最終更新日:2025/4/10

大和ハウスリアルエステート(株)

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 不動産
  • 不動産(管理)
  • 住宅(リフォーム)
  • 建設
  • 建築設計

基本情報

本社
東京都、大阪府

取材情報

研修・教育について伝えたい

「人を大切にすること」からはじまる、大和ハウスリアルエステートの不動産ビジネス

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不動産は奥が深い!だからこそ成長の伸びしろがある!

総合不動産会社として、新しい時代の不動産ニーズに応え続ける大和ハウスリアルエステート。今回は、そんな同社の教育や人材に対する考え方について、採用および人材育成担当の方々にお話を伺いました。

●横地 夏菜子さん(左)
経営管理本部 総務・人事部 採用教育課
2019年入社

●山下 要さん(右)
不動産流通事業部 事業統括部業務推進室 主任
1998年入社

インタビューに応じてくれた先輩たち

「選考段階で大切にしているのは“相互理解を深める”こと。互いを理解することで、入社前後のギャップも解消されます」(横地さん)
「“間違う”ことは決して悪いことではありません。間違うことで理解が深まり、それが経験となって知識が身につきます。それが当社の文化なんですよ」(山下さん)
新たな仲間への期待を語ってくれたお2人。手厚い教育体制の中で、総合不動産事業という大きな可能性を追い求め、確実にステップアップできるフィールドが広がっている。

採用活動も配属も、「人」を最優先に!

当社の採用におけるキーワードは「人」。

新卒の方は社会人経験がなく、不動産業務に直接関わったことがない状況からスタートします。そのため、「現時点で何ができるか」よりも、「これからどのように成長できるか」を重視しています。学歴などよりも、それ以上に「この方がどのような人なのか」「当社に入った場合、どれくらい成長する可能性があるか」といったことを大切にしています。

また、当社の採用活動では就活生へのフィードバックや選考のフォローも大切にしています。多くの学生の方にとって不動産業界は馴染みがなく、仕事内容がよく分からなかったり、未知であるがゆえに不安を感じたりする方もいることでしょう。そのため、ゼロから分かりやすく説明し、個別に疑問を解消する場を設けています。

入社後の配属については、内定後にヒアリングを行い、第3希望までお聞きしています。組織の状況や本人の適性を考慮しながら、可能な限り希望に沿った配属ができるよう努めています。当社で働きたいと思って入社した方には、モチベーションを持って働いてもらいたい、という想いがあるからです。

今回の採用は、将来的に幹部への成長を期待した全国転勤の可能性がある総合職採用です。しかし、入社後に社員の家庭環境やライフプランが変わる可能性もありますので、当社では転勤のない地域限定総合職への転換が可能な「地域限定職選択制度」を設け、社員1人ひとりのキャリアや価値観に寄り添うことを大切にしています。

さらに例年入社後の配属は、不動産流通事業部に配属され、不動産の知識や営業の基礎を学び実践していきますが、半年後は他の事業部への希望をヒアリングしたうえで、再配属しています。新卒の方にとって、入社前のイメージと実際の業務にギャップが生じる可能性があります。そのギャップを解消し、より適したキャリアステップを歩んでもらうために、この制度を利用することができます。そんな柔軟な制度を設け、ライフスタイルに合わせて働きやすい環境を整えているのも当社の特徴。これからも、安心して成長を目指せる環境づくりに力を入れていきたいですね。<横地さん>

積極的に"間違える"ことが、次への成長へつながる

総務・人事部が実施する新人研修に加え、不動産流通部門ではより実践的な研修を実施しています。

まずは入社前研修として、不動産業務の基本的な流れを学びます。そして入社後も、引き続き、不動産の基礎研修として、不動産業務の流れや仲介手数料の計算方法、実務で使う用語など、この業界で働くにあたっての基礎固めを行います。

不動産流通部門での研修は、結果を急ぐことなく、5年間にわたって段階的な研修を実施しながら、スキルを伸ばしていくことを重視しています。前述のように1年目は徹底して基礎知識を深め、2年目からは、より実践色の強い営業研修を実施。情報ルート先の効率的な営業方法、お客さまや同業他社から必要な情報を聞き取るヒアリングスキル向上など、具体的な営業活動方法を中心に学んでいただきます。3年目は契約書の作成方法や重要事項説明書など、契約に関する知識を深め、4年目からはお客さまとの折衝方法に焦点を当てた研修を実施。購入手続きや売主さまからの相談などの折衝方法を学び、さらに他店舗での事例を取り入れ、提案スキルの底上げを行っていきます。5年目は管理職を見据え、リスク管理を学びます。リスク発生の原因や対応方法を学び、大和ハウスグループならではの品質や信頼を守る力を養うことで、将来の幹部として道が大きく拓けます。

また、不動産流通部門の研修では、実践的な「ワーク」を通じて学びを深めていくことを特徴としています。例えば、研修で重要事項説明書の作成を行いますが、座学だけでなく実践的な内容も行います。当然、間違える社員もおりますが、その間違いを明確にすることで理解を深めることができます。さらに、実際の空き家物件を対象に現地や役所での調査方法や書類作成など、実務に直結したスキルを習得してもらっています。

このような研修を行う中で、特に強調したいのは「間違えることを恐れずに学んでほしい」ということです。学びは、間違いを通じて得られるものが多く、成長の大きな糧となります。そのため、積極的に学んで間違え、そこから本質を理解することを心がけてほしいと思います。そうすることで、成長の可能性が大きく広がっていくと考えています。<山下さん>

~横地さんと山下さんの対談~ 本社部門と営業部門、2軸での研修で新しい仲間のスタートを応援!

