最終更新日:2025/4/4

(株)西村組

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 建設

基本情報

本社
北海道

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

私は主人公。みんなも主人公。

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地域住民や海洋生物など関わる全ての人・モノの豊かさを考える。

「”築く”人を、モノを、豊かさを」をミッションに、メイン事業に加えまちづくりや地域活性化に挑戦する西村組。中堅と若手社員の方に変革が始まっている社内の様子や、入社して気づいた会社の魅力を聞きました。

■工事部工事課 長野智佳さん(2022年入社)
北見市出身。北見工業大学工学部卒業。
入社を決意した採用担当者との出会いとは。

■総務部総務課 加藤智乃進さん(2021年入社)
仙台市出身。東北福祉大学卒業。
大学卒業後の就活で西村組に入社。縁の下の力持ちをめざす。

■工事部工事課 上級主任 高野寛規さん(2013年入社)
北見市出身。北海学園大学工学部卒業。
普段は寡黙だが誰よりも仲間想いな若手のリーダー。

「誰もが知っている、誰も見たことがない建設会社」―西村組はここが違う

1人1人が会社のPRや採用活動に関わっているところです。同期はほぼ毎日SNSを更新していますし、私も今後もっと貢献していきたいですね。(長野さん)
音楽好きの私が「おっ!」と思うくらい、センスのいい曲がオフィスで流れています。BGMがあるとコミュニケーションも取りやすく和やかな空気が落ち着きます。(加藤さん)
巨大な作業船を持っていたり、港や海のプロが集まっているところです。いい意味で「あの会社、ヤバい」と言われるような存在になりたいです。(高野さん)

入社のきっかけは採用担当者のアドバイス。自分の選択を正解に。

就職活動では、札幌のゼネコンなど4社ほどを検討していて、西村組も3年生のインターンシップから参加していました。最終的に西村組に就職するきっかけになったのは、自己分析をする一対一のワークでした。

それまで私は、誰かに決められたレールの上を歩いてきたという思いがあり、不安や疑問を抱えながら就活をしていました。そうしたモヤモヤとした気持ちを西村組の採用担当の方に話すと、自分の選択に自信を持つようにアドバイスされたんです。その言葉で「学生時代に学んできた土木の道に進もう」と迷いが吹っ切れました。そして1人1人の気持ちを大事にしてくれる西村組の社風が伝わってきたことに加え、「西村組の志に共感し、こころを燃やしているか」「人に誇れる芯を持っているか」というバリューを自分も体現したいと思い、西村組を選びました。

入社後は、測量や朝礼の司会といった仕事をしながら、施工管理を学んでいきました。入社2か月目のある日、協力会社の作業員の方に「砂山の高さを測ってほしい」と頼まれました。1人の技術者として認めてもらったようで、自然と笑顔になりましたね。作業員さんたちは良い方ばかりで、現場にはすぐなじむことができました。一方、同僚の男性技術者はシャイな方が多く、普通に話してくれるまで半年くらいかかりました(笑)。

もちろん楽しいことばかりではありません。夜間にコンクリートを打設する作業が続いた時期はやはり体力的に大変で、「この仕事をずっと続けられるだろうか」と悩むこともありました。でもそうした時期も何とか乗り切り、ひと回り成長できたと感じます。

私たちのビジョンである「誰もが知っている、誰も見たことがない建設会社」を目指し、自信と誇りを持てる会社をつくろうと、社内ではいろいろな活動に取り組んでいます。私も出前授業の講師になり、当社で施工したサロマ湖のアイスブームについて、子どもたちに説明する予定です。社長が先頭になって会社を変えようとしていて、社員の背中を押してくれるので、新人でも勇気を持って挑戦ができます。
(長野さん)

社員の温かい人柄を感じて道外から入社。小さな挑戦の連鎖が始まっていてワクワクします。

高校からバンド活動をしていて、大学も軽音楽部で活動するなど、音楽に打ち込んだ青春時代でした。周りも自分の夢を追いかける友人が多く、そうした影響もあったのか、就活はせずにそのまま大学を卒業しました。

ただ「このままではいけない」という意識が芽生えて、就職支援サービスに登録。20社ほど紹介があった中で一番光っていたのが、北海道の西村組でした。社内改革が始まったばかりということで、ぜひ自分も仲間に加わりたいと思ったんです。会社訪問と面接では上司になる方と1対1で対話することができました。就活経験が無かったこともあり、社会人として働くことに不安もあったのですが、みなさんの温かい人柄が伝わってきて入社を決意しました。

いまの職場では、現金出納や伝票作成、労災保険などの手続き、健康診断のお知らせといった経理や総務の仕事を幅広くしています。入社当初は事務処理で1日中頭を悩ませることもありましたが、毎月の仕事の流れが分かると要領をつかめるようになりました。

総務課もチームで仕事をしているので、ほかの人のミスをカバーできたときや、上手に連携して仕事を終わらせたときは、小さいながらも達成感があります。スマート&スムーズに仕事ができるように知識やスキルを蓄えて、早くチームの戦力になりたいです。

そして、終業時間を過ぎて仕事をしていると「早く帰ろう」と声をかけてくれる人がいたり、愛情を持って接してくれる上司がいたり、人に恵まれた職場です。紆余曲折を経て西村組に入りましたが、毎日・毎週が楽しくて就職してよかったと実感しています。

最近、オフィスに「置き菓子」を設置する会社が増えていますが、当社でも現場事務所にお菓子コーナーをつくってみたり、いろいろな新しい試みが始まっています。社員全員で会社のビジョンを実現しようという動きが広がっているので、面白いことをしたい人や、組織に風を吹かせたい人は、ぜひ一緒に働きましょう!
(加藤さん)

