最終更新日:2025/4/17

(株)ドコモCS

  • 正社員

業種

  • 商社(通信)
  • 通信・インフラ
  • 設備工事・設備設計
  • 情報処理
  • 専門コンサルティング

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

ドコモグループの最前線として、ドコモのサービスを幅広い分野で支える

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部署の異なる3名の社員にインタビュー

ドコモグループの中核企業として、さまざまな事業を手がける同社。ここでは営業、置局設計、端末評価の3つの仕事について紹介する。

●田中さん(写真右)
(株)ドコモCS 茨城支店 営業部 スマートライフ担当
2012年入社

●小俣さん(写真左)
(株)ドコモCS ネットワーク建設推進部 置局設計担当
2020年入社

●西岡さん(写真中)
(株)ドコモCS 端末技術部 端末評価担当
2020年入社

今後の目標は?

先々はもう一度、人材育成に携わってみたいという田中さん。「店舗や営業現場での経験も踏まえ、社員のモチベーションづくりに寄与していきたいですね」
将来的に出産を経験しても、キャリアを継続したいという小俣さん。「育休や時短勤務の先輩方も多く、子育て中の女性管理職もいるので、長く働いていきたいです」
スマートフォンなどの端末に関わる仕事をしていきたいという西岡さん。「端末に関わるいろいろな仕事を経験し、エキスパートをめざしていきたいと思います」

【田中さん】ドコモショップの運営支援やdポイント・d払い加盟店の開拓に従事

私は、ドコモショップの店舗運営や人材の育成などに携わり、2022年から茨城支店の営業部で働いています。ミッションは大きく二つ。一つは茨城支店管内にあるドコモショップの営業サポートです。業績向上のための施策を考えて実行していきます。もう一つは、dポイント・d払い加盟店の新規開拓です。サービスが利用可能な店舗を増やすため、商工会議所などと連携して地域の店舗にキャッシュレス化を提案しています。

ドコモではスマートライフ事業を推進しており、キャッシュレス化もその一つ。スマートライフ事業とは、人々の暮らしをより便利で豊かにするために、さまざまなサービスを提案する事業です。街のお店のキャッシュレス化を中心に、ふるさと納税・投資サービスなどの金融商品に関する店頭サポートや、エンタメ系サービスの体感など、さまざまな新しいサービスによってドコモショップの利用機会を作り出しています。

店舗サポートの仕事では、業績アップのために提案した施策がうまくいき、営業成績が良くなったり、お客さまに喜ばれたりすることがうれしいですね。加盟店を増やすための営業では、ご提案によってdポイント・d払いの使えるお店が増えることに手ごたえを感じます。dポイント・d払いの使えるお店が増えることで、たくさんの人に便利かつお得に買い物してもらえて、より豊かな生活に貢献できることがやりがいになっています。

当社はチームプレーの会社です。営業ではそれぞれ目標数値を持っていますが、達成できない仲間がいれば、どうすればうまくいくかをみんなで考える。他のメンバーに同行することでお互いの営業スタイルを学んだり、リーダーが同行してサポートしたり、協力しながら成長していけます。また、研修も充実しており、やる気があれば学ぶ機会は豊富。「これを学びたい」ということがあれば、上司も快く送り出してくれます。

【小俣さん】ドコモの通信品質を決める、置局設計を担当

学生時代は情報通信工学科で学んでおり、就職活動では学んだ知識が活かせる、通信系の企業を検討しました。最終的に当社を選んだのは、説明会や選考を通じて、社員の方たちの人柄に触れたことが大きかったですね。親身に話を聞いてくれたことが印象的で、とても好感を持ちました。入社後は基地局の保守・保全に携わり、3年目からは建設部門にて、基地局の設置場所や構成を設計する置局設計業務を担当しています。

基地局は電波をコントロールし、通話やメールなどを可能にする設備です。仕事では、まずは基地局をどこに建てるかを考え、周辺環境の調査なども行います。調査でOKとなったら、今度はどんなアンテナを使うかなど仕様を決め、設計していきます。この業務には、電波や各種装置、シミュレーションソフトなどの知識が必要となりますが、それらの知識は社内外の研修やOJTを通じて、身につけることができました。

快適な通信には、適切な場所に適切な仕様の基地局が必要です。スマートフォンなどの使用に欠かせない通信ネットワークを一から作り出せるところに、この仕事のやりがいを感じています。例えば、「電波が入りづらい」といった相談が寄せられれば、アンテナの向きを変えるなどして問題を解決することも可能。スマートフォンが手放せない現在において、社会貢献性の高い仕事といえます。

職場の雰囲気については、先輩が優しい方ばかりで若手を気にかけてくれます。入社した当時はコロナ真っ只中で、なかなか対面で仕事することができませんでしたが、それでも電話などで「大丈夫そう?」と声をかけてもらっていました。また、有給休暇がとりやすいことも働きやすさの一因となっています。ほとんどの人が20日間の有給休暇を使い切っており、私も「疲れが溜まってきたから休もう」という感じで気軽に取得していますね。

