最終更新日:2025/4/4

シミックグループ 【シミック(株), シミックCMO(株), シミックファーマサイエンス(株), シミックヘルスケア・インスティテュート(株)】[グループ募集]

  • 正社員

業種

  • 薬品
  • 商社(薬品・化粧品)
  • ソフトウエア
  • 専門コンサルティング
  • 食品

基本情報

本社
東京都

取材情報

研修・教育について伝えたい

「育成のシミック」ならここまで成長できる。知識ゼロから医薬品開発支援の最前線へ!

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治験コーディネーター・臨床開発モニターの仕事の魅力、やりがい

SMO(治験施設支援機関)・CRO(医薬品開発支援)業界のパイオニアとして躍進を続ける「シミックグループ」。専門的な知識ゼロで入社して、治験コーディネーター、臨床開発モニターとして活躍する社員に話を伺った。

■シミックヘルスケアインスティテュート株式会社 横浜オフィス
 R.Oさん(2019年入社/生命科学部卒)
■シミック株式会社 臨床事業プライマリーケア 第1本部3部 
 A.Oさん(2016年入社/理学部卒)

※記事の内容は、インタビュー当時のものです。

取材を受けた先輩社員たち

「最大8件の治験を同時並行で担当することもあります。もともと人前で話すのが苦手だったのですが、経験を積むうちに自然と口が動き出すようになりました」(R.Oさん)
「タテ・ヨコのつながりが強く、誰とでも気軽にコミュニケーションを取れる環境です。『誰かを助けたい』という強い思いを持った社員が活躍しています」(A.Oさん)
「短時間勤務制度などを活用し、仕事と子育てを両立している社員もたくさんいます」(R.Oさん)「メリハリを効かせた働き方を実践できる環境です」(A.Oさん)

【治験コーディネーター】充実の教育・研修制度を通して“知識ゼロ”からでも着実に成長できる(R.Oさん)

学生時代は薬科大学の生命科学部でした。研究室ではマウスを用いて、環境ストレスを受けることで増えるタンパク質について調べており、将来的には自閉症の治療にも役立つのではないかと考えられていました。ですが、研究活動を進めるうちに「研究職は自分に向いていないのかも…」と感じるようになり、企業研究では治験業界に絞って会社選びを進めることにし、大学の講義を通して興味を持った「治験コーディネーター」の仕事に挑戦しようと思うようになりました。なかでもシミックグループを選んだ理由は、教育・研修制度が充実していて「知識ゼロからでも十分やっていける」と思えたことが大きかったです。人事担当者の明るくて元気な人柄も魅力的でした。

2019年に入社後は、シミックグループの中でもSMO(Site Management Organization:治験施設支援機関)事業を手掛ける「シミックヘルスケア・インスティテュート株式会社」横浜オフィスの一員として治験コーディネーターを務めています。治験コーディネーターのミッションは、製薬会社が作成する「治験実施計画書」の手順・規定通りに治験を進められるよう、医師や看護師、臨床検査技師、医事課の事務員など、治験実施施設の関係者や、治験にご参加いただく患者様やそのご家族、臨床開発モニター(CRA)とコミュニケーションを取り、調整を行うことです。私は小児ワクチンや皮膚科、腎臓内科の担当を経て、現在はオンコロジー領域を担当しています。

担当分野の疾患や薬剤に関する知識はもちろん、「薬事法」という法律や「GCP(医薬品の臨床試験の実施の基準に関する省令)」という規則、医療費に関する知識など、幅広い分野の専門知識が求められますが、シミックグループには充実した教育・研修制度があるため、知識ゼロでも安心です。入社後はグループ合同の新入社員研修で約一ヶ月間、社会人としての心構えやビジネスマナー、組織の概要について学習しました。さらに当社独自の研修で約3週間、薬学の基礎や治験に関する法律について集中的に学んでいきました。その後は現場への配属となりますが、最初の約半年間はOJT担当者と一緒に仕事をしながら必要な知識やスキルを習得。オフィスディレクターによる口頭試問にも無事合格し、独り立ちすることができました。最近は日本SMO協会の「公認CRC」の資格を取得。その際も勉強会等を通して手厚くサポートしてもらいました。

