最終更新日:2025/1/9

(株)ハヤテ・コンサルタント【疾測量グループ】

業種

  • 建設コンサルタント
  • 建築設計
  • サービス(その他)
  • 専門コンサルティング

基本情報

本社
山梨県

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

山梨県で暮らす人たちの安全で豊かな暮らしを守るため、建設を通じて貢献したい

  • 土木・建築系学部 専攻の先輩

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建設コンサルタントの技術職として活躍する若手社員

山梨県を本拠に、道路・橋梁・河川などの土木建設の調査・計画立案・設計を手掛けるハヤテ・コンサルタント。今回は、そんな同社で技術職として活躍する先輩社員から、お話を伺いました。

■金子 夏実さん
設計部 設計課
2017年入社/工学部土木環境工学科卒

先輩社員の仕事ぶりを拝見

「仕事はCADで設計図の作成や、資料を用意するといったオフィスワークがほとんど。数多くの案件を担当しながら、土木設計の高いスキルが身に付きます」(金子さん)
調査・測量・土木設計の『街づくりコンサルタント』として、事業の構 想段階から携わることも。Kai・遊・パークのような身近な施設も手掛けています
求められる街のかたちは、時代により大きく変化します。そのニーズを的確にキャッチして、技術で実現していくことが私たちに求められているミッションです

建設コンサルタントでの仕事を通じて、地元である山梨県に貢献したかった

──入社した経緯について教えてください

私は子どものころ住宅に興味があり、将来は建設関係の仕事に就きたいと漠然と考えていました。建設に関する思いが大きく変わったのは、東日本大震災を経験したこと。全国で破損した生活インフラの再建が進んでいく様子をニュースで見て、土木設計という分野があることを知り、強くひかれたのです。大学では土木環境コースを専攻していましたが、私がやりたかったのは設計。そこで業界研究では地元である山梨県の建設コンサルタント数社にエントリーするなか、ハヤテ・コンサルタントに出会い、温かい社風に魅力に感じて入社を決めました。

──現在の仕事内容について教えてください

私が所属する設計課は、主に山梨県からの発注を受け、公共土木工事のための調査や設計を行っている部署です。分野としては道路・河川・橋梁があるのですが、私が手掛けてきたのは河川工事のための調査や設計。県の担当部署から「こんな工事がしたいので、現状を調査して建設計画を立案してほしい」という依頼を受け、公共事業として成立させるためのさまざまな資料作成から基本設計までを行っています。

自分が手掛けた案件が、形になって役立ちつづけるという大きなやりがいがある

──これまでに携わってきた案件の中で、思い出深いものがあれば教えてください

印象的だったのは、昨年、山梨県の依頼でグラウンド貯留施設の設計に携わったことですね。これは河川が氾濫したときに市街地に浸水の被害が及ぶのを避けるため、一時的に学校の校庭などに水を逃がすというもの。その貯留先として指定されたのが、母校の大学だったのです。こんな形で関わることになるとは思ってもいなかったため、感慨深い案件になりました。工事終了の数カ月後に本当に河川が氾濫し、私が設計した施設が役立つことになったのですが、県の担当者の方から感謝の言葉がいただけたのもうれしかったですね。山梨県ではこれまでにも数カ所のグラウンド貯留施設を設けてきたのですが、実際に活用されたのはこの施設が初めて。有効性を実証するという意味でも、建設コンサルタントとしては大きな実績になったと思います。

日々の業務を通じて仕事への視野を広げ、スペシャリストに成長していきたい

──仕事の中で大変だと感じること、苦労されることを教えてください

私たちの仕事は、自然環境などに何らかの課題があって、それを解消するための事業計画なり、基本設計なりを立案するものです。しかし、課題の解決にはさまざまなやり方がありますし、設計も担当者によって、それぞれに独自の考え方があります。絶対の「正解」というものがないなかで、自分がベストだと思った案を県の担当者にプレゼンテーションし、納得していただかないと計画が前に進みません。「本当にこれが正しいのだろうか」という疑問を抱えながら、自分の案を推進していかなければならないのは建設コンサルタントの設計職ならではの大変さだと思います。まだ一人前とはいえないキャリアなので、迷ったときは上司や先輩に相談しながら、日々の仕事に取り組んでいます。

──社風について教えてください

設計課は集中力を要求される仕事をしているため、オフィスではおしゃべりなども少なく、黙々と業務に取り組んでいるという感じです。しかし、休憩時間や社内イベントに参加したときなどには、明るい笑顔を見せてくれる人が多いですね。

企業研究のポイント

学生時代に建設科で学んできた方の多くは、ゼネコンか、建設コンサルタントを選ぶかで迷われると思います。一番大きな違いは、ゼネコンが建設の現場の仕事であるのに対し、コンサルタントはオフィスでの作業が中心であるという点。企業研究を行う上では、自分の手でモノをつくりたいのか、計画の立案に興味があるのか、自分がやりたいことをきちんと考えてみることが大切だと思います。また会社の雰囲気を知るために、できれば若手社員の方を紹介してもらい、直接お話ししてみるのもいいと思います。
(金子さん)

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「建設コンサルタントは、設計を通じて私たちの暮らしに欠かせない生活インフラを支える仕事。大きなやりがいと充実感を得ることができます」(人事担当者一同)

マイナビ編集部から

ハヤテ・コンサルタントは、山梨県を本拠地に持つ建設コンサルタント。事業の多角化を進めるなか、着実な成長を続けてきた。これまでに手掛けてきたのは、山梨県や県内の市町村から依頼を受けた土木建設工事の調査・計画立案・設計が中心。また国土交通省、道路公団といった国や半官半民の企業のプロジェクトにも携わっている。

建設コンサルタントは、地元密着型の事業展開で「地域の守り手」としての役割を果たしている企業が多い業界。そのため、現在、ハヤテ・コンサルタントで活躍している社員の多くが、山梨県内の出身だ。生まれ育った街の安全で快適な暮らしを守りたいという思いが、日々の仕事の原動力となっている。

道路や橋梁など、日々の暮らしに欠かせない生活インフラを支える重要な仕事だけに、社員の教育に力を注いでいるのも同社の大きな特徴。最先端の技術を学ぶための研修に加え、階層別の教育制度を導入し、高い技術力とビジネススキルを持った人材を育成している。

本人の意欲次第では文系出身者にも技術職として活躍するチャンスのある会社だけに、設計や測量、土木建設工事といった分野に興味のある人材にとっては、大きな魅力を持った企業だと感じた。

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スキャナーを搭載した自動車で、走行しながら三次元の空間情報を取得できるモービル・マッピング・システムなど、最先端の技術の導入にも積極的に取り組んでいる。

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