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最終更新日:2025/4/28
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部署名アーカイブ部
仕事内容映像のデータ作成および保存、管理業務
私の所属するアーカイブ部では、テレビ朝日の記者やカメラマンが取材した映像を未来に残し、今後の番組などで再び利用しやすくするための仕事をしています。具体的には、取材した映像を確認し、映っている人物の発言や特徴的な行動(涙を流す場面など)を文字に起こす作業や、映像を簡単に編集する作業などがあります。取材映像にこのような情報を付け加えることで、膨大な量の映像の中から欲しいものだけをピンポイントで探し出し、番組などで利用することができます。私は特に芸能関係の取材映像を専門的に担当しており、コンサートや映画の舞台挨拶といったエンターテインメント性の強いものから、授賞式や会見まで幅広くデータとして残しています。また、映像をアーカイブするシステムをよりよくしていくための開発チームにも携わりながら、先輩方とともに仕事の円滑化・効率化に向けて取り組んでいます。
自分の仕事がオンエアへ密接に関わっていることを実感するときにやりがいを感じます。アーカイブの仕事には「番組制作の現場感」というものはなかなか無いかもしれません。ですが、テレビ局内にある膨大な量の映像の中から自分が文字起こし・編集をした映像を現場スタッフの方が利用し、番組で資料VTRの中に入れてくれたときなどに自分の仕事が役に立っていることを実感をします。どれだけ素晴らしい場面が収録された映像だとしても、そこになんの情報も付け加えずに放置してしまえば、いつ、どこで撮られた何の映像なのかがわからなくなってしまいます。アーカイブの仕事は、取材した映像がテレビ朝日の財産として残るように情報付けをし、それを未来のために管理していくという大切な役割を担っています。
「テレビ業界で自分の『好き』を活かせる仕事をしたい」と考えたときに、弊社のアーカイブ部を知ったことがきっかけです。私は小さい頃からテレビっ子でしたが、見るだけにとどまらず、好きな番組の録画をお気に入りのシーンに分けて編集したり、「この放送日は誰が出演していて、どのようなコーナーがあったか」などということを自分用に細かく記録することが好きでした。テレビの仕事は「取材現場の最先端で働く」というイメージが強く、やはりテレビが好きというだけではなかなか勤まらないと思っていました。ですが、アーカイブの仕事をすれば自分が得意とすることを活かせるのではないか、そしてテレビ局の映像資産管理に役立てるのではないかと感じ、興味を持ちました。
アーカイブ部では、番組のスタッフに過去の映像ディスク(またはテープ)を貸出をする業務も行っています。その業務の中で、新元号を記念した特番のために大量に映像を貸し出したときはとても苦労しました。平成の30年間に起きた印象的な出来事の映像ですから、1回に何百本以上という数を貸し出したり、逆にその分が返却されたりします。ただ単に映像を貸出・返却するだけでなく、それを次に必要としている人のために準備をしたり、元あった場所に正しく戻すことなども考えなくてはいけません。ほかの業務と兼ね合いをしながら作業をするのはとても大変でしたし、1000本近くのディスクが積まれていたときは途方もないと感じましたが、実際にオンエアを見たときに自分が貸し出した映像が使われていたときは頑張ってよかったなと感じました。
就職活動中は、会社に自分をどうアピールするのかについてとても悩んだ記憶があります。学生の頃に成し遂げた偉業も無く、周りの人がしないような特別な経験なども無かったからです。しかし、多くの会社が求めていることは「学生時代にどんなすごいことを成し遂げたか」ではなく「自分の経験をもとに会社ではどんな力を発揮してくれるのか」なのだと感じることもありました。まずは興味のある会社についてとことん調べ、その会社はどのような人材を求めているのか、そして求める人物像と自分自身の長所にマッチする部分を探していくことが大切だと感じます。