最終更新日:2025/4/2

(株)シンコーハイウェイサービス

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 道路管理
  • 建設
  • 人材派遣・人材紹介
  • 専門コンサルティング
  • セキュリティ

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

現場ごとの達成感を得られるのが、この仕事の醍醐味

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営業職から営業所内勤に…中堅社員が会社と仕事を語る!

入社後7年間にわたり営業を担当し、昨年から営業所の管理業務を担当している宮本さん。業務内容や手応え、さらには仕事に向き合う姿勢について語っていただきました。

宮本 隆志さん
厚木営業所 副係長
2015年入社

宮本さんの一日

朝はメールのチェックからスタート。Web会議ツールでの支社合同の朝礼の後に、メールの返信、お客様から依頼されたことへの対応、請求書の作成などの事務作業をこなす。
「現場は生きもの」と宮本さん。スケジュールが変更になったり、人員の増減が発生するのは日常茶飯事。“報・連・相”を大切にすることで連絡ミスや手配漏れを防ぐ。
早番は朝の現場従業員の送り出し、日勤は夕方の夜勤従業員の送り出しに立ち会う。工程確認を行うとともに、体調や仕事状況について声がけをしてコミュニケーションを図る。

どんなに大変な工事も必ず終わる。無事に竣工したときには、何ものにも変え難い喜びが得られる

シンコーハイウェイサービスは高速道路や一般道路の交通規制に関する警備業務を主軸事業としている会社です。私は2015年に入社し、本社総務部や営業所で経験を積んできました。入社3年目の2017年から営業本部に配属され、道路工事を行う事業者に伺って交通規制のご提案をしたり、お見積もりをご提示したりする営業を担当してきました。7年間の法人営業職を経て、昨年から厚木営業所で内勤の管理業務をしています。

内勤業務は、工事現場で警備業務を行う現場従業員の人材コーディネート、工事事業者との連絡、警備業法に基づく書類の作成、車輛や機材の手配などを行います。交通規制業務を実施するうえで欠かせないのが現場従業員との日々のコミュニケーションをとることです。例えば、夜勤に入りたいけど家族が反対しているというような場合に解決策を一緒に考えたり、現場でのコミュニケーションのとり方について相談を受けたり、現場従業員が気持ちよく働けるために、気配り目配りを欠かさないことを大切にしています。

営業所の内勤は、仕事を獲得するのがメインの営業とは違って、工事のスタートから完了までの全てに関わり、事故なく、ミスなく交通規制を完遂することが責務です。大規模な工事を受注する当社には長丁場になる工事が少なくありませんが、工事はいつか必ず終わります。途中忙しかったり、悪天候の影響でスケジュールが変わったり、ときには多少の無理を言われたりしても、工事が無事に竣工したときには何ものにも変え難い喜びと安堵があります。「シンコーさんのおかげで無事に終えられた」とお取引先から感謝されることも多々あり、現場ごとの達成感を得られるのがこの仕事の醍醐味だと思います。

全国の営業所から人を集め、特別チームを編成して取り組む高速道路の集中工事

先日は大規模な高速道路の集中工事を無事に終えました。高速道路の集中工事は、通常の高速道路の工事とは異なり、車の通行を止めて昼夜連続して行います。業界ではイベント工事と呼ばれていて、当社でも通常の工事とは別の体制で、全国の営業所から人を集めて特別チーム体制を組んで対応します。私は、準備段階の1か月と工事期間の1か月間、所属している厚木営業所から離れて、集中工事のチームに参画していました。

集中工事は距離が長いので、規制をかける部隊、規制を巡回する部隊、集中工事を実施していることを告知する部隊、工事の事業主の事務所に詰めて現場と連絡をとる部隊、規制内に仮設トイレを運搬する部隊など、通常の高速道路の工事よりもさらに緻密で多様なサポートが必要になります。プレッシャーもありますが、お客様から「シンコーさんに任せたら安心」や「いつも柔軟に対応してくれてありがとう」と嬉しい声をかけてもらえると苦労は吹き飛びますね。工事に関する困りごとを相談してくださると、当社を頼りにしていただいているのを実感できますし、取引先と信頼関係が構築できていることを誇りに思います。

全ての仕事をするうえで、今こうしてきちんと生活できていることの喜びを忘れずに、関わる人全員に感謝することを心がけています。営業職時代はお客様との関係を第一に考え、内勤になってからはそこに現場従業員と良好な関係を構築する視点が加わりました。社員同士の横の結びつきを強化していくことも日々意識しています。業務が重なって焦りを感じたり、ピリピリしてしまうこともないわけではありませんが、気持ちを切り替えて、人が不快になるような態度は決してとらないと決めています。それは10年かけて培った私の仕事の極意でもあります。

