最終更新日:2025/5/29

(株)南東北クボタ

  • 正社員

業種

  • 商社(機械・プラント・環境)
  • 商社(自動車関連・輸送用機器)
  • 商社(食品・農林・水産)
  • 商社(薬品・化粧品)
  • 商社(その他製品)

基本情報

本社
宮城県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

こんにちはクボタです! 南東北の空の下が私たちのフィールド

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先輩インタビュー

山形、福島、宮城の3県に拠点を展開する南東北クボタ。今回は各県の若手~中堅の先輩たちに仕事の魅力とこれからの目標を語っていただきました。

写真左から
【福島エリア】谷村 駿弥さん/相馬営業所(2020年入社・東北学院大学卒)
【宮城エリア】太田 智大さん/大河原営業所(2017年入社・仙台大学卒)
【山形エリア】岡崎 匡郁さん/天童営業所(2018年入社・東海大学卒)

先輩ポートレート

営業職は自分の考えで行動できるので性格的にマッチしていると語る岡崎さん。「のびのびと仕事ができるのは職場の信頼関係と連携のおかげだと思います」
会社の魅力を訊ねると「おもしろい機械に触れられるところ!」と即答してくれた谷村さん。いまでは機械全般が興味の対象。文系出身でも伸び代は未知数だ。
社会人野球チームでピッチャーを務める太田さん。休日はグラウンドで汗を流してリフレッシュ。「休みが取りやすいので自分の時間を大切にできます」

【山形エリア/営業職】クボタのプロとして、プロの農家さんを支えるのが私の仕事!

 私が勤務する天童営業所は、稲作農家さんに加えて果樹農家さんも多く、サクランボにブドウ、桃、そしてリンゴと、おいしい果物がいつもたわわに実っています。そのため、田植え時期や稲刈り時期の他にも農業機械の修理依頼がひっきりなしに寄せられ、社内でも有数の「サービスコール多発拠点」として知られる名物営業所となっています。サービスコールにはその後の縁も含まれているので営業としてはむしろありがたいことなのですが、お客様にとっては待ったなしの緊急事態。まずは迅速な修理を提供するために西へ東へと駆け回ることになります。そのうえで、次シーズン前にまた訪問し、その後の機械の調子を聞きながら今度は点検・メンテナンスを提案したり、長期的な収支の見込みによっては新型機を提案したりします。なかには提案前から「次はクボタに決めていた」と言ってくださる方もおられます。そういうお客様の場合は、他社がどこも断った難しい修理に私が対応したケースだったりするので、自分の頑張りが認められ、しかも信頼してもらえたと思うと何倍にも嬉しいですね。

 新人の頃は、どうしたらプロの農家さんに頼ってもらえるのだろうかと、そのことばかり考えていました。そして6年目のいま、私にはひとつの答えがあります。自分が「クボタのプロ」になればいいのです。以前、あるお客様が、あぜ(田の境の土盛り部分)を機械で上手く作れないと私にふとこぼしたことがありました。当時の私は何の力にもなれませんでしたが、それでもクボタの担当の方に会った際にそのことを持ち出すと、機械の使い方にちょっとしたコツがあることが判明。さっそくお客様に伝えたところ、問題がすっかり解決したと御礼の言葉をいただきました。以来、何気ない会話に含まれるお客様の困りごとや悩みを聞き逃さないよう心掛け、そこに「クボタ」をどう役立てられるかを考えるようになりました。いつもすぐ先輩に質問していたのが、まず自分で考えて動くようになったのもそのころからだったと思います。

 当面の目標は、地域の農家さんのために「クボタ」のすべてを使いこなせるプロになること。そして、困ったときには真っ先に「南東北クボタの岡崎」を呼んでもらえるようになることです。(岡崎 匡郁さん)

【福島エリア/技術職】農業機械のオモシロさは想像以上!…まだまだハマりそうです

 相馬営業所の技術スタッフとして地域の農家さんが使っている農業機械のメンテナンスや修理を行なっています。相馬は梨の名産地でもあるため、田植えや稲刈り時期に加えて梨の収穫時期にも繁忙期、すなわち突発的な機械の故障が多発するシーズンが巡ってきます。これは(言うまでもないことですが)農家さんにしてみれば絶対に避けたい事態ですので、なるべく多くのお客様が農繁期前に点検・メンテナンスを施して万全の状態でシーズンを迎えられるようサービスの提供に努めています。機械を点検していると、故障しそうな箇所と併せてそのお客様の使い方もだいたい判ってくるので、長く安心して使っていただくために使い方をアドバイスするのも技術スタッフの腕の見せどころだと思っています。

 私は元々営業職を志望していたので、技術職として本配属が決まったときは少し戸惑いました。けれども、定期的なメンテナンスにより本来の能力を発揮する農業機械の特性を知ってからは、「まず機械に精通しなければ営業としても歯が立たない」と腹を決め、イチから機械と向き合うことにしました。しかし私は文系出身。最初の仕事は、修理のために入庫した農業機械をきれいに洗うところからスタート。それでも、農業機械ってこんなに複雑なのか…、泥ってこんなにも落ちないのか…と、何もかもが発見の連続です。そんな私に先輩はいつも仕事の手を止めて丁寧に指導・説明してくれました。

 入社3年目の現在、私は農業機械に"モーレツ"にハマっています。もともと営業志望だったのにこんなにも機械にハマるなんて自分でもかなり驚いているのですが、とにかく農業機械はオモシロイです。用途に応じた種類が豊富なだけでなく、機械に仕事をさせるメカニズムが多様で、なかにはとてもユニークな機構もあったりして、興味と発見が尽きません。

 いま私がいちばん磨きたいのは、機械の異常を感知する能力です。あらゆる故障に対応できるようになるのはもちろんのこと、些細な兆候から機械の不調を察知して将来の故障を未然に防ぐ、そんな頼れるエンジニアになるのが私の目標です。(谷村 駿弥さん)

【宮城エリア/営業職】営農をトータルに支援できるコンサル・スキルを伸ばしたい!