【西岡さん】発売前のスマートフォンを試験し、不具合のない製品を世に出す

スマートフォンが好きだったことから、高専で5年間、情報工学を勉強しました。当社を就職先として選んだのは、スマートフォンに関するサービスで人々の役に立ちたいと考えたからです。入社後1年目は、端末サポート本部の各部署について学ぶ研修を受けました。2年目からはコンタクトセンターにてスタッフ用のマニュアル作成に従事し、2024年より端末技術部で働いています。

端末技術部で私が担当しているのは、発売前のスマートフォン端末の評価。世に出る前の端末をメーカーから預かり、ユーザー目線で不具合や誤動作がないかをチェックし、結果をメーカーにフィードバックしています。文字を拡大した際に画面から見切れてしまわないか、カメラを連写してアプリが落ちないかなど、あらゆる使用状況を想定して評価するため、スマートフォンに関するマニアックな知識も身につきます。

スマートフォンが好きな私としては、世の中に出る前の新機種に触れられるのが、この仕事の楽しいところ。私たちが端末を評価して見つかったバグが修正され、様々な部署と連携を行うことで、はじめて新機種が販売可能になります。発売可能が判断されると広告も流れ始めるため、携わった機種をテレビCMなどで見かけるとうれしくなりますね。自分が行った評価によって品質が改善され、お客さまに快適に使ってもらえると考えると、やりがいを感じます。

普段の仕事では黙々と評価試験を行っていますが、社員の皆さんは話しやすい方ばかりで、わからないことなどはお互いに相談し合える環境です。基本的に在宅勤務ですが、WEB会議ツールや電話で気軽にコミュニケーションが取れています。また、フレックス制を導入しており、「7時から仕事を始めて15時半に退勤する」といった柔軟な働き方も可能。有給休暇が取りやすい環境なのも、ぜひお伝えしたいポイントです。私も有給休暇を利用して、同僚とスイーツ巡りをしています。

学生の方へメッセージ

近年ではスマートフォンやタブレットを一人一台以上持つようになってきており、通信インフラが人々の生活に貢献する機会はますます広がっています。政府が推進するSociety 5.0(サイバー空間と現実空間が融合する社会)においても通信インフラは欠かせません。通信技術や情報処理技術の発展で変わっていく未来に、変化を起こす当事者として関われるのが当社の仕事です。

そういうと、「ちょっと難しそう」と感じる方もいるかもしれませんが、業務に必要な知識や資格は、入社した後にしっかりと身につけることが可能です。そのため、情報処理や工学系の知識が必要となる技術系職種であっても、実は半数以上が文系学部の出身者です。通信技術などを学んでいなくても、どなたにでも挑戦のチャンスがあります。

また、当社の社風について社員に話を聞くと、「誰とでも話しやすい、相談しやすい」という声がよく出てきます。内定者に聞いたアンケートでも、「この人と一緒に働きたいと思った」など、社内の雰囲気の良さが入社の決め手になったという方が多いですね。風通しがよく、どなたともコミュニケーションを取りやすい環境なので、「人が好き」というタイプの方はいきいき働いていけると思います。

<総務部/採用育成担当>

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会社説明会の際には座談会や先輩社員インタビューなどのイベントもあり、社員と話す機会は多い。実際に同社で働く人たちの人柄に触れる良い機会になるだろう。

マイナビ編集部から

ドコモCSは、dポイント・d払いの加盟店開拓、ドコモショップの運営支援、ユーザーへのアフターサポート、各種端末の評価、基地局の建設・保守など、幅広い事業を展開するドコモグループの中核企業だ。近年ではとくに、ドコモが持つ会員基盤などを活かしてスマートライフ事業に力を入れ、各種サービスを充実させていく方針。それゆえ、さまざまな業務に挑戦していくことが可能となっている。インタビューでは、営業、置局設計、端末評価の仕事を紹介したが、挑戦できる職種はまだまだ多い。

技術系職種でも半数以上が文系出身者なのは、大きな特徴の一つだろう。社内外で行われる各種研修やOJT、ジョブローテーションなどを通じて、さまざまな知識・技術を身につけ、どんなキャリアも目指すことができる。社員の声も大切にしているため、キャリアの希望も伝えられるし、若手でも業務に関する忌憚のない意見も伝えられる。スマートライフ事業の推進によって、どんどん新しい取り組みをしている同社。若手ならではの柔軟な発想を生かし、のびのびと活躍していける会社だと感じた。

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同社では約3年周期でジョブローテーションを実施している。定期的に行う上長との面談でキャリアについての希望を伝えることで、さまざまな部署の仕事に挑戦していける。

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