトウェアの開発は、その代表例だと言えるでしょう。そのほか、放送業界向けの動画編集アプリケーションや、さまざまな業界に向けた業務系ソフトウェアの開発なども手がけています。

このように、幅広い活躍のフィールドが用意されている当社。私も入社以来、さまざまなプロジェクトに参画しました。ビデオレコーダーやDVDプレーヤーのソフトウェア開発、空港警備のシステム開発、病院の電子カルテの開発は、その一例にしか過ぎません。C、C++、C#、Java、Perl、MATLABなど、開発で使用したプログラミング言語も多岐にわたります。

公共系企業や官公庁のプロジェクトなど、大きな仕事を多数経験

一番印象に残っているのは、ある研究所の依頼を受けて携わった、新しい動画配信ネットワークシステムの製品化プロジェクト。リーダーとして、そのコアな部分である、通信制御の開発を任されることになったのです。通信制御の手順が異なる送り手と受け手の機能を、ひとつに集約しなくてはならないという非常に難しい案件。1年半ほどかけて完成したときは、大きな達成感を味わうことができました。

私が開発を行ううえでこだわっているのは、いかに早い段階で問題の芽を摘み取れるかということ。例えば、設計の不備をコーディング段階に発見したとなると、そこからの軌道修正に膨大な時間がかかってしまいます。会計システム開発に途中から携わった際は、旧来の会社が担当していた設計の不備をいち早く指摘。結果、その会社から頼りにされて、設計段階から深く関わることになりました。

現在は、ある官公庁の統計帳票を生成するシステムの仕様変更に携わっています。官公庁の取り組みや実績を、わかりやすくデータ化するためのシステムで、私たちが手がけているシステムをもとに集計されたデータが広報資料となり、ニュースなどで発表されることも少なくありません。それだけに、大きな責任を担っていると言えるでしょう。

問題の芽を摘み取るという私のこだわりは、システム開発の最終段階であるテスト業務においても変わりません。通常の使用シーンだけでなく、さまざまなシーンを想定して実施するようにしています。わかりやすい例をあげると、1年が1秒増える「うるう秒」を想定したテストがそのひとつ。そうすることによって、通常のテストでは表面化しなかったバグ(プログラムの誤りや欠陥)を発見できることが少なくないのです。

テスト業務は、システムのクオリティーを大きく左右しかねない重要なもの。それだけにやりがいが大きいですし、別のメンバーが書いたプログラムにバグを見つけたときは、「よかった、見つけた!」と大きな充実感を味わえます。運輸会社で使用される車載システムのテスト業務に携わったときは、専門領域ではないハードウェアにトラブルの原因があることを突き止めたこともありました。

働きやすい職場環境が整っているからこそ、高いパフォーマンスを発揮できる

経営理念のひとつに「お客様はもちろん、弊社を支える従業員も大切な財産である」と掲げている当社では、社員第一の経営を実践しています。例えば、人材育成に注力しており、手厚い研修制度や資格取得支援制度を整備。プログラミング未経験者も多数活躍しています。知識ゼロからスタートして、プロジェクトリーダーやプロジェクトマネジャーを任されているメンバーも少なくありません。

エンジニアは客先で作業することも多いのですが、会社が社員一人ひとりにしっかり目をかけるのが当社の特長。私が現在携わっているプロジェクトは業務量が増加したタイミングで、メンバーを増やしてもらうことができました。ちなみに、新人は経験豊富な先輩たちが所属しているプロジェクトに配属。ですから、客先での作業であっても安心してキャリアの一歩を踏み出せるでしょう。

定期的にエンジニアの会合が設けられており、普段顔を合わせることがない他のプロジェクトメンバーと情報交換できるのも魅力のひとつ。それぞれの仕事の成果を発表する技術発表会を通して、新たな知識を吸収できるので助かっています。エンジニア同士の人間関係も良好です。

休日の活用と有給休暇の取得で、自らのワークライフバランスを実現できるので、腰を据えて活躍できると思います。また、当社ではフレックスタイム制を導入。作業場所にもよりますが、勤務時間に融通を利かせることもできるでしょう。

今の目標は、現在携わっているプロジェクトで少しでも多くのバグを見つけて品質アップを実現していくこと。早い段階で不具合を発見することは自分たちの負担軽減にもつながるので、さらなる残業削減も実現していきたいと考えています。また、ゆくゆくはAIやロボットなど最新技術を活用した開発や、宇宙関連の開発にも携わってみたい。デジタル領域に関する、多彩な活躍のフィールドが広がっている当社でなら、いつか必ず実現できると信じています。

学生の方へメッセージ

私は小学生時代から、理数系の勉強が得意で文系の勉強が苦手でした。理系に進むことにしたのは、苦手なことを克服するのではなく、得意なことを伸ばしたほうがいいと考えたからです。それは、仕事でも同じ。あらゆる業務をそこそここなせる平均点のスキルよりも、ひとつの分野で突出したスキルがあったほうが大きな武器となります。

私の場合はバグを見つけるスキルがそうなのですが、ぜひ皆さんも早い段階で「ぜひこれだけは誰にも負けない」という武器を見つけるようにしてください。そうすることで、自身の可能性を大きく広げられると思います。

一緒に働きたい人は、ひとつのことにこだわって、それを突き詰めていけるような人材。それぞれの突出したスキルが集まることで、会社の実力は上がっていくのだと思っています。

学生の内にぜひ自分の得意分野を見つけ伸ばしてみてください。その得意分野を生かせる企業を中心に企業研究をすると、努力次第で着実に成長できる自分に合った企業に出会えるはずです。

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男女比は6:4と、女性メンバーが多数在籍している同社。またプログラミング未経験者もウエルカムで、多くの人に門戸が開かれている。

マイナビ編集部から

2004年に誕生したデジタルフィールドは、アプリケーションや情報システム、組込み系ソフトウェアの開発を手がける会社。システムのクオリティを大きく左右する「評価・検証」分野でも、圧倒的なノウハウと実績を武器に、業界で確固たる地位を確立している。日本を代表する電機メーカーをはじめ、大手クライアントと取引を行っているという事実が、同社の実力の高さを証明しているだろう。

多彩なITソリューションを展開している同社では、幅広い業界のさまざまな開発に携われる機会が多数。AIを駆使した最先端のアプリケーション開発を任される可能性も。多彩な活躍のフィールドが用意された同社でなら、きっとやりたいと思えるプロジェクトが見つかるに違いない。

しかも、配属先を決める際は、本人の希望を最大限に考慮。なかには、個人の事情で通勤が大変になった社員のために、途中で配属先の変更を行ったこともあるという。このエピソードからも、同社が一人ひとりを大切にする会社であることがよく伝わってきた。

完全週休2日制で、年間休日は124日。また、フレックスタイム制を導入しているなど、働きやすい環境もしっかり整っている。大きなやりがいと抜群の職場環境が手に入る同社でなら、安心して長く活躍できるはず。IT業界に興味がある方は、ぜひ応募してみてもらいたい。

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