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最終更新日:2025/5/22
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部署名機械工作部
仕事内容船舶用エンジンの組み立て
私は大学のときに理系専攻だったため周りの人と同様に設計職やエンジニア職を志望していました。しかし就職活動の最中にエンジニアを極めるためには設計図を作成する知識だけでなく、実際の現場の作業を知ることが重要ではないのかと考え現場職を志望しました。現場作業にて使われる機械の使い方や知識などは全くなく不安だらけでした。業務について間もないころは、やはり経験がないため何度か失敗してしまうこともありました。しかし未経験ということは言い換えると0からのスタートで伸びしろがあるというように前向きに考えるようにしました。すると、失敗をしても良い経験と捉えることができ、また職場の先輩も優しいためたくさんのエピソードや経験も教えてもらいました。現場職は体を動かすだけでなく頭を使う場面も多く勉強の毎日です。学ぶという点においては学生時代までのそれと変わりないので当初は不安でしたが、今はこの職を選んで楽しい毎日を送っています。
入社後に、九州の工場にて3か月間研修を行いました。研修では溶接やクレーンの玉掛け作業の実習の他に、社会人になるにあたっての心構えなどの講習も行われました。そこで1番印象に残ったことは「仕事ができるかどうかは、いかに周りに目を向けられるかどうか」ということでした。つまり、自分のみ技術や知識を得ることに没頭するのではなく、周りと協力することが重要だと教わりました。九州での研修が終了したのちに本社工場にて業務に携わり始めました。具体的には船舶用のディーゼルエンジンの組み立てです。周りの安全に注意しつつわからないことは上司の方に尋ね、研修で教わったことを活かせるように努力しています。
初めてもらった給料というのはそれはとても新鮮で感慨深いものでした。使い道に迷いましたがやはり親への感謝の気持ちを表すために使おうと考えました。何を買おうか迷いましたが日常的に使うようなもの、長く使えることができるようなものが良いかと考えました。そこで、近くに箸屋があったので両親の名前を彫刻してもらいそれをプレゼントしました。大変喜んでいて良い初任給の使い方ができたのではないかと思っています。それから数か月たった今、その箸は使うのがもったいないからと食器棚の奥に綺麗にしまわれているそうですが(笑)。
世界的なウイルスの蔓延により、就職活動のスタイルも大きく変わった年でした。会社説明会はほとんどリモートとなり実際に会社の様子も見ることが出来ず面接のPRにおいて活かせなかったり、リモート面接独特の雰囲気に緊張してしまい、十分に自己PRできなかったこともありました。しかし、ここで学んだことは周りの状況が変化してもそれに併せて対応していく能力が不可欠ということです。それはまた社会人になってからも通じるのではないかと感じました。就職後、全くの未経験のジャンルの業種についたので日々それを実感しています。就職活動の頃の自分に言うことがあるならば、面接の質疑応答や業界調べだけするのではなく、カメラの前で堂々と話せるように練習し環境の変化に対応する練習をしておいたほうが良いと言いたいです。