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最終更新日:2025/4/16
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部署名第一農場
仕事内容豚の糞尿処理・農場管理
私は、場長になり第一農場全体の管理をしています。農場全体の段取り、人の管理、機械の管理、豚の管理以外にもたくさんの事があります。中でも失敗すると大変な事になるのが浄化槽の管理です。糞と尿は豚舎の中で分離して排出されるようになっており、尿は活性汚泥法を用いた浄化槽で処理し、糞と汚泥はコンポストで堆肥化しています。ただ、近隣への配慮から第一農場にはコンポストは設置しておらず、少し離れた場所にある当社の「堆肥センター」という施設に糞と汚泥を運んで処理してもらっています。工具や部材など、必要な際にすぐに使用できるよう、工具室の整理整頓を進めたり、あらゆるところに目を配り皆が働きやすい農場にしていきたいと考えています。
第一農場の前に配属された飯岡農場で、1月ごろに浄化槽でバルキングを起こしてしまったときは大変でした。豚舎内で溢れた液状飼料が尿と一緒に浄化槽に流入し、曝気には通常の3倍ぐらいの時間がかかり、備え付けのポンプで集水できないくらいにしか汚泥が沈殿しないことが、水温が上がるまでの5か月ぐらい続きました。ちょうど同じ頃、糞や汚泥を処理するコンポストも調子を崩してしまい、処理しきれない分の糞や汚泥を堆肥と混ぜて、農場内の空きスペースに毎日積み上げていました。糞も尿も毎日出てくるものであるため処理を休むことはできず、毎日出口の見えない状況の中で、原尿槽が溢れないようやりくりし、コンポストの様子を見ながらできるだけの糞と汚泥を投入し、凌いでいくことが大変でした。そして上司と一緒に浄化槽とコンポストを復旧させながら、浄化槽のバルキングが収まるまでの約5か月間を凌ぎ切り、農場内に積み上げた、糞や汚泥を堆肥と混ぜたものを4~5か月かけて片付けられたときは、大きな達成感と喜びを感じました。
環境問題に関心があり、膨大なエネルギーを使って処理の難しいものを作り続ける社会に疑問を感じており、人間が生きるために無くてはならないものの一つ、食料の生産に携わりたいと考えていました。そのようなときに、食品製造副産物から飼料をつくり、環境に対して高い意識を持ったこの会社の求人を見つけ、入社したいと考えました。
妻子がいるので一人気ままに出かけることはほとんどありませんが、ときどき家族で銚子や成田のショッピングセンターに出かけたり、桜や紅葉を見に行ったりしています。普段は家庭菜園を楽しんだり、庭の雑草取り、生け垣の剪定をしたりもしています。もう少し一人の時間が取れるようになれば、魚釣りを楽しみたいと思っています。
創業50年ですが、新しい知見や技術を取り入れて、常に成長し続けている会社だと思います。また、この仕事はちょっとした豚舎の修理や改修、重機の整備、給餌や排水などの設備の修理など、様々なことを自分たちで行う必要があり、様々な知識、技術が必要とされる仕事で、様々な得意分野を持った人たちが活躍しています。若くても、得意分野を生かして仕事ができるようになれば会社はしっかりと評価してくれるので、やりがいのある会社だと思います。