最終更新日:2025/7/18

南海ビルサービス(株)【南海電鉄グループ】

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • ビル施設管理・メンテナンス
  • 検査・整備・メンテナンス
  • 建設

基本情報

本社
大阪府

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

大阪・難波エリアを中心に、街づくりの一翼を担う仕事に挑戦できる

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若手もチームのコアメンバーとして活躍しています。

さまざまな施設管理を手掛ける当社では、若手社員が第一線で活躍しています。施設管理の仕事とは、どのようなものなのか。若手社員の仕事ぶりを通じて具体的な業務内容やりがいなどをご紹介します。

山本 将大さん 難波ターミナル部 2021年入社
板垣 翼さん 難波ターミナル部  2015年入社

先輩社員の仕事風景

冷凍機やボイラーなど大型設備を担当して専門知識・技術を学んでいる山本さん。入社時から今に至るまで変わらず積極的に業務に取り組む姿勢を上司からも評価されている。
「上司や先輩方の仕事の進め方を参考にさせていただくことがまだたくさんあります」と板垣さん。自分ではできない判断や行動を見ながら、学ぼうと意欲的だ。
日々の点検業務とお客様からの修繕要請に対応することで、幅広く、奥行きの深い知識と技術が備えられていく。また、さまざまな人との関わりが人間的な成長も促してくれる。

自分の強みや学生時代の経験を活かし、専門知識と技術を吸収中。

私の就職活動の軸は、「チームで協力して働くことができる企業」でした。中でも、施設管理という仕事に興味を抱いたのは、施設管理に従事している知人から仕事内容を聞いたことがきっかけでした。また、自分の長所である慎重な性格と12年間続けてきた競泳を通して人とのつながりの大切さを学んだ経験を活かせると思い、当社に入社を決めました。
現在私は、お客様のビル施設に常駐して電気設備、空調設備、給排水設備をメインに、施設内にある多くの施設機器の運転管理、点検、整備、保全業務を行っています。その中で、空調設備であるボイラーや冷凍機の運用、点検整備、保全業務を担当しています。
入社後2か月間は本社で導入研修として座学と現場実習があり、未経験の私でもしっかりと知識が身につくよう指導していただきました。配属されてからは、先輩社員と一緒に行動し、実践の中で専門的な技術を習得することができたり、日常業務以外にも既存施設の工事に携わったりするため、幅広い知識が身についています。
働く上で心がけていることは、任された仕事は責任をもって成し遂げるために、わからないことをわからないままにしないということです。先輩から学べることは学び、わからないことはすぐに調べるといった積極的な姿勢や、業務中に疑問や不明点が発生した場合は、自己判断で行動するのではなく、先輩方に指示を仰ぐことが大事だと思います。なぜなら、ビル管理は基本的にはチームで業務に取り組みますが、私のような新卒1年目であってもチームの一員として役割を担っているからなのです。設備の不具合や施設内の破損など異常が見つかれば、すぐに対応し解決を求められるのですが、お客様から頼りにしていただいた時や不便なく施設を利用していただいている様子を見た時は、自分の仕事が役に立てていることを感じられ、励みになりますね。
配属された当初は、専門用語が飛び交うため、先輩方が交わされる話の内容をあまり理解できなかったのですが、現在は以前よりも理解できるようになり、自ら発言する頻度も徐々に増えてきました。これも、自己成長を感じられる瞬間です。
(山本さん)

経験を重ね、ミクロな視点とマクロな視点を併せ持つ施設管理のプロへ。

私が担当している現場は大阪・難波エリアのランドマークともなっている複合施設「なんばパークス」です。施設管理では、熱源機器や電気設備、空調機などの施設を日常的に点検するだけでなく、1か月、半年、1年毎の定期的な点検、さらにはテナント様からの急な修繕要請にも対応します。なんばパークスのような大型施設ともなれば、これらの機器自体も大型で、例えば熱源機器は地下の1フロアを占めるほどです。実際の点検は、外部の協力会社に委託しており、私たちは点検の立ち合いや日程の調整、ビルオーナー様への報告や修繕提案などを行なっています。
私の場合、入社後にホテル、ショッピングセンターの施設管理を経験してきましたが、現場によって導入されている機器が異なったり、機器自体も常に進化したりしているため、知識と技術の習得には終わりがありません。現在は、入社2年目の後輩と一緒にテナント様の対応や点検を行なっていますが、経験を重ねていくに従い、施設や機器のどこを見なければいけないのか、点検の流れなどがわかってきました。かつて先輩方から教わったように、「ここを見ておけばいいよ」など、ポイント毎に押さえておくことを今度は私が後輩に教えています。
日々の積み重ねがあるからこそ、急な故障などにも迅速に対応できるものだと実感したのは、ある飲食店のテナント様からの修繕の依頼が来た時です。店内の照明が全てつかない事態となり、その原因が冷蔵庫の内部に故障があったということがわかりました。結局冷蔵庫は入れ替えが必要となりましたが、照明やコンセントは使えるように復旧させ、その日のうちに通常営業をしていただくことができました。テナント様から感謝された時はとてもうれしく感じました。緊急対応では、テナント様が不安になっておられるからこそ、焦らず落ち着いて対応するように心がけています。新人の頃はテナント様と同じように「どうしよう」とあたふたしてしまったものですが、先輩方が冷静に対応されている姿を見て「自分も先輩方のように行動したい」と思ったことを覚えています。そして他部署や外部協力会社などさまざまな職種・部門との連携がある仕事ですから、日頃からの報連相は必須です。連携を密にして皆で施設の安全・安心を守っています。
(板垣さん)