【臨床開発モニター】「教える文化」が根付いた会社。頼りがいある同期、先輩社員に支えられて(A.Oさん)

学生時代は理学部の生命圏環境科学科で、湖沼の水質調査など環境系の研究に取り組んでいました。企業研究を始めた当初は環境保全に関わる仕事を中心に会社選びを進めていましたが、製薬業界で仕事をしている両親、同じ学科を卒業して治験業界で活躍している先輩の話を聞いて、「こうしたかたちで新薬の開発に関わるチャンスがあるのか!」と気づき、方針転換。治験業界の中でもシミックグループを選んだ理由としては、先輩社員の人柄に魅力を感じたことが大きかったです。先輩社員は、私の話を親身になって聞いてくれましたし、人柄も明るくて楽しい方ばかり。「この会社なら“知識ゼロ”からでも着実に成長できる」と確信し、入社を決めました。

入社後はシミック株式会社で臨床開発モニターを務めています。臨床開発モニターは、製薬会社が作成する「治験実施計画書」に基づき、新薬を上市するために必要なデータを収集することが主な業務になります。具体的には医療機関や治験責任医師の選定から、治験実施中の進捗状況のモニタリング、治療薬の安全性・有効性に関する症例データの収集、治験終了後のデータの整理、そして厚生労働省への承認申請に至る一連の流れを担当します。実際仕事をしてみて意外だったのは、調整が必要な関係者が非常に多い点です。医師や看護師、治験コーディネーターだけでなく、医事課や研究推進課の担当者など、さまざまな方々ときめ細かにコミュニケーションを取りながら治験を進めていきます。

それだけに幅広い分野の知識、スキルが欠かせませんが、シミックグループには充実した教育・研修の仕組みがあります。とりわけ印象に残っているのは、山梨県北杜市の研修センターでの約1週間の小淵沢研修ですね。社会人への第一歩ということでかなり苦労したのですが、そんな時に支えになってくれたのが同期たちでした。寝食を共にしつつ、励まし合いながら課題を乗り越えたのは良い思い出です。その後も独り立ちに向けて、部門・職種別研修や、チューターのもとでのOJTやケースワーク、社内資格「CRA認定資格」に向けた勉強に取り組みましたが、「明日の午前はA先輩、午後はB先輩のロールプレイング」「C先輩にはこのパートの説明方法を見てもらう」といった具合に全面的にバックアップしてもらいました。組織全体に「教える文化」が根付いた会社だということを肌で感じました。

仕事をする上で心掛けていること、やりがい、今後の目標は?(R.Oさん/A.Oさん)

【R.Oさん】
わからないことに直面したら、できるだけ早めに、自分なりに根拠を持った結論を持ったうえで先輩や上長に相談することを心掛けています。治験の現場では、通常診療では行わない検査が規定されることがありますが、一つ間違えただけでも“逸脱”と見做され、有効なデータとして活用できなくなったり、患者さんの安全性に関わるような問題になったりすることがあります。自分の判断で事を進めてはいけないんです。若手のうちは経験不足からさまざまな課題に直面しますが、経験豊富な先輩や上長に都度相談し考え方を教えていただくことで、経験値が上がっていきます。医療機関の医師、各部署のスタッフや臨床開発モニター、患者様との調整を経て、治験治療を開始して患者様の症状が目に見えて改善したときには大きなやりがいを感じます。新薬開発の最前線で仕事ができることもモチベーションにつながっています。
治験コーディネーターの仕事は、知れば知るほど奥の深さに気付かされる世界です。現在はオンコロジー領域の中でも乳がん治療薬の治験を担当していますが、今後はより幅広い分野の知識を身に付け、他の診療科の治験にも携わってみたいと思っています。これが現時点での私の目標です。