会社の軸は大切にしながら、変わっていくところが面白い。自分もこの流れをさらに加速させたい。

西村組に入社してからは、主に港湾工事や海の工事を経験して、東日本大震災の復旧・復興にも携わりました。いまでも忘れられないのは、入社5年目に経験した河川の災害復旧。初めて現場代理人を任され、河川工事に関わるのも初めてだったので、それまで感じたことのないプレッシャーがありましたが、若手の自分に仕事を任せてくれる嬉しさもありました。このように成長の機会を多く与えられるのは当社の特徴ですね。

現在はサロマ湖の第2湖口の護岸工事をしています。砂の堆積を防ぎ、漁船が安全に行き来できるようにする工事です。ここは網走国定公園のエリア内のため、観光客や動植物に配慮して工事を進めなければなりません。観光シーズンは日中に大型トラックの乗り入れができないという規制もあるので、作業工程の組み立てに気を配っています。各現場によって困難なことが起きますが、みんなで協力して工事を完成させる達成感は、何にも代えがたいものです。さらに現場を経験して「高野に任せておけば安心だ」と言われる技術者をめざしたいです。

西村組で働く魅力。それは港湾工事や海洋工事を強みにしていて、ダイナミックな仕事ができるところです。建設会社やゼネコンは道内にたくさんありますが、巨大な作業船を使った工事はそうそう経験できません。会社ではリブランディングを進めていますが、仕事のスケール感や、若手にチャンスを与えてくれる社風は、今も昔も変わっていないんです。変えるところは変えて、受け継ぐことは受け継ぐ―これも西村組の特徴です。

会社には、加藤さんや長野さんのように、やる気のある元気な若手が入ってきていて、これからの成長が楽しみです。「ハートアップディスカッション」という取り組みなどで、風通しも良くなっているので、思っていることをどんどん発信してほしいですね。人見知りなところがある私も、後輩にもっと関わっていきたいです。

私はインターンシップで工事現場の案内などをしているので、たくさんの学生の皆さんに会えることを楽しみにしています!
(高野さん)

どこに住むかより、なにをするかより、誰となにをするか。

私は就活せずに100社から内定をいただきました。

学生時代は日本一周をしたりバイトに真剣に向きあったり好きだった服の勉強に夢中。そこで出会った方や企業から内定をいただきました。大企業や有名な企業はありませんが魅力的な人や会社ばかり。

自分も多くの学生と同じ特にやりたいことのない学生でした。でも日本一周をして住む場所なんてどこでもいいことに気が付かされ、ラーメン屋で人想いのかっこいい社長に出会い、通っていた洋服屋で服ではなくかっこよさを提供するスタッフに出会い、誰と働くかが大事だと気が付きました。いろんな人やモノとの出会いが教えてくれたんです。「どこに住むかより、なにをするかより、誰となにをするか」だと。そして私は跡継ぎとして西村組を選びました。

西村組の本社がある湧別町は牛が人の2倍もいるような田舎。そして建設業は人気のある仕事ではない。しかし、逆に考えるとライバルは少なくこれから減ってくる。だから勝機が増えると考えています。西村組の強みは変わり続けるという「覚悟」と、魅力と個性あふれる「仲間たち」です。

西村組のコーポレートサイトや記事を見て、人に触れてかっこいいと思った。フツウの建設会社じゃ嫌だ。やりたいことがないけどワクワクする。

最高です。勢いでチャレンジしてください。全力で向き合います。

取締役 経営企画部 採用責任者
西村幸志郎

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田舎の良さは、何者でもない人にこそ輝けるチャンスがあること。いつだって世の中を変えてきたのは「若者・余所者・バカ者」だ。

マイナビ編集部から

会社のリブランディングの一環で、動画共有サイトにMVやドラマをアップし話題になっている西村組だが、その技術力についても紹介したい。代表的な施工例がサロマ湖の「アイスブーム」だ。湖に流氷が入るのを防ぐため、ロープやネットで湖の入口をカバーする世界で唯一の構造物だ。設置後は流氷の流入がゼロになり、特産のホタテやカキの養殖に大きく貢献している。

魚礁ブロック移設工事では、独自に開発した工法で特許を取得し道内各地で事業化。また、しゅんせつ船に3Dマシンガイダンスを導入するなど、ICTやDXにも取り組み、北海道開発局の「i-Con奨励賞」も受賞。安定した経営基盤で、チャレンジし続ける姿勢を忘れない老舗だ。

「誰もが知っている、誰も見たことがない建設会社」というビジョンのもと、湧別町内に社員食堂・飲食・ゲストハウス・コワーキングスペースの機能を備えた店舗をオープンする計画も。まちづくりや地元の活性化にも取り組んでいこうとする同社の今後の展開がとても楽しみだ。今回取材した3名からも、会社を盛り上げていこう!という気概が感じられた。

そして採用担当の西村幸志郎さんは、一般的な就活がつまらないと感じ、大学4年のときに4か月かけて車で日本一周をしたという「変わり者」。SNSでは仕事や生き方について想いを発信している。「就活生のお兄さんになりたい」と親身に相談に乗っているので、気軽にフォローやエントリーをしてほしい。

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ビジョンや採用担当者の人柄に魅了されて、道内外から若い人材が入社している。現場の技術者のほか本社バックオフィスも募集していて、活躍のチャンスが広がっている。
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