最終更新日:2025/4/24

セントランス(株)

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 受託開発
  • ソフトウエア
  • 半導体・電子・電気機器
  • 建設
  • 建築設計

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

入社4年目で希望どおりのフィールドで活躍する若手社員2人の働き方

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充実の研修制度やチャレンジできる環境で代替のきかない人財へ

●金子さん
第三エンジニアリング事業部 2021年入社

●長峯さん
第三エンジニアリング事業部 2021年入社

技術者専門のアウトソーシング事業を展開するセントランス。「私たち一人ひとりが代替のきかない人財になる」を経営理念のひとつに掲げ、技術者の育成や働きがいのある職場づくりに力を入れている。そうした環境のもと、希望するフィールドで、着々と望みどおりの働き方を実現しつつある入社4年目の若手お二人に、仕事の面白さや取り組む姿勢、研修体制などをうかがった。

先輩社員からひと言

「クライアントから厚い信頼を受けている当社では、フロアの半分が当社の技術者で占められています。クライアント先常駐でも、安心して仕事に取り組めます」(金子さん
「IoTやファイヤーウォールは、大学でも勉強していなかった分野。でも、新しいことにチャレンジして、新たな知見を身に付けていくのは、とても楽しいですね」(長峯さん)
同社では、社員一人ひとりが『代替のきかない人財』になるために、教育に力が注がれていることはもちろん、互いに学び合う企業文化が根付いている。

「遠慮しない」姿勢で仕事に臨み、着実にスキルアップを実現

私は大学で情報系を専攻していました。ITは世の中に不可欠な技術であり、活躍できる分野も幅広いと考えたのです。また、宮城県の出身で、小学6年生の時に東日本大震災を経験。社会インフラの大切さも痛感していました。そうした観点から企業研究を行い、目に止まった数社のうちの1社がセントランスでした。
ITの分野で技術者として活躍できる幅広いフィールドがある上に、事業領域もインフラに関わるエネルギー分野に強みを持っていることに魅力を感じたのです。入社後は独自の社内教育制度である「セントランス学校」で研修を受け、希望どおり火力発電所のセキュリティや効率化のシステムに関わるチームに配属されました。

配属されてまず心掛けたのが「遠慮しない」ということです。当初は、忙しい先輩に気兼ねすることもあったのですが、どうしたら早く仕事が覚えられるかを考えたとき、自分の消極的な姿勢が邪魔をしていることに気付きました。
以来、わからないことを聞くことはもちろん、自分なりにどうしたいかを積極的に先輩と話し合うようにしました。セキュリティは大学では学んでいない分野でしたが、姿勢を変えたことで着実にスキルアップすることができたのです。半年ほどでシステムが検知した異常の原因を1人で突き止められるようになったほか、2年目には出張での業務も任せてもらえるようになりました。1人で大手ガス会社に出向き、セキュリティソフトのバージョンアップを実施。事前の準備をしっかり行ったことで、問題なく仕事を完遂することができたのです。3年目にはセキュリティ関連の仕事は、私に任せていただけるようになりました。4年目からは新規事業として、一個下の後輩とサイバー攻撃を防ぐホワイトリストの作成業務も始まりました。仮想環境に攻撃を行うことで、どの経路から侵入される可能性があるか、攻撃されないために必要な設備は何かなどを地道に検討し検証を繰り返しています。

現在は、チームのサブリーダーに任命され直属の後輩ができ、教育をしながら一緒に業務を進めています。また、チーム全体を見て手が足りていないところがあればサポートに入ることもあり、これまでの経験をチームに柔軟に還元できるようにもなってきました。今後はさらなるセキュリティ業務の拡大と、自身の専門知識を深めたいです。
<金子さん>

豊かな暮らしを支えるエネルギー分野で、責任を全うするやりがいを実感

企業研究では思うように自分のやりたいことが見られず、その中で、セントランスに出会いました。大手メーカーを中心に最先端の技術領域で事業を展開しているクライアントが多く、ITで社会に貢献する仕事に就けるチャンスがあることや、代替のきかない人財へと成長できる環境があることも大きな魅力でした。入社後、「セントランス学校」で研修を受け、現場に配属となりました。

最初に携わったのは、水力発電所内におけるIoT関連の仕事でした。インターネットを介して各種設備機器から送られてきたデータを、クラウドに蓄積する仕組みづくりです。大学でIT系を学んでいましたが、システムに使用するファイヤーウォールの設定は初めてのこと。テスト送信でエラーが出て、その原因を突き止めるのに苦労するなど、いくつかのトラブルにも遭遇。試行錯誤したおかげで、ファイヤーウォールに関する知見を深めることができました。

2年目から水力発電所を遠隔操作するためのソフトに携わりました。数千個の信号をファイルに設定してソフトに読み込ませさらに設定をしていく業務です。ハードに書き込み後、テスト・デバックを繰り返してソフトを作成しました。テストで問題が発生した際は、自分で調べたり、ハードの設計の方に問い合わせをしたりしてあらゆる原因を洗い出し、トライアンドエラーを繰り返して地道に努力を重ね、解決してきました。

