企業研究は、自分自身を見つめ直す絶好の機会。できるだけ広い視野を持って、さまざまな業種・業界を見てまわり、「自分は何をやりたいのか」「どのような仕事に向いているのか」を考え、まずは、自分自身の強みや弱みを分析することが大切だと思います。また、学生時代に熱中していたことを掘り下げてみると、自分の“軸”が見えてくるかもしれません。これがファーストステップだと思います。
インターンシップなどにも積極的に参加して、会社の雰囲気や社員の人柄を自分の目で見ることも企業研究では大切です。自分には縁がないと思っていた会社でも、実際の職場を見学したり社員の話を聞いてみると、ものすごくマッチすることがわかったというケースもあるかと思います。例えば、当社は著作権等管理事業者ということで「お堅い雰囲気の会社なんじゃないか」「著作権の専門家が集まっている敷居の高い会社なんじゃないか」と思われる方も少なくないと思いますが、決してそんなことはありません。入社後に著作権の知識はもちろん音楽業界・エンタメ業界全般の幅広い知識を身に付けることができますし、社員に共通していることは”音楽が好き”という点です。会社のリアルな雰囲気を把握した上で、自分の強みをどのように活かせるかといった点について考えていただきたいと思います。
【安田 文恵・脇島 菜緒/コーポレートサービス本部 総務人事部 人事グループ】