最終更新日:2025/4/25

花王ロジスティクス(株)

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 物流・倉庫
  • 陸運(貨物・バス・タクシー)
  • 環境・リサイクル
  • 検査・整備・メンテナンス
  • その他メーカー

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

花王グループの最終ランナーの重責を果たすため、奮闘する社員たち

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物流のエキスパートとして活躍する、秘められた想いとは

大塚葉月(岩槻LC バラグループ 2020年入社)
相馬裕太郎(岩槻LC 品質管理担当 2015年入社)
横尾静司(岩槻LC 庫内マネージャー 2009年入社)

最前線で活躍する3名の先輩社員に、入社の経緯や、現在の仕事の中身、今後の目標などを伺ったリアルな花王ロジスティクスストーリー。

先輩社員の声

現場で働く人を大切にすることで業務の効率化や全体のパフォーマンス向上につながる環境を整えています。
問題点にフォーカスし改善策を自ら考え、発信し実践。現場の士気を向上させるよう環境を整えることで成果を発揮し、会社全体の活力になるよう取り組んでいます。
挑戦することでしか得られない経験を糧に成長する。拠点長や大型拠点のマネージャーなどのキャリアを通じて、新たな目標と課題に向かって日々精進しています。

入社3年目、自分発信でレイアウト変更にチャレンジ。生産性向上に貢献。

学生時代に物流倉庫でアルバイトをしていた私。人が起点となってモノが動いていく物流の面白さに触れたことがきっかけで就職活動では物流業界を志望。大手で基盤が確立されていることに加えて、若手からチャレンジできる環境があると感じて、花王ロジスティクスに入社を決めました。

入社後、化粧品を扱う拠点で3年間バラ出荷(商品を1個ずつ仕分ける工程)を担当した後、家庭品を扱う拠点に異動し、現在はバラ出荷業務のリーダーを担当しています。2拠点目に異動した当初は、同じ業務でも扱う商品が違い、出荷する商品数も格段に多くなったことに加えて、一日の流れも大きく異なったので、戸惑いを感じる部分もありました。しかし、慣れとともに業務リーダーとして全体を見ていく立場ともなり、自分自身の視野が広がったと成長も実感できています。

物流の仕事は、パートナーの方々の力が決して欠かせません。だからこそ、現在100名ほどのパートナーを管理する立場として心がけているのは、一人ひとりとのコミュニケーションです。当たり前のことであっても、仕事をお願いしてやっていただいたときに「ありがとう」や、自分が間違えたときに「ごめんね」といった一言を必ず声がけするようにしています。そういった日々のコミュニケーションが信頼につながりますし、例えば、繁忙期に協力の依頼に応えてくれやすくなるなど業務の進めやすさを実感しています。

私が一番記憶に残っているのは、入社3年目に、倉庫のレイアウトを変更したいと提案したときのこと。現場で実際に働く人にとっては、日々のオペレーションが変わることを意味するので、反対の声も小さくなかったのですが、生産性が絶対に上がると訴えて、レイアウト変更を実施。変更後、生産性が大きく向上したことが目に映る数字でも証明でき、周囲からも喜びの声ももらい非常に嬉しかったですね。花王ロジスティクスは若い人の意見でも、正当な意見は汲んでいただけるやりがいのある会社だとあらためて実感しました。

品質管理という点でも、品質や安全について改善点を上に報告することで、「やりたい」を形にしていけるのがこの会社のいいところ。今後はさらに経験を重ねて業務の幅を増やし、どんどん挑戦していきたいです。

拠点総員体制で、品質改善活動を実施。劇的な改善を果たし、社長賞を受賞。

私の入社のきっかけとなったのは、学生時代のアルバイト。物流関係でアルバイトをしていたことで、物流のインフラとしての大事さを学びました。よく物流は血液に例えられますが、まさに物流が止まったら、社会が動かなくなるのだと実感しましたね。就職活動はその経験から物流業界を志望し、メーカー物流として、花王グループの総合力やスケール感に魅力を覚えました。

入社後は、出荷業務の担当、物流システム管理を担当し、出荷作業の進捗管理や在庫管理の基準となる情報管理を行う業務の担当を経て、現在は品質管理を担当しています。品質管理は取扱品の品質維持や事故防止など、さまざまな観点における物流サービスの品質を管理しますが、なかでも重要なのが正確性。指定の納期に間に合わせ、出荷できるように進捗管理をしながら正確な時間に、正確な数量、汚破損なく、商品を製造したときと同様の品質を維持したままお客様にお届けすることが大きな役割。それもあって、私がポリシーとしているのは、仕事には相手がいることを忘れないこと。例えば、配送時間に遅れれば、その商品が入荷されることを予定して確保していた人員が無駄になり、最終的にお客様にご迷惑をお掛けすることになります。そういった一つひとつの業務の先に、お客さまや関係者がいて、その想いに応えなければいけないと常に意識しています。