【A.Oさん】
うまくいったことはもちろん、自分のミスや失敗に関しても隠すことなく、リーダーに報告することを心がけて仕事に臨んでいます。情報をいち早く共有することで失敗の影響拡大を防ぐことができますし、他のメンバーの失敗のリスクを下げることが大切です。この点シミックグループでは、相談しやすい雰囲気のメンバーが多く、またリーダーと話をすることで自分の課題を整理して、ステップアップのチャンスを得ることもできています。
いちばんのやりがいは、治験に関わった新薬が上市されることですが、医師の先生方に貴重な時間を割いてもらい、対面でしっかりと話ができることも仕事のモチベーションにつながっています。こちらから先生にお願いをするだけでなく、先生からいろんな質問してもらえるような良い関係性を構築できたときは本当に嬉しいですね。今後の目標としては、仕事の正確さやチームワーク、マネジメント力に磨きを掛け、リーダーとして製薬会社とのやり取りを含めた幅広い業務に携わること。将来的には治験の重要性をより広く認知してもらうための取り組みにも力を入れていきたいと考えています。

学生の方へメッセージ

自分自身で選択肢を狭める必要はありません。「学生時代に学んだこと」「力を入れてきたこと」に縛られることなく、自らの夢の実現に近づくことができる会社を選んでいただきたいと思います。そのためにも自己分析を徹底的に行って、「チャレンジしてみたい仕事」「人生を通して実現したい夢」について、あらためて見つめ直すことが大切ではないでしょうか。
一方、企業研究に関しては、企業が発信している情報をしっかり読み込むこと。その上で、できるだけ早い時期からインターンシップやオープンカンパニーに参加して、人事担当者や先輩社員とたくさん話をする中で、会社の社風や職場の雰囲気、社員の人柄を自分の目で確かめることが大切です。ちなみに、当社グループのオープンカンパニーでは、新規ビジネスを構想するグループワークなど、文系・理系を問わず、楽しくて学びになる企画を用意しています。また、先輩社員の座談会にはグループ各社のさまざまな職種の社員が参加。現場の社員のリアルな声を聞くチャンスです。企業研究の参考にするためにも奮ってご参加いただきたいと思います。
【人事担当】

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「社員約8000名という規模に成長した今も、ベンチャースピリッツに満ち溢れた会社です。『CMIC's CREED』には、私たちの創業の思いが凝縮されています」(人事担当者)

マイナビ編集部から

日本におけるCRO(医薬品開発支援)業界のパイオニアとして躍進を続ける「シミックグループ」。今回感銘を受けたのは、治験に関する専門的な知識もスキルも“ゼロ”で入社したお二人が着実に成長し、治験の現場に欠かせない存在として活躍していることだった。文系学部出身の社員も数多く在籍しており、様々なバックグラウンドを持った社員がいるのが同社の魅力と感じる。
こうしたことが可能なのは、新入社員研修をはじめとする充実した教育・研修制度もさることながら、若手社員の求めに応じてロールプレイングやプレゼンテーションの相手役になり、手厚いアドバイスを与えてくれる上司や先輩社員の存在があってこそだろう。同社には「人を育てるカルチャー」が、組織のDNAとして根付いているといっていい。筆者はここに、CRO業界において「育成のシミック」の異名を取る、同社の凄みを垣間見たのである。また同社は社内公募制度(Job Posting制度)を導入しており、職種や役職の垣根を越えたキャリアチェンジのチャンスが与えられているが、異動先でも豊富な研修メニューが用意されていることも特筆しておきたい。

CRO業界に興味関心をお持ちの方の中でも、企業カルチャー「W&3C(WELLBEING・Change・Challenge・Communication)に共感し、飛躍的に成長していきたいという志をお持ちの方に企業研究をお勧めしたい会社である。

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本社の浜松町ビルは建替工事中で2030年にはツインタワーになる予定だ。写真は建替後のオフィスをイメージし作られたエリアで、より働きやすい環境づくりに取り組んでいる。
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