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最終更新日:2025/3/25
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部署名研究部
勤務地和歌山県
仕事内容受託製品の開発・製造。検討・分析から現場オペレーションまで
マイナビで「化学」「近畿」と絞り込んでいくと、条件に当てはまる会社の一覧が出てきます。たくさんの社名が並んでいましたが、私が行きたかったのは先端材料や中間体をつくっているメーカー。医薬品などは対象外だったので、関心のあるところだけをピックアップして、さらに絞り込みました。そのうちの一社が小西化学。事業内容に興味を持ち、有機EL材料、半導体関連という言葉にも惹かれました。ただ、それ以上のことはわからないものです。最終的にここで働きたいと思ったのは、どの段階の面接でも「受け入れてもらっている」という感覚を得られたことが大きかったからです。当社は「心理的安全性」を大切にしている会社で、その理念は面接のときから発揮されていたんですね。
お客様からの依頼に応えて、開発・製造をしています。依頼をいただいたら、まず実験室で合成が可能かを調べます。可能であるとわかったら工業化、具体的には1000倍くらいまでスケールアップするためのデータを収集し、会議での検討を経てプラント生産となります。生産準備に関して指示を出し、標準書も作成。最後は作業員と一緒に現場で生産もするんですよ。最初の分析から現場オペレーションまで、一連の業務に関わります。印象に残っているのは「トラブルが起こったら自分を責めず、次にどうするかを考えることが大事」という部長の言葉。何度かミスをしたときに言われ、まさにその視点が大事だと思いました。
小さなスケールで実験していたものが、1000倍、2000倍の量になって目的とする製品が完成し、高付加価値を生み出していくことにやりがいを感じます。分析、現場、原料の発注など、一つの製品が完成するまでにはさまざまな人が関わります。工場化を支援する技術部に過去のデータを教えてもらうなど、力を借りることもあります。担当者だけでなく、いろんな人が自分の役割を果たし、それが売り上げという形になっていくのが面白いですね。金額が大きいほど、「稼いだんだ」という実感が湧いてうれしくなります。
仕事に限らず、どんなときも「面白い」と感じた方に進んできました。大学の学科を選んだとき、研究室を決めるとき、そして会社選びもすべて「面白そう」が基準。これは私の生き方というか、常に第一優先なんですよ。
今は定常生産より、パイロットスケールでの生産が多いんです。パイロットスケールの場合、研究部が生産まで責任を持って関わっていくのですが、いずれは定常的に生産する体制に変えていきたい。研究部の手を離れ、製造スタッフのみで生産ができるようにしたいんです。スケールアップに課題があり、難しいところもありますが、検討を重ねて実現したいですね。私はまだひよっこで、お客様との打ち合わせは上司がしています。いずれは交渉も自分でできるようになり、お客様が求める品質を形にしていきたいです。