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最終更新日:2025/4/2
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部署名石油精製触媒研究所FCC研究グループ
仕事内容石油精製触媒の研究開発
入社以降、FCC触媒の研究開発を行っています。FCCとはFluid Catalytic Cracking(流動接触分解)の略で、用途が少ない重質油をガソリン等の有用石油製品に転換する石油精製プロセスのことです。FCC触媒はこのプロセスで使用されており、ゼオライトやアルミナ等の素材から構成されています。皆さんが乗っている自動車にも、当社触媒を使用して精製されたガソリンが使われているかもしれません。入社2年目の現在は、FCC触媒に使用する当社素材の改良に取り組んでいます。ラボスケールで目標性能を満たす材料を開発できたため、工業化に向けて工場の実機を使用した製造試作も行いました。自分が開発した材料が大学時代には考えられないような大スケールで製造されているのを見て感動したのを覚えています。開発した材料や製品を工業化し上市することが企業の研究開発職ならではの醍醐味です。入社2年目で工業化に近い研究開発に携われたことは非常に貴重な経験でした。
「弊社は風通しの良い会社です!」就職活動中、耳にタコができるほど聞いたこの言葉。どの企業も風通しが良いと言うけれど実際どうなの?と疑問に感じていたことを思い出します。しかし、当社に入社してその疑問は解消されました。当社は若手社員であってもベテラン社員と同様に意見を求められますが、若手の意見にも耳を傾けてくれる風土があります。また、質問や疑問に対して上司が懇切丁寧に教えてくれることも特徴の一つです。若手育成に対する意識が高い人や面倒見の良い人が多いと感じています。さらに、当社は会社規模が大きすぎないため、様々な部署・年齢の人と顔見知りになれます。他部署の上司でもフランクに話しかけてくれる人が多く、部署の垣根を超えてコミュニケーションが取れます。私も色々な人にアドバイスをいただきながら仕事をしており、こういった環境で働けることは嬉しく思っています。
私は大学時代に触媒の研究をしていたため、触媒メーカーや化学メーカーの研究職を希望していました。当初は誰もが知るような有名企業に目が向きがちでしたが、就職活動を進めていく内にどこに入社するかではなく何をやりたいかが重要だと実感し、私が関心のある分野を研究している当社に魅力を感じました。また、研究だけではなく製造・営業部門とも関わり合いながら様々な経験を積めるのではないかと感じたことも入社理由の一つです。当社の研究職は、研究・開発だけでなく、そこからスケールアップし、工業化・製品化までの橋渡しの役割も担います。企業で研究するなら製品化まで関わりたいと考えていた私には望ましい環境でした。一方、就職する上では生活面(給料、勤務地、残業時間等)の条件も気になると思います。私は出身も大学も九州のため、当社が九州に事業所を有することも入社を決めた要因です。最後に...就職活動中は様々なことを考え悩むだろうと思います。その時に必要なのは情報です。会社説明会で積極的に質問する、社員にコンタクトを取って話を聞く等、能動的に活動することをお勧めします。
研究と製造が非常に連携しやすいところです。民間企業の研究開発は、顧客へ商品を提供し利益を生み出すことが主な目的です。ラボでどれだけ良いものを開発しても、工業化できなければ利益につながりません。したがって、研究がうまくいった場合には必ず工業化を検討する必要があります。工業化検討は研究と製造が両輪となって進めていくため、綿密なコミュニケーションが不可欠です。当社は基本的に研究所と工場が同敷地内にあるため、研究と製造の連携がとてもスムーズです。初めて工業化検討を担当した時にはわからないことばかりでしたが、些細なことでもすぐに製造側へ相談することができ、不安を解消できました。また、いつでも工場内の装置を見ることができるため、工業化のイメージを膨らませやすいという利点もあります。研究と製造が連携しやすく一体感を持って工業化に取り組める環境は、当社の強みの一つだと思います。