最終更新日:2025/5/1

(株)リアルビズ

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • ソフトウエア
  • 情報処理
  • 空港サービス
  • ゲームソフト
  • アミューズメント

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

徹底的な自己分析、情報収集を経て、面白いことができる会社へ!

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営業職として活躍中の若手・中堅社員の挑戦と成長の軌跡

3Dシミュレーションの世界で“オンリーワン・カンパニー”を目指す(株)リアルビズ。営業職として活躍中の若手・中堅社員に、入社理由や就活のポイント、仕事内容、やりがい、今後の目標等についてお話を伺った。

営業部 営業課 R.H.さん(2023年入社/工学部 航空宇宙学科卒)
営業部 営業課 K.C.さん(2018年入社/外国語学部 スペイン語学科卒)

社員は語る 。

「入社に当たっては操縦士ライセンスの取得に向けた訓練の経験や英語のスキル、趣味で学んだプログラミングの知識を活かしたいという思いもありました」(R.H.さん)
「就職活動中は、航空関連業界の中小企業出身の教授に、たびたび相談に乗ってもらっていました。人の意見を聞きながら自分の考えを整理することが大切です」(K.C.さん)
回転翼機用のフライト・シミュレータとヘッドマウントディスプレイ等のハードウェアを組み合わせたシステムなど、幅広いソリューションの提案、設計、開発を手掛けている。

学生時代に航空機の操縦士ライセンスを取得。シミュレータの営業の世界へ(R.H.さん)

飛行機から眺める風景が好きで、空を飛ぶことに憧れを抱いていた私は高校卒業後、航空宇宙学科で航空操縦学を専攻しました。操縦士ライセンスの取得に向けて、航空機の作動原理や英語を勉強した上で、米国留学を経験。コロナ禍で一時帰国を余儀なくされたものの、足掛け2年間、米国に滞在し、日米双方のライセンスを取得することができました。就職活動を本格的にスタートさせたのは、米国から帰国した大学4年生の夏頃からです。最初の数ヶ月間は航空会社を中心に会社選びを進めていたのですが、コロナ禍の影響で操縦士の採用が大幅に絞られていたこともあり、視野を広げて志望業種・業界を再検討することに。操縦士になるための訓練で慣れ親しんでいた航空機シミュレータや航空物流に携わることのできる会社にターゲットを絞って企業研究を進めることにしたんです。そこで出会ったのが当社でした。

会社説明会に参加してみて受けた第一印象は「面白いことをやっている会社だな」ということでした。航空機シミュレータ以外にもプラネタリウムをはじめとした多彩なプロダクトをつくっている点に魅かれ、エントリーを決めました。選考対策で心を砕いたのは、学生時代の経験や選社理由、そして、シミュレータに関わる仕事への情熱を、いかに簡潔に、わかりやすく表現するかということです。最終的に当社を選んだ決め手としては、会社見学等のお願いにも柔軟に対応してもらえたこと。役員や先輩社員の明るく、フレンドリーな人柄に魅力を感じたことが大きかったですね。

2023年に入社すると、まずは約3ヶ月間の新入社員研修で、営業・システム開発・教育を手掛ける3つの部署を1ヶ月ずつローテーションし、営業部に配属。現在は下でお話ししているK.C.の指導のもと、官公庁やメーカーをはじめとするお客様との商談や書類の作成など、営業の一連の仕事内容について学んでいます。普段から心掛けているのは、素早いレスポンスを実践し、仕事の納期をしっかり守ることです。社内外のさまざまなプレーヤーとの連携強化にも力を入れています。自分の提案をお客様に受け入れていただけたとき。感謝の言葉を掛けていただけたときには大きなやりがいを感じられる仕事です。

ポイントは徹底的な情報収集。国際展示会の出展者、商工会議所の紹介を通して会社選びを展開(K.C.さん)

学生時代は外国語学部でスペイン語・英語の勉強に力を入れていました。大学3年生のときには約1年間、カナダへの留学を経験。帰国してから就職活動をスタートさせました。もともと飛行機が好きだったことに加え、学生時代の学びや留学経験を活かしたいとの思いから、「海外とのビジネスに携わることのできる会社」「航空産業に関わることのできる会社」という二つの軸を据え、会社選びを進めました。具体的には、世界の航空・宇宙・防衛産業が集まる国内最大級の展示会「国際航空宇宙展」に出展している企業のホームページを片っ端から検索したり、商工会議所の窓口を訪ねたりして、気になった企業を見つけ出し、会社説明会に参加。こうした地道な努力を繰り返す中で、当社の存在を知りました。シミュレータをはじめ、当社が手掛ける製品・ソリューションに関する知識は“ゼロ”でしたが、入社の決め手としては、会社説明会に参加してみて「面白そうなことをやっている会社だな」と思えたこと。「中小規模の会社で若手のうちから裁量を発揮して仕事がしたい」「海外で活躍するチャンスをつかみたい」という思いを叶えられるチャンスがあることも大きかったですね。

2018年に入社後、1年目は先輩社員のもと営業の基礎を学習し、2年目からは各種パッケージ製品の提案営業に挑戦。3年目以降はヘッドマウントディスプレイをはじめとするハードウェアとシミュレーションソフトを組み合わせて、システムとして提案する機会も増えてきました。普段から心掛けているのは、お客様とのフェイス・トゥ・フェイスのコミュニケーションを大事にすること。そして、お客さまからのいかなるご要望に対しても、「できません」「無理です」といわないことです。どんなに難しいご要望に対しても諦めることなく、代替的な手段・ツールについての調査を進め、理想に近い解決策を提案するようにしています。自分のアイデアをいかにしてシステムへと落とし込み、お客さまが抱える課題を解決するかということを考えるだけでも楽しい仕事ですが、自分の提案が受注に結びついたときには大きなやりがいを感じられますね。米国・フロリダで開催されるシミュレーションの国際展示会にも毎年参加して、取引先とのミーティングやお客様のアテンドに携わるなど、海外でのビジネスに携わるという目標も実現できています。