  私が勤務する大河原営業所では、営業が私を含めて3名、技術スタッフが2名、そして担い手推進グループ1名の体制で宮城県仙南地区を担当しています。開設してまだ間もない営業所で、今まさに新規開拓に向けて鋭意挑戦しているところですが、当営業所は、新型機や実演機が多数揃っているほか、ICT技術で営農を管理・効率化する農業経営支援システム「KSAS」のプロモーション等に用いられるプレゼンルームが設置されるなど、未来型の農業を意識した営業活動に特化している点が大きな特徴となっています(営業所の建物も近代的でかっこいいです!)。

 この「未来型」というキーワードは、これからの農業を考えていくうえでますます重要になっていくと考えています。就農者の高齢化や担い手不足、増える耕作放棄地、米価の低迷…等々、さまざまな課題を抱えながらも「食」は国家の一大テーマです。手をこまねいてなどいられません。それに、クボタには日本の農業の未来を切り拓いてきた大いなる実績があります。このクボタのフロンティア・スピリッツを、私は前任部署の福島ソリューショングループで体感しました。ソリューショングループは、個々のお客様が抱える問題をクボタの総合力をもって解決するサポート部署。そこには新型機の実演から営農支援提案まで最新のクボタが詰まっています。それまでの私は、まず機械に関して経験を積む新人時代からのフェーズにあったと思うのですが、ソリューショングループを経てからは、農業経営全体を見据えて提案する次のステップへと進んだ気がしています。

 とは言っても、営業活動で大切にしていることは新人時代から少しも変わっていません。それは、【1】スピード感/常に準備を怠らない、【2】正直さ/わからないことを隠さない、【3】元気/まず明るい笑顔で安心していただく…の3つです。このモットーをいつも胸に、地域の農家さんを訪問しています。保有機械の種類や状態だけでなく、作付け面積とその収量・収入までトータルに見て提案できるコンサルティング・スキルをこれからもっと伸ばしていきたいと思っています。(太田 智大さん)

学生の方へメッセージ

 大自然の営みから「実り」を紡ぎ出す農業は、その土地のポテンシャルをどれだけ引き出せるかで生産量が大きく変わってきます。これまでの農業では、各農家さんが独自に「勘」を働かせることでそうした生産性の向上に努めてきました。つまり経験則の精度と蓄積量が収入に直結するわけです。また、大規模化が進む昨今の農業事情においては、スムーズな情報共有と作業効率の両立が大きな壁となっており、生産管理の面で悩む農家さんが増えてきています。

 そこで南東北クボタの登場です。私たちはいま、この「経験則」を農業機械群&ICT技術で詳細に管理・蓄積することで営農の効率化を図る「KSAS/クボタスマートアグリシステム」のプロモーションと普及に力を入れています。

 システムの一部を紹介すると、収穫時にコンバインが収集した米のデータ(収量・品質)を電子化されたメッシュマップに落とし込み、さらにこのデータを他の農業機械が共有することで、次シーズンには適切な施肥量や田植えがわかり、理想的な作業が実現できます。農業経営を一気に強化する、まさに未来型の改善プロセスといえるでしょう。

 南東北クボタには、この他にも皆さんが知らない驚きの技術&ユニークな取り組みがまだまだたくさんあります。気になった方はぜひ企業説明会へ!

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機械の自動化も未来型農業を語る上では大きなトピックのひとつ。農業を知り尽くし、農家に寄り添い続けてきた「クボタの歴史」があってこその未来といえるだろう。

マイナビ編集部から

 世界が認めるクボタのブランド力は、トラクタや田植機のシェアランキングを語る以前に、各農家の満足と安心のうえに明々と輝いている。それはすなわち南東北クボタのような販売会社のサービスがきちんと行き届いている証拠でもある。自家用車についても同じようなことがいえるのかもしれないが、農業機械という特殊な機能に特化したマシンが担う役割を考えれば、ユーザーである農家が販売会社に期待する対応力・技術力は自家用車の比ではない。国内シェアの約4割を占めるといわれるクボタのユーザーは、販売会社の担当営業と技術スタッフに対しても、製品と同等の信頼を寄せているのだろう。

 南東北クボタの若手に仕事の魅力を訊ねると、営業職・技術職を問わずほとんどの若手が「お客様との距離の近さ」をいちばんに挙げる。なかでも、丁寧な仕事に喜んでもらえたときがいちばん嬉しいと語る技術スタッフの笑顔がとても印象的だった。そこにはきっと、ユーザーとの信頼関係が若手を育て、そして成長した若手が自らのサービス・技術をもってユーザーの課題を解決していくという相乗効果があるのかもしれない。

 同社が求めるのは、自分から学ぶ意欲のある人。いまこそイノベーションが求められる農業に「若い意欲」がフィットすることは間違いないだろう。

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山形県、福島県、宮城県に営業所とサービスセンターを展開する南東北クボタ。世界が認めるクボタブランドのもとで地域の農業を応援し、日本の食を支えている。

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