横地(敬称略)/当社では、私たち本社部門での新人教育と、山下さんたちの営業部門での実践的な教育という、2つの軸で新人研修を行っていますよね。

山下(敬称略)/そうだね。社会人としてのマインドセットを重視した本社部門の教育と、スキル習得を主眼に置いた営業部門の教育という2軸で新しい仲間のスタートを応援するのが当社の教育のポイントだよね。

横地/営業部門の研修では、実践的なスキルを習得する「攻め」の姿勢を重視する部分があったと思いますが、その点についてはいかがでしょうか?

山下/ 確かに本社部門の研修が本格稼働するまでは、営業部門の研修が「攻め」の姿勢を育てる内容に偏っていた部分はあるかもしれない。だからこそ、今後はもっと同期との繋がりや個々人のフォローといった、1人ひとりに寄り添う「守り」の姿勢を意識した研修が大切だと思うんだ。

横地/そうですね。座学研修でも実践研修でも「一緒に成長を目指す仲間がいる」ということを強く意識できれば、不安なども軽減され、個々のモチベーションにもいい影響を与えると思います。

山下/その方向で進めていけば、より効果的な研修になっていくだろうね。現場研修の悩みや要望なども本社部門の方でどんどん拾い上げてもらい、それぞれの研修をブラッシュアップしていくことが重要だね。

横地/今年からの新たな取り組みとして、1日目に総務・人事部、2日目に不動産流通事業部という両部門合同の研修を実施しましたが、そこで「同期と会えて嬉しかった」「同期の活躍を知ることができた」という声をもらっており、あらためて同期同士の繋がりを強化することの重要性を再確認しました。

山下/異なる部署の業務を横断的に経験する機会もあっていいと思う。たとえば不動産流通事業部だけでなく、将来的には賃貸管理事業部やソリューション事業部などへの異動も考えられるので、早い段階で他部署が何をしているのかを理解することはとても重要だよね。

横地/最近、社員のキャリアの可能性を広げる「FA制度」なども導入したので、そうしたものと併せて将来的な異動を見据えた学びの機会を拡大していくつもりです。そうすることで、新しい世代の仲間たちが、より前向きにキャリアを考えられるようになればうれしいですね。

学生の方へメッセージ

不動産業界は、調べれば調べるほど、その魅力は奥深く、同時に高度な専門性を身につけられる分野でもあります。それゆえ、やりがいや成長を求める方には最適なフィールドだといえます。

当社の営業の特徴として、営業担当者が直接お客さまと信頼関係を築き「集客から契約に至るまで一貫して担当する」というスタイルがあります。たとえ若手であっても、早くからお客さまに深く寄り添うことができ、最初から最後まで一貫して力になっていくことで信頼関係を生み出すことができます。会社の力に頼るのではなく、自分自身の力でお客さまからの信頼を勝ち得ていく―――そんな本物のプロフェッショナルへ成長できる環境が当社にはあると思っています。

また、当社はコンプライアンス遵守をとても大切にしています。例えば、不動産取引に関する法令だけでなく、社員の働き方に関わる労働環境なども、法令や決められた内容にのっとり日々働いています。大和ハウスグループの一員として誇りをもって仕事に取り組むことができます。

社員へのサポート体制などもしっかり整っていますので、安心して新しい環境に飛び込んでいただけるのではないかと思います。ぜひ、さまざまな観点から当社の魅力を感じていただければ幸いです。

<総務・人事部 採用教育課/柿沼さん>

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大和ハウスリアルエステートならではの人材に対する想いを語ってくださったみなさん。総合不動産会社ならではの多彩なキャリアといくつものやりがいがあなたを待っている。

マイナビ編集部から

大和ハウスグループが培ってきた街づくりのノウハウを活かし、既存不動産の活用から開発事業まで幅広いサービスを提供する大和ハウスリアルエステート。

あらゆる社会活動にサステナビリティが求められる一方で、高齢化社会の到来による国内人口の減少といった社会的な課題が深刻化する中、不動産業界では良質な中古不動産へのニーズが高まっている。そうした時代の中、同社は不動産流通、賃貸管理、ソリューション、開発の4つの事業を柱に、人々の暮らしを支え、豊かな社会の実現に貢献している。

今回、同社を取材して感じたのは、「人を大切にする文化」だ。常に人材の成長や幸せを念頭に置きながら、研修カリキュラムを時代に合ったものにアップデートし、本社部門と営業部門でそれぞれ異なるテーマによる研修を実施。社会人としての基礎と、実務に即した営業スキルを同時に学べる手厚い教育体制を整えている。また、新卒社員の配属を工夫している点やFA制度など、キャリアの可能性を広げるしくみも用意するなど、社員1人ひとりがやりがいを持ち、意欲的に成長できる企業文化が根付いていると感じた。

大和ハウスグループの一員だけに福利厚生なども手厚く、安心して働ける環境があるのも同社の魅力。大和ハウスリアルエステートだからこそ、描ける未来がある。

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大和ハウスグループの総合不動産会社として、新しい時代の不動産ニーズに応える同社。福利厚生なども手厚く、安心して働ける環境が整っている点も大きな魅力だ。
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