働く環境が整っていること、社内のムードがいいことが当社の強さにつながっている

中学、高校で野球部に所属していた私は、野球に熱中し、スポーツ関係の仕事に就くことが夢でした。進学先はスポーツの指導者になるための勉強ができる学校を選びましたが、就職活動の時期に入ったときに考えたのは、将来性があって安定した企業で働きたいということでした。一見平凡かもしれませんが、安心して長く働くことや、幸せなプライベートを送ることが尊いことに思えてきたのです。そうして幅広い業種を探して見つけたのが、インフラに関わる事業で社会に貢献し、従業員の満足も達成すべき目標の一つに掲げている当社でした。

給与や福利厚生面が充実していて家族を養うことができますし、休みもしっかりとれる環境なので、今は草野球チームに参加して大好きなスポーツにも関わることができています。就職活動のときに、当社で働くという選択をして本当によかったと思います。

会社の雰囲気のよさも私が当社を自慢に思う点の一つです。協力し合いながら仕事を進めていく風土があるので、困りごとが発生しても一人で抱え込むようなことはありません。また、社内に委員会があり、新規ビジネスの立ち上げを検討する委員会や、安全・衛生委員会などのなかに社内行事委員会があります。委員会が中心となって、ボーリング大会やバーベキュー大会を企画・実施するのですが、この社内親睦が業務に生きてくるのです。工事では、現場従業員の人員が足りないときや、お客様から急に人員の増加を要請されたりすることがあります。そんな場合にも、近隣の営業所から人員を借りたり、逆に近隣の営業所が困っていれば人を送ったりして調整が図れるのも、社内のコミュニケーションが円滑であればこそ。社内のいいムードが会社の強さに直結しています。

私は主任、副係長と順調に昇格してきました。今後も会社に貢献できるよう努力して、次は所長代理、さらには所長を目指して、向上心を持ちながら頑張っていきたいですね。

学生の方へメッセージ

どんな会社が自分に合っているのか…さまざまな観点があると思いますが、自分が活躍できる職場かどうかという視点で見ていくのもいいのではないでしょうか。上が詰まっていてなかなか昇進できないという会社も少なくないなか、当社は全国に35拠点あり、現在も事業を拡大しているので、主任、係長、所長とポストが比較的多く、順調にステップアップしていける環境があります。実際に私も主任、副係長と着実に昇進してきました。

また当社には、外に出てお取引先と折衝を行う法人営業、営業所内で現場従業員の人材コーディネートをする内勤があり、希望すれば両方を経験できるのもメリットだと思います。私の場合は、7年間の法人営業を経て、現在は内勤をしています。営業経験が長かったのでコミュニケーションスキルが磨かれましたし、取引先各社の役職の高い方や担当者と面識があるので、今もスムーズにやり取りができたりと、現職に活かされています。

新卒で入社してから10年近く経ちました。当社では警備業界の経験者で中途採用の社員が半数を占めていて、新卒で入社した当初は警備業法や人材配置についての自分の知識不足を不安に思うこともありましたが、教育制度が充実していますし、わからないことは丁寧に教えてくれる環境があるので、必要な知識がしっかり身につきました。自分自身が輝ける会社を選ぶ、その軸を持って就職活動をするのは大切だと自信を持って言えますね。

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「営業にしても営業所の内勤にしても、社外・社内の人とコミュニケーションをとり、人の話を聞いて、みんなの意見をまとめられる人が上に立てますね」と宮本さん。

マイナビ編集部から

企業理念として「社会貢献」「顧客満足」「従業員満足」という3つの目的を掲げているシンコーハイウェイサービス。主要道路の交通規制を始めとする事業を続ける「社会貢献」、質の高いサービスやサポートを提供する「顧客満足」はもちろん、「従業員満足」も達成すべき重要項目に据えているところにもぜひ着目してほしい。

今回取材をした宮本さんも言及しているように、同社は社員一人ひとりの満足度の向上を図るために各種制度や働く環境の整備に力を入れている。例えば、社員寮や社宅には家電を備え付け、入社1年目の家賃や水道光熱費は会社が負担する。教育・研修にも力を入れており、新人研修や階層別の研修以外に、資格・検定の費用などを補助する「資格取得奨励制度」も用意している。また、昇進のチャンスが多く、それが給与にも反映され、安定した生活基盤を築くことにつながっている。

さらに、宮本さんが話してくれたように、社風のよさも同社の大きな魅力だ。同社では、社内行事委員会があり社員主体で親睦を深めるためのイベントが開催されている。営業所を超えた社員同士が交流して横のつながりを持つことは、全国から人材を集めてチームを編成して行う高速道路の集中工事、あるいは現場従業員の人数を調整する際にも生きてくるのだという。インターンシップや会社説明会で、そんな同社の業務や温かな社風を肌で感じ取ってみてはいかがだろうか。

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1994年の会社設立より、安全を追求し続けているシンコーハイウェイサービス。安全教育を徹底した質の高いサービスを武器に道路規制に特化した警備事業を展開している。

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