クライアントにとっても新しい技術を採用したシステムなので、未知のことが少なくありません。大変ですが、新しい技術にトライできるのは楽しいです。
どの現場に携わる時も、モットーにしたのは自分の責任を全うすることです。水力発電も豊かな暮らしを支えるエネルギーを生み出す重要な社会インフラなので、万が一にも自分の仕事でトラブルを発生させるわけにはいきません。また、開発したシステムがブラックボックスにならないよう、後から他の人が見てもわかりやすくなるように留意しました。

4年目の現在はチームのサブリーダーに任命され、新規事業としてがんの治療装置の補助をするソフトの改修に携わっています。
まずは現在の業務で専門的な知見を深め、ゆくゆくはセントランスの良さを生かして、いろんな分野の仕事に携わりたいと思っています。
<長峯さん>

新入社員一人ひとりに応じた研修内容で、着実に基本的なスキルを習得

仕事面だけでなく研修制度が充実していることも、セントランスの大きな魅力のひとつです。手掛ける事業において幅広い活躍の技術領域があることから、独自の「セントランス学校」では、希望に応じてITとCADのどちらかのコースを選べるようになっています。私の場合はITコースを選択。コンピュータの仕組みに関する基本知識や基本情報処理の資格取得に対応した内容、Excelのマクロ機能等について学びました。
特に、現場に出て役に立ったのがコンピュータの仕組みを学べたことです。仕組みを理解できたことで、ソフトのバージョンアップを図る際にもミスのない業務を積み重ねることができたのです。また、研修成果として基本情報処理技術者の資格も取ることができました。もちろん、資格にチャレンジした際には、参考書の購入や受験費用等のサポートも受けられました。良好なワーク・ライフ・バランスで働ける環境なので、空いている時間を有効に使って自己啓発に取り組み、応用情報処理技術者の資格も取りたいと思っています。
<金子さん>

「セントランス学校」での研修は、画一的なものではなく受講者一人ひとりに応じた内容になっていたので、とても勉強になりました。私の場合は大学時代、CやC++、Javaといったプログラミング言語を学んでいた上に、応用情報技術者の資格も取得していました。そのため、プログラムについては大学で学んでいないVBAの研修を受けたほか、資格取得の研修は高度情報処理技術者に関する内容。DBについても学ぶことができました。
また、こうした技術的な研修だけでなくビジネスマナーについての研修もありました。現場に出て役立ったのが、「ホウ・レン・ソウ(報連相)」の大切さを理解できたことです。業務はチームで進めていくため、これらがとても重要になります。例えば、仕事に行き詰まった場合にも、「ホウ・レン・ソウ」をしっかり行っていれば、先輩をはじめ周囲がしっかりサポートしてくれるので、乗り切ることができるのです。
<長峯さん>

学生の方へメッセージ

企業研究でポイントにしていたのは、大学での専攻が生かせることと、豊かな暮らしを支える社会インフラに関わる仕事ができること。この2つの観点から企業を絞り込むなかで、セントランスに出会うことができました。現在、思ったとおりの仕事ができているのも、このアプローチの仕方が間違っていなかったからだと自負しています。皆さんにも、就職活動の軸を明確にして企業研究を進めることをおススメします。(金子さん)

私の企業研究があまりうまくできなかった原因は、あまり深く考えず漠然と取り組んだことにあったと思っています。そのため、自分のやりことは何なのか、会社に求めるものは何なのかをしっかり考察。仕事を通して自己成長したいという想いに気付き、セントランスを選んだわけです。実際、職場には手本にしたい多くの先輩がいて、学び合う企業文化もあり、自己成長できている実感があります。皆さんも焦る必要はありません。まずは自分が仕事や会社に何を求めているかをしっかり把握した上で、腰を据えて企業研究を進めてください。(長峯さん)

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同社では、技術力で日本の未来に貢献するために、人と人とのつながりが大切にされている。年齢や社歴、役職等に関係なく、フランクに話し合える環境がある。

マイナビ編集部から

技術系アウトソーシングの企業では、クライアント先常駐での仕事になるケースがほとんど。しかし、同社ではクライアントからの信頼が厚いことから、取材した2人のように同じ会社の社員でフロアの半分を占めるなど、自社のオフィスとほとんど変わらない環境で仕事に取り組めるので、安心感が高い。しかも、長峯さんによれば、職場の人間関係に悩むこともないという。また、社員の一体感を高める仕掛けも多い。写真で取り上げた『未来会』はそのひとつ。資格取得や英語力など自己啓発のための勉強会も、Webを使って開催している。互いに学び合う企業文化も、しっかり根付いているようだ。

技術者を目指すなら、仕事を通して成長したいと願う人は多いだろう。その点、同社には、安心して長く働くことができ、技術者として着実に成長できる環境があることは間違いない。今回の取材では、たまたま2人とも情報系の出身だったが、こうした環境が整った同社なら専攻は関係ない。チャレンジ精神旺盛で、仕事に明確な目標を持って臨める人なら、代替のきかない人財に成長できるに違いない。

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年1回、全社員を集めて開催される「未来会」。各事業部の部長から事業計画の発表等を行うことで、一丸となって事業に臨むためのベクトル合わせを行っている。

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