記憶に強く残っているのは、2拠点目で品質管理をしていたときに、品質の改善成果が出たこと。それまでこの拠点は、他拠点と比べると品質が劣っていたんです。私が担当になり、品質を改善していくために、一から体制を見直しました。個別に具体的な目標を立てると同時に、企業として存在価値を示すために品質を担保することはとても大切であるということを従業員全員に共通認識として持ってもらい、メンバーとコミュニケーションを取り、品質活動に取り組んでいきました。結果として、全拠点の中で最も品質が改善され、社長賞をいただくことができました。目に見える結果が出せたことは大変嬉しく、大きな自信にもつながっています。

花王ロジスティクスには、人を大切にする風土があり、年齢問わず意見を吸い上げて、やりたいことをサポートしてくれる環境があります。チャレンジできる環境を生かして、マネージャーや拠点長といった拠点を任せていただける力をつけ、会社を引っ張っていける存在になっていきたいですね。

マネージャーとして、部下の成長を促すことが自身のやりがい。

2009年に新卒で入社して以降、1年間の研修を受け八王子LC 、川崎LC、川崎SP※の立ち上げ、羽生LC所長で立ち上げ、岩槻第二LCマネージャーと経て、2025年より岩槻LCマネージャーを務めています。 ※SP(Stock Point 中継在庫拠点)
庫内マネージャーは拠点内の安全・安心や、間違いのない作業を実行できる職場環境の整備、柔軟かつ迅速に物流サービスを提供できる体制づくりなどにもあたっています。

私が仕事していく上で心がけているのは、楽しく仕事をするために積極的にコミュニケーションを取ること。
社員だけでなく、パートナー社員の方々にもできる限り声をかけて回るように務めており、それは庫内マネージャーの立場として一層大事にして実行しています。
また部下を指導する立場として気を付けているのが、自ら考えてもらい、それを実行してもらうこと。決して否定せず、まずはそれをやっていただくことが大事であり、たとえ失敗しても、きちんとフォローしていきますし、それはかけがえのない財産になります。そういった経験を積んでいただくことで、成長していく姿を見られるのが今の仕事のやりがいですね。

私にとって大切な経験になっているのは川崎SPの立ち上げ、羽生LCで所長として立ち上げたこと。拠点の立ち上げは0を1にすることの大変さを痛感しましたが、経験できたことは非常に大きな財産であり、私の血肉となっています。
現在は大型拠点のマネージャーですが、今後目指すのは大型拠点の所長です。そのためにも、現場運営スキルやイレギュラーな事態への対応力にも磨きをかけていくことが今後の自分自身の課題、より経験を積んで、従業員から信頼される拠点運営を任されるようになっていきたいです。

学生の方へのメッセージ

まず、花王ロジスティクスの最大の特長であり、強みといえるのが花王グループに属すること。そもそも花王の扱う商品が生活品や化粧品なので、景気動向にあまり左右されずに需要があるため、その物流を担う私たちの仕事も非常に高い安定性があります。また、花王グループの一員として、生産や営業を担う人たちと一緒に研修を受ける機会もありますし、グループ連携もスムーズにできる体制が整えられています。

そのうえで、花王ロジスティクスはチームワークが大変重視される職場ですので、若手でも思っていることが発言しやすく、自分の意見や主体性を発揮しやすい環境にあります。そこで、多くのパートナーの方たちをマネジメントしていくうえで必要となるのがコミュニケーション。パートナーにはいろいろな属性の方もいますし、年上の方も多いので、その方たちと会話を交わしながら、意志を伝えていくことが必要となってきます。とはいえ、決して難しいことではなく、集団のなかでチームワークを大事にしてきた経験や、アルバイトで頑張ってきた経験など、あなたが今までやってきたことがきっと生かせるでしょう。

中長期的なスパンで、人を育てていく環境が当社にはあります。ぜひ腰を据えて、着実に成長していってください。

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リーダーとして現場を動かすためのスキルが身につけることができます。責任もありますが、だからこそ得られる経験や成長する楽しさを感じてください。

マイナビ編集部から

シャンプーや石鹸、化粧品などの花王製品が全国の小売店に届くまでの物流を一手に担う花王ロジスティクス。その一番の強みはやはり花王グループの持つ強固なバックボーンといえるだろう。安定的な基盤が構築されているからこそ、憂いなく、日々の仕事に邁進できる環境が整備されている。そのうえで、グループで密な連携ができることで、一つひとつの仕事にも花王ブランドを背負う責任感を持ち、モチベーションが高く維持されているのだと感じた。今回、取材で話を伺った一人ひとりからも、言葉の端々に花王愛がにじみ出ていたのが、また印象的であった。

物流業界と聞いても、イメージをはっきりと持てない学生の方も多いと思うが、花王製品を世の中に送り届ける興味を持っていただいた方は、ぜひとも会社説明会などに参加して、そのダイナミズムに溢れた仕事を自身の目と耳で確かめてほしい。

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物流サービスのより良い形を目指し成長し続ける姿勢があります。相手を思いやる気持ちや自分の考えを行動に移したいというチャレンジ精神をあふれる方をお待ちしています。

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