最終更新日:2025/5/16

オリックス・ホテルマネジメント(株)

  • 正社員

業種

  • ホテル・旅館
  • 外食・レストラン
  • サービス(その他)
  • 旅行・観光
  • レジャーサービス

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

多くの施設があるからこそ、生かせる力と伸ばせるスキルがある!

PHOTO

さまざまな施設やポジションで活躍する先輩社員たち!

オリックス・ホテルマネジメント株式会社の第一線で力を発揮している先輩社員3人に、「入社して実感していること」「仕事内容」「キャリアパス」など、さまざまな観点からお話をおうかがいしました。

●山口 花波さん
『箱根・芦ノ湖 はなをり』 料飲・調理部 料飲サービス課
2017年入社 未来科学部建築学科卒

●松田 歩さん
クロスホテル札幌 セールス&マーケティング課
2008年入社 経済学部経済学科卒

「8月のオープンの時に来てくださったお客さまが、秋にもう一度、来てくださって、『やっぱり良いわ』とお話いただいた時はうれしかったですね」と山口さん。
「いろいろな施設で違ったマーケットに触れ、各施設の運営に対する考え方を聞くことで、たくさんの新しい発見があります。吸収できることも非常に多いですね」と松田さん。

新規オープンに1年目から携われたからこそ、さまざまな気づきと成長を得られました

大学時代は建築学科で建造物や設計について学んでいましたが、接客やサービス業に挑戦したいと考えていました。サービスを提供していく上で、建築で学んだ経験とは違った目線での力を発揮できるのではないかと考え、旅館・ホテルなどの宿泊事業を展開している会社を探していました。そうしたなかでオリックス・ホテルマネジメント株式会社に入社する決め手となったのは、『はなをり』という新規オープンの施設で働きたいという強い思いを持ったためでした。
『はなをり』は私の入社後の2017年8月1日にオープンした施設で、レストランも「どこに何を配置するか?」が決まっていない状態からスタートし、全員で意見を出し合いながら決めました。新入社員という立場でしたが、誰もが気軽に意見を出せる環境があり、皆で一緒になってサービスを創り上げていく、という実感がありました。
特に、『はなをり』のレストランの特徴は、“自分仕立ての八寸”からスタートするブッフェスタイル。大皿からとるのではなく、テーブルに置かれている竹籠に小鉢に盛られた自分の好きな前菜をとってからゆっくり食事を選んでいく、という見た目にも可愛い工夫が施されています。そうした特色を「お客さまにどうやってご説明するか?」ということも自分たちで考え、お客さまのご意見も取り入れながらサービスの質を高めてきました。オープンからスタッフ全員で必死にやってきたこともあって、最近はサービスの流れも確立し、多くのお客さまにお越しいただいてもしっかりと対応できるようになりました。
入社後の半年間は本当にあっという間で、非常に充実した時間でした。
今はメインのホール業務で、お客さまそれぞれがお求めになることを正確に把握し、『はなをり』流の接客がご提供できるよう心掛けています。これまではレストランのホール経験しかなく、他の部署の業務など、まだ知らないことが沢山あります。今後はフロントや宿泊予約、経理などいろいろな仕事を経験してキャリアアップを図りながら、『はなをり』と共に成長していきたいと思っています。
(『箱根・芦ノ湖 はなをり』 料飲・調理部 料飲サービス課 山口 花波)

