最終更新日:2024/9/27

日本ケンタッキー・フライド・チキン(株)

業種

  • 外食・レストラン
  • 食品
  • 給食・デリカ・フードビジネス
  • 商社(食品・農林・水産)
  • 農林・水産

基本情報

本社
神奈川県

取材情報

先輩達の”キャリアアップ”

入社数年でここまで成長できる!KFCで働く魅力とは

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エリアマネージャー、店長、店舗スタッフの仕事とやりがい

「おいしさ、しあわせ創造」を企業理念に掲げる「日本ケンタッキー・フライド・チキン」。エリアマネージャー、店長、スタッフとして活躍中の3人に入社理由や仕事内容、やりがい、今後の目標などを伺った。

エリアマネージャー 立花勇治さん(2010年入社/文理学部卒)
初台店 店長 山下智也さん(2016年入社/情報環境学部卒)
蒲田店 副店長 小塚彩音さん(2021年入社/地球社会共生学部卒)

社員は語る

「エリアマネージャーとして大切にしているのは、お客さま視点です。店舗で仕事をしていると見失いがちなことを指摘し、一緒に改善するように心掛けています」(立花さん)
「店長になってからは、指導者として『CHAMPSチャレンジ』に挑戦しています。選手としても指導者としても直営店代表になれたことは、私の誇りです」(山下さん)
「店舗経営や労務関連のスキルを身に付けるため、プライベートでも簿記やファイナンシャルプランナーの勉強にも力を入れています」(小塚さん)

店長経験を生かし、エリアマネージャーとして活躍中。多彩なキャリアプランを描ける会社(立花さん)

会社説明会で感じた“人”への熱い想い、「ピープルビジネス」への共感から当社を志望したのですが、実は面接選考の中で“追試”を受けました。「もう少し業界・企業研究した上で、KFCで働く自分をイメージできたら、もう一度、お話しませんか」と言われたのです。ひとりの学生にしっかりと対話してくれる会社だなと思いながら、改めて企業研究を行い、業務理解を深め、自信をもって再面接に臨みました。その結果、内定へつながったのですが、選考中にも“人”に対する温かさを強く感じたこと、将来のキャリアプランを描けたことが入社の決め手となりました。

2010年に入社し、店舗のスタッフとして約2年働いた後、当時の社内公募制度に応募。そこで選ばれ、人事部採用リクルーターの仕事を約1年携わりました。採用の仕事は面白かったものの、現場経験の少なさを痛感し、再び店舗に戻り、入社6年目の2015年に店長に昇格。店長として、最初の店舗で改装、2店舗目で新店の立ち上げ、3店舗目では2店舗の管理、4店舗目ではフランチャイズへの出向・引き継ぎ、そして5店舗目では神奈川県内で売り上げNo.1店舗を担当するなど、非常に多様な経験を積ませてもらいました。当時のエリアマネージャーや経験豊富な先輩社員のサポートを受けながら、新たな課題にチャレンジするなかで、当社のビジネスが「ピープルビジネス」であることを改めて実感しました。自分の視野をどんどん広げることができたのはうれしかったですね。

2022年には店舗運営支援課に異動。約半年間、新店立ち上げのサポートやパートナー(パート・アルバイト従業員)の採用・トレーニングに苦労している店舗のフォローに携わった後、同年10月にはエリアマネージャーを拝命。現在は東京23区内の12店舗のマネジメントを行っています。多くのお客さまに日常的にご利用いただける「エブリデイブランド」としての価値を高めるために、あるべき姿を想像しながら各店舗を巡回し、コーチングを行っています。各店舗の店長とコミュニケーションを重ねて戦略を策定し、それが結果に結びついたときや、店長の喜ぶ姿を見たときには大きなやりがいを感じますね。エリアマネージャーの経験を十分に積んだら、人事・採用の仕事に改めて挑戦したいと思っています。これまでの経験を最大限に生かし、会社を支えていきたいですね。

店長として「QSC×H」を最高の状態でお客さまへ提供。2店舗目にして新店立ち上げも経験(山下さん)

私は高校1年生から大学4年生までの7年間、KFCのフランチャイズ店でアルバイトを経験しました。調理・接客技能のNo.1を決める社内コンテスト「CHAMPSチャレンジ」にも毎年参加し、フランチャイズの代表を務めたこともあります。接客を通してお客さまを笑顔にできることや、「おいしい!」といった声を聞けることがうれしくて当社を志望しました。ただ、ほかの業界・企業のことを知らずに入社するのもどうかと思い、ホスピタリティに定評のあるテーマパークやイベント会社、テレビ番組制作会社のアルバイトの経験も積みました。そのなかで、お客さまの最も近くで仕事をして、喜んでいる姿を見られるのは当社であることを確信し、入社を決めました。

2016年に入社後は、スタッフとして「相模原大野台店」など計4店舗の運営に携わりました。アルバイトの経験があったので接客や調理には自信がありましたが、社員になるとオペレーションだけやればいいというわけにはいきません。パートナーの育成、キャンペーンの準備などの仕事には苦労しましたが、当時の店長やシフトマネージャーのフォローを受けながら一つひとつ覚えていきました。

