(株)ヨークベニマル

私は現在グロサリー部門の担当者として配属されて４年目です。グロサリー部門とは、お米、調味料、飲料、お酒、お菓子、たばこ、日用品などの商品を扱う部門です。
毎日の仕事内容は、日々売れて棚から無くなってしまう商品を、数量を決めて発注することと、前日発注して納品された商品を棚に並べることです。その他にも、季節に合わせた定番商品の入れ替えや、アルバイトのメンバーさんの教育、毎月のシフト作成等も行っています。
また、ハロウィンやクリスマス等、イベントに合わせたコーナーを提案して実際に作ったり、魅力的な新商品を紹介する売り場を作ったりすることもあります。
常に新しい季節、新しい商品を先取りして早め早めに売場を回していかなければならないため、その日その週に何をやるか、次にやらなくてはいけないことは何か、というのをいつも考えながら作業を行っています。

私は大学時代スーパーで試食販売とレジのアルバイトをしていて、就職活動を始めた当時も、ただ漠然と「お客様に喜ばれる仕事がしたいなぁ」とだけ考えていました。そこで「アルバイトで経験していない職種に挑戦したい！」と、最初は金融などの営業系の面接ばかり受けていました。しかし、自分が売りたい商品を持って直接お客様の元へ出向き商品を買ってもらう営業職と、お店に商品を並べ、来てもらったお客様に対してサービスをする販売職。同じ「お客様に接する仕事」でもこの２つには求められる能力に大きな違いがあったのです。
自分には営業ではなく販売が向いているのではないかと思い、昔から食べることが大好きな私は「やっぱり食べ物を売る仕事に就こう！」と決意。そして最初に受けたのが地元で小さい頃から馴染みのあったヨークベニマルでした。調べてみると地元の福島県だけでなく、近隣の県にも２００店舗以上のお店があることが分かり、そんな大きな企業で自分のやりたい仕事が出来たら素敵だなと思い、入社を決めました。

一番のやりがいは「人から必要とされること」です。売場でお客様をご案内したり、欲しい商品を一緒に探した時などに「ありがとう。助かりました。」と言ってもらえた時はとても嬉しく感じます。地域のお客様にとって、お店は毎日食べる食品や生活必需品を買うために無くてはならない存在です。しかしそれは一軒だけではなく、周りには同じようなお店が沢山あります。そんな中で、このお店を選んで来てくれたお客様に、私たちができるサービスを最大限してあげたいと日々考えて行動し、実際にそれがお客様に喜ばれて「ありがとう」と言ってもらえたとき、この仕事をしていて良かった！と感じます。
また、最近は部門の中でパートやアルバイトの社員さんに様々な仕事を教える立場にあります。日々の作業に追われながらも、パート社員さん1人ひとりに合わせて時間をかけて教えていくことで、今まで出来なかったことがどんどん出来るようになり、部門全体のレベルが上がっていくことに喜びを感じます。こうしたマネジメント業務も、難しいながらも大きなやりがいを感じる仕事です。

一番は物を売ることが好きなこと。特に食べ物が好きで、食べ物に関わる仕事がしたいと思っている人が向いていると思います。自分が好きじゃないものをお客様に勧めても、お客様にはきっとそれが分かってしまうと思いますし、好きじゃない仕事は続かないと思います。
また、コミュニケーション能力も重要だと思います。毎日ご来店される様々な年代・性別のお客様に親しみと思いやりを持って接することが大切だと日々感じています。またお客様だけでなく、同じお店で働く上司やパート社員さんとも沢山コミュニケーションを取って、共に働く仲間を大切にできる人が活躍できると思います。仕事をしていて困ったことがあっても、仲間がいれば相談できますし、先輩方から沢山アドバイスを頂くこともできるので、そういった味方を沢山作れる人ならきっと良い仕事ができると思います。