現場と本部をつなぐ役割は、長年の現場での経験が生かされています

私は、『クロスホテル札幌』でフロント業務を6年、宿泊予約業務を約4年間経験し、オリックス不動産株式会社宿泊事業本部のセールス&マーケティング室で3年会社の中核を担う業務に携わり、2020年7月にクロスホテル札幌のセールス&マーケティング課に支配人として着任しました。本部ではすべての宿泊施設に、統一した売上管理や戦略づくりを可視化するシステムを導入するためのプロジェクトに携わっていました。
本部では、多岐に渡りさまざまな立場の方に出会えて刺激を受けることができ、これまでの自分には無い発想、豊富な情報量に触れ、新たな発見が多い環境にいました。しかし自分の原点はお客さまの反応を直接肌で感じることができる現場です。現場の考え方や業務を深く理解しているからこそ、現業務において自分だからこそ提供できる意見やアイデアを発信できているという自負を持って仕事に臨んでいました。
フロント業務では主に夜勤担当で、入社後半年で夜勤帯の責任者を任せられました。完璧な作業や接客、クレーム対応など、責任者としての使命が課せられていたので、全て自分の意志と責任で行動しており、早いうちから自らの成長を感じられることにやりがいをもっていました。
現業務は特に宿泊予約業務での経験が生かされています。具体的には限りある部屋を競合の状況も考慮し、あらかじめ需要を予測して客室売上の最大化を目指す業務です。同じ部屋でも需要が見込める日と見込みにくい日では販売価格を変えて、空室が目立つ日は旅行代理店への営業やWEBで販売促進を実施します。限りある部屋を販売し予算達成に向けてのプロセスを考えること、数字という可視化された目標がある点でフロント以上のやりがいを感じました。特に自分が予測した宿泊売上と実績が近い時の達成感はひとしおです。
当時の私は、クロスホテル札幌の狭い世界しか知らず、知識や経験の絶対数が少なかったのですが、宿泊事業全体を見通せる立場にいたことで得られた経験値(セールス活動手法、人脈、情報、人のマネジメント力)は自分の財産になったので、今後は経営目線をもった立場で、現場に貢献していきたいです。
(クロスホテル札幌 セールス&マーケティング課 松田 歩)

学生の方へメッセージ

●山口/自分で考えて、自発的にアイデアを出していけるような方が活躍し、面白さを感じられるような職場だと思います。就職活動はそれだけに専念してしまうと、どうしても視野が狭くなってしまいます。私の場合、就職活動はもちろんですが、大学の勉強にも力を入れていましたし、アルバイトも休息もバランスよくとっていました。そうすることにより、多角的な視点で就職活動ができたのではないかと思っています。

●松田/単に自分の意見やアイデアを口にして、それで終わりにするのではなく、実際に行動を起こすことが大切です。経験することで、人間としての幅も広がっていきます。失敗を恐れずに、何事に対しても積極的に挑戦して、経験を積み重ねていってほしいですね。学生時代も、アルバイトを含めて、いろいろなことを経験することで、「人を見る目」や「企業を見る目」を培うことができるのではないかと思っています。

PHOTO
「お客さまに対しても、社内においても、人間関係を大事にしている職場です」と社風の良さをアピールする松田さん、山口さん。

マイナビ編集部から

2017年8月1日にオープンした『箱根・芦ノ湖 はなをり』にお集まりいただいた。
取材後に施設内を案内していただき、建物のハード面にも宿泊者に対するこだわりの「おもてなしの心」が込められていることを随所に感じることができた。「大自然のなかにつくられた大きなくつろぎ」をコンセプトに、四季折々で違う表情を見せる芦ノ湖の眺望が満喫できる。ブッフェダイニングは、芦ノ湖の絶景を目の前に食事が楽しめるようになっている。八寸と呼ばれる前菜だけでも十数種類のこだわりの小鉢が用意されており、細やかな心配りに妥協を感じさせない。温泉は、風光明媚な景色を堪能できる大浴場をはじめ、寝風呂などがくつろぎの空間を演出している。ロビーから続く水盤テラスや足場カウンターは、癒しのスペースであると同時に絶好のフォトスポットとなっており、宿泊客の心を震わせる。『はなをり』が、建物もスタッフも全てがホスピタリティ精神の集合体であることを深く印象付けられた。まさに、オリックスグループのブランドスローガンである「ほかにはないアンサーを。」を掲げ、「多彩で、高いクオリティーのサービスを提供すること」を目指している同グループに相応しい宿泊施設と言えるだろう。同グループでは宿泊事業の拡大を進めており、新施設のサービス構築に携わることができるチャンスも多くあるなど、常に進化を続けている魅力的な企業グループである。

PHOTO
「大自然のなかにつくられた大きなくつろぎ」がコンセプトの『箱根・芦ノ湖 はなをり』。芦ノ湖の眺望と温泉、ビュッフェを存分に楽しめるようになっている。
  1. トップ
  2. オリックス・ホテルマネジメント(株)の取材情報