安全・安心・快適を実現する施設管理を目指して、日々成長していく。

多くの仕事を任せてもらえ、周りから信頼される社員になることが当面の目標です。まだ資格もあまり取得できていないため、資格取得のための勉強に励むと同時に知識だけでなく、技術も向上させられるように現場で経験を積み、専門技術もより多く身につけられるように取り組んでいきたいです。当社で働く魅力は、なんといっても非常に幅広い知識や技術が身につくこと。私は先輩方に比べてまだ不十分なので、意欲的にいろいろなことに取り組んでいきたいです。それにより知識・技術が向上しますし、ビル管理という仕事への理解も深まっていくと思うので、やりたい仕事がもっとできるようになると思っています。ゆくゆくは、自分がリーダーとなって一つの仕事を完了させたいです!(山本さん)

テナント様からの要請対応は、点検業務と異なり、想定で対応できるものではなく、現場を見てみなければわからないことが多くあります。しかし、そのような時は「これは自分を成長させてくれる好機」と前向きに捉えていますので、さらに多く経験を積み、新しい知識を増やしていきたいですね。また、日頃の点検では施設の構造に対する理解を深めることになり、急な要請を受けた時も対応がスムーズにできますから、今後は点検業務でも専門性を磨いていきたいです。現在私は、第二種電気工事士とボイラー技士の資格を保有していますが、さらに消防設備士の資格も取得していきたいです。そして施設管理のプロフェッショナルとして1ステップ成長することが目下の目標です。(板垣さん)

学生の方へメッセージ

私が企業研究をする上で一番時間をかけたことは、自己分析でした。とても苦労しましたが、これまでの自分を振り返って導き出した「チームで働くこと」という企業選びの軸ができ、企業研究の支えとなりました。人生において仕事が占める割合はとても大きいと思います。みなさんも、自分自身がやりたいことや大切にしたいことは何かをじっくりと考え、悔いのない仕事選びをしてください。学生なので、学業やアルバイトなどさまざまなことに時間を割かれることはあるのですが、入念に準備をした上で、「やりきった」という実感が持てるくらいに企業研究に全力で取り組んでいただきたいです。
(山本さん)

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「企業担当者と話す際は、自分のありのままの人柄や人間性が伝わるように工夫していた」と山本さん。自己分析に注力したおかげで自己理解が深まったと企業研究を振り返る。

マイナビ編集部から

ビルなどの施設を利用する際、快適でストレスを感じないことが当たり前になっているが、それは施設管理が行き届いている証である。ビルは電気設備や空調、熱源機器がなければ、機能を果たせず、施設管理は欠かせない役割となっているのだ。南海ビルサービスもその担い手の1社であり、設立以来、大阪・難波エリアを中心としてさまざまな施設管理を手掛けてきた。お話を伺った若手社員の方々は、第一線で活躍されており、言葉の端々に日々仕事を積み重ねているからこそ、自分の仕事に対する自負と成長意欲が感じられた。同社が手掛けている施設の中には街のシンボルにもなっている建物や、公共施設等も多くあり、各自の仕事が街づくりにも貢献していることを実感でき、やりがいも感じられるのであろう。また、西山社長からもお聞きしたが、親しみやすい風土があり、面倒見の良い上司や先輩方に見守られて成長していける環境も若手の活躍の背景にあることが推察される。同社では入社後の教育体制も充実しており、学部は文理不問の募集となるのでご安心を。学生時代にチームで結果を出すことに注力した経験がある方や、誰かのために役立つ仕事をしたい方には、やりがいを感じられ、活躍のチャンスがある企業である。

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南海グループに属し、大阪・難波エリアの成長とともに歩んできた同社。今後も、事業を強化し、街の発展に貢献するビル総合管理企業として成長していく。

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