今後の目標、会社の雰囲気、学生の皆さんへのメッセージ(R.H.さん・K.C.さん)

■今後の目標を教えてください。
【R.H.さん】
直近の目標としては、受注から納品に至る営業活動の一連の流れに、主体性を発揮しながら取り組めるようになることです。中長期的には、学生時代の勉強・留学を通して培ってきた英語力を活かして、海外メーカーと直接やりとりできるようになりたいですね。

【K.C.さん】
今後の目標ですが、まずは提案できるシステム、ソリューションの選択肢を増やし、顧客の幅を広げていくことです。中長期的には、海外のパートナー企業とのつながりをこれまで以上に強化しつつ、海外顧客の拡大にも力を入れていきたいと思っています。

■会社の雰囲気はいかがですか?
【R.H.さん】
活発なコミュニケーションが交わされており、いつも笑顔が絶えない職場です。わからないことや困ったことがあれば、誰にでも気軽に質問・相談できるので、若手社員も安心して仕事に取り組むことができます。始業時刻が9時半であることや残業の少なさなど、ゆとりをもって働くことができるのも大きな魅力です。

【K.C.さん】
言われたことをこなすだけでなく、自ら主体的に考え、行動できる社員が活躍している会社です。「この仕事がやってみたいです」と気軽に手を挙げることができますし、社員の挑戦に対して積極的にチャンスを与えてくれるので、常に高いモチベーションをもって仕事に取り組むことができています。

■学生の皆さんにメッセージをお願いします。
【R.H.さん】
当社は営業力や英語力、シミュレーションに関する技術など、幅広い分野の知識、スキルに磨きを掛けることができる会社です。乗り物好きの社員を含め、多彩なバックグラウンドをもった社員が活躍しているのも魅力です。

【K.C.さん】
ビジュアル・シミュレーションに少しでも興味関心をお持ちの方であれば、楽しみながら仕事に取り組むことができるはずです。製品やサービスのことでわからないことに直面しても、技術部のメンバーが詳しく教えてくれるので、専門的な知識・スキル“ゼロ”からでも安心して成長できる環境が整っています。幅広い分野の技術の力を借りながら、一つのモノを“ゼロイチ”で創り上げていける会社です!

学生の方へメッセージ

【R.H.さん】
自分に合った会社を選ぶためには、「自己分析」を通して自分の長所・短所やありたい姿について把握するだけでなく、「他己分析」にも力を入れることが大切だと思っています。私の場合は研究室のメンバーにヒアリングを行い、自分が描いたイメージとのギャップを把握するように心掛けていました。こうした取り組みは、面談の席上で、自分自身のことについて話す際にも大いに役立つはずです。一方、企業研究に関しては、入社後に楽しく働くためにも、自分の好きなことに携わることができる業種・業界にターゲットを絞って会社選びを進めることが大切だと思っています。

【K.C.さん】
企業研究に当たっては、徹底的な情報収集を行うことが大切だと思っています。上の記事でも申し上げたように、私の場合は国際展示会の出展者リストを参考に、各社のホームページを見て回ったり、商工会議所の窓口を訪ねてアドバイスを求めたりと、できるだけ幅広い情報源にアクセスし、キラリと光る中小企業の情報を収集するようにしていました。そして、気になる企業が見つかったら、人事担当者や先輩社員に直接会いにいき、人柄や組織の雰囲気をつかむようにしていたんですね。“宝探し”をするような感覚で、楽しみながら企業研究を進めていただきたいと思います。

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HMD(ヘッドマウントディスプレイ)を使った開発に関しては、長年にわたって実践。最前線の技術を駆使しながら3Dシミュレーションの可能性を開拓している。

マイナビ編集部から

リアルタイム・ビジュアルシミュレーション(3Dの可視化)に特化した会社として2000年に創業し、防衛・航空宇宙分野を中心に、VRや3DCGを活用した電子教材やシミュレータ開発を手掛ける「(株)リアルビズ」。今回、営業職として活躍中の若手・中堅社員にお話を伺って感銘を受けたのは、彼らのバックグラウンドの多彩さだった。若手のR.H.さんはもともと航空機のパイロット志望。中堅のK.C.さんは大学ではスペイン語を専攻し、海外でも活躍したいという志を持って同社に入社した社員である。同社には学生時代に多彩な経験を積んだ社員が互いにコミュニケーションを取りながら専門的な知識、スキルを習得し、それぞれの強みを発揮して活躍できる環境が整っている。さまざまな課題に自ら手を挙げ、チャレンジするチャンスもある。筆者はこうした点に、創業以来20年以上にわたって成長を続ける同社の強さ、魅力を垣間見たのである。
防衛・航空宇宙分野やシミュレーションに興味関心をお持ちの方はもちろん、技術力や営業力、海外で仕事をするための英語力など幅広い分野の知識やスキルを身に付け、第一線のビジネスパーソンとして成長したいという志をお持ちの方に企業研究をお勧めしたい会社である。

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社員一人ひとりのキャリアの選択肢も多彩。会社側と密に話し合いながら、自分に合ったより良い働き方を見つけることができる。

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