2020年7月からは「高円寺店」、2022年2月からは「初台店」の店長を務めています。店長のミッションは「QSC×H」、すなわち「Quality(商品の品質)」「Service(サービス)」「Cleanliness(清潔さ)」「Hospitality(おもてなしの心)」を最高の状態で提供できるお店をつくり、利益の最大化を図ること。そのために進むべき道筋を指し示し、全体最適を考慮に入れながら、パートナーが楽しく働ける職場環境をつくることです。非常に幅広い業務への対応、そして創意工夫が求められますが、当社はチーム力が強みの会社です。先輩店長やエリアマネージャーに相談しながらチャレンジできるので心強いですね。ちなみに「初台店」は、立ち上げから携わっている店舗です。自分が考えたことがカタチになり、成果を出すことができるのはやりがいがありますね。今後の目標は、売り上げの大きい店舗の管理を担うことと、エリアの教育を担う「トレーニング店長」になることです。これらを達成するため、マネジメント力に磨きを掛けていきたいと思っています。

お客さまの声と、お互いを賞賛する会社のカルチャーがモチベーションを高める(小塚さん)

大学では、主に発展途上国の支援方法について勉強していました。タイに半年間留学した時に日系の食品・飲食産業の進出について勉強したことや、カフェや学童保育でのアルバイトを経験したことから、飲食業を志望するようになりました。当社を選んだ決め手としては、創業者カーネル・サンダースの想いや、ひとつずつお店で手づくりしている「オリジナルチキン」の魅力、採用担当者の温かで話しやすい雰囲気が大きかったですね。

2021年4月に入社すると、まず新入社員研修を受けました。入社式から約3日間、本社で店舗運営するための基礎的な学習、接客の練習やグループワークを行ったほか、同期と一緒に浅草周辺を散策し、エリアごとの飲食店の業態や店舗づくりの違いについて調べて発表するなど、さまざまな課題に取り組みました。研修終了後は、川崎市の「溝ノ口店」に業務研修生として配属。店長や先輩のもと、約3カ月をかけてオペレーションなどを一から覚えていきました。

業務研修期間が終わるとそのまま同店舗に正式配属され、オペレーションやパートナーの指導、パートナーが働きやすい環境づくり、お客さま満足度を高めるための改善に携わりました。わからないことや困ったことがあれば、店長や先輩社員、ベテランのパートナーに気軽に質問できましたし、同期と連絡を取って他店舗の取り組み事例を参考にしながら改善を進めることもありました。また、入社2年目には、2022年11月オープンの「サミット戸塚踊場店」の立ち上げに挑戦。オープン前には約1カ月間、近隣の2店鋪で約30人のパートナーのトレーニングを行い、オープン後も店長やパートナーの意見を聞きながら、店舗に合ったオペレーションの仕組みや仕事の仕方を構築していきました。

仕事のやりがいを感じるのは、「とても丁寧に接客してくれた」「笑顔で対応してくれた」といったお客さまの声をいただいた時です。仲間の頑張りや良いところを紙に書いて称える「チャンピオンカード」の仕組みも、モチベーションを高めてくれます。入社3年目を迎え副店長に昇格し店舗環境も変わりました。今の目標は、視野を広げて店長をもっとサポートできる存在になること。将来的には店長になり、パートナーが楽しく働けるお店、お客さまにご満足いただけるお店をつくりたいですね。

企業研究のポイント

企業研究は、自分自身のことを知る貴重な機会です。皆さまには様々な業界・企業を見て回り、色々な可能性がある皆さまが多くのことに興味をもってチャレンジしてみてください。当社は人と人のつながりによるピープルビジネス。それだけに「人」を大切にしているからこそ、インターンシップにおいてもひとりひとりに向けた複数のコンテンツを用意し、皆さまの体験や知りたい情報をお届けします。そしてその際見つけた「こだわり」や「社員の雰囲気」などの新しい発見がきっと企業研究につながります。企業に入ることがゴールではなく、社会人人生のスタートです。「自身がどんな社会人になりたいか」「どんなキャリアを歩みたいか」今は漠然としたイメージでも様々な企業をみていくうちにそれが具現化していきます。まずはインターンシップ・仕事体験などご自身が興味を持ったものから参加し、その体験を基にあなたの新しい挑戦をぜひ見つけてください。

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意欲的な社員の「こんなことがやりたい!」という想いに応えていくのがKFCの文化。若手であってもたくさんのチャンスと出会い、さまざまな成長を描くことができる。

マイナビ編集部から

「おいしさ、しあわせ創造」という企業理念を掲げ、「KFCをエブリデイブランドへ」「もっと近くに、より快適に」「『安全・安心なおいしさ』の追求」をキーワードとして発展を続ける「日本ケンタッキー・フライド・チキン」。同社で活躍中の中堅・若手社員3人にお話を伺って感銘を受けたのは、若手のうちからさまざまな課題にチャレンジして飛躍的に成長できる環境、成長の度合いに応じて新たな仕事に挑戦できる環境が整っていることだった。例えば、エリアマネージャーを務める立花さんは、店長への昇格以降、改装や新店立ち上げ、複数店舗のマネジメントなど、次々と新たな仕事に挑戦。店舗マネジメントのノウハウを習得した上で、エリアマネージャーへと昇格している。また、2022年7月にオープンした初台店の店長として活躍中の山下さんは、高円寺店の店長になってしばらくして「将来は新店の立ち上げを経験したい」と上長に希望を伝えた。その時は「まだ早い」と言われたそうだが、そのわずか1年後に希望をかなえている。同社には社員のチャレンジ精神を尊重し、持てる力を最大限に引き出すカルチャーが根付いているといっていいだろう。飲食業界に興味を持つ方の中でも、チャレンジ精神旺盛な方、仲間たちとコミュニケーションをとりながら働きたい方におすすめの会社である。

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同社は「お客さまに信頼され、愛されるブランド」、“ハレの日”のみならず日常的に利用される「エブリデイブランド」の確立に向けた取り組みを進めている。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2025に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2026年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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