最終更新日:2025/4/4

(株)プライムプレイス【東京建物グループ】

  • 正社員

業種

  • 不動産(管理)
  • ビル施設管理・メンテナンス
  • 専門コンサルティング

基本情報

本社
東京都

取材情報

研修・教育について伝えたい

スキルアップを2名の先輩がサポート。新入社員向けダブルメンター制度を紹介します!

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多角的な視点での成長をサポートするダブルメンター制度

東京建物グループである強みを活かしながら、商業施設に特化したプロパティマネジメントを展開するプライムプレイス。同社の教育における特色の1つである「ダブルメンター制度」について、社員3名に話を伺った。

T.K.さん(運営事業本部 運営二部 アスピア明石オペレーションセンター/2024年入社)
出店者業務とリレーション業務を担当。施設で働く従業員の方々の職場環境向上、店舗に出向いての営業状況のヒアリングなどに取り組む。

K.N.さん(運営事業本部 運営二部 アスピア明石オペレーションセンター/2022年入社)
テナントリーシング業務を担当。既存テナントとの再契約に関する契約業務、新規区画へのテナントの誘致が主な業務。

F.H.さん(運営事業本部 運営二部 アスピア明石オペレーションセンター/2019年入社)
主に販促を担当。施設全体の集客促進や売上向上につながる施策の企画から実行までを担う。

休日の過ごし方は?

「母と訪れた淡路島旅行で鳴門海峡大橋から見た渦潮は圧巻でした。現在は海の近くに住んでおり、散歩コースからは明石海峡大橋と淡路島を望めます」(T.K.さん)
「天橋立などの観光名所を訪れています。大阪や京都など、各地の魅力的なスポットを巡って、関西の文化や景観を楽しむ休日を過ごしています」(K.N.さん)
「アーティストのライブに行くのが趣味で、かれこれ20年以上も楽しんでいます。趣味を通じてトレンドを知り、販促に落とし込むこともあります」(F.H.さん)

OJTから面談まで。2名の先輩が寄り添い成長をサポートするダブルメンター制度

――ダブルメンターではどんなことをしているのか、具体的に教えてください。

T.K.さん
メンター制度は、新入社員に先輩社員が指導役として1名付く教育の取り組みです。ダブルメンター制度では、先輩社員が2名付いてくださいます。私は現在、K.N.さんとF.H.さんのそれぞれから指導を受けており、具体的な業務内容と進め方については、以前同じ業務を担当していたK.N.さんから主に教わっています。一方、F.H.さんからは働く上での基本的な心得や、お客さま対応などについて指導を受けています。

K.N.さん
ダブルメンター制度は、入社後すぐに始まります。5月からの本社研修の時点でダブルメンター制度が開始され、私とF.H.さんがメンターとして付きました。ダブルメンター制度は入社1年目の3月まで続きます。入社した当初は、お客さまやオーナーに対するビジネスマナーなど基本的なところから指導を始めましたが、最近はどんどん実践的な業務の指導が増えてきました。商業施設の運営管理業務やレポーティング業務、契約業務なども含めてOJTを通じた指導を行っています。

F.H.さん
ダブルメンター制度では、OJTでの指導にあたるだけでなく、面談も1対1で毎月1回行われます。月ごとに異なるメンターと面談をするので、例えば今月は私、来月はK.N.さんというように交互に実施しています。面談では業務上の不明点や困りごとの相談にも乗りますし、最近ではT.K.さんが成長して、複数の業務を任せられるようになってきたので、取り組むべき業務の整理や優先順位付けなど、効率アップにつながるアドバイスをすることもありますね。

T.K.さん
お二人にはいろいろと指導いただいていて本当に助かっています。印象に残っているのは、6月から7月頃に近隣商業施設の視察があり、神戸の商業施設に配属となった同期と合同で視察報告会を行った時のことです。私はプレゼン資料の作成が大の苦手で、一時は挫折しそうになりましたが、お二人から聞き手の立場に立った発表方法や資料作成のコツを教えていただき、無事にプレゼンをこなすことができました。このようにお二人には業務の指導だけでなく、精神的な支えにもなっていただいています。

細やかなケアで新入社員の不安を解消。先輩2名を通じて多面的な視点で学べるのもメリット

――ダブルメンター制度を経験してみての良さはどこにあると感じていますか?

T.K.さん
異なる業務や経験を持つお二人から、多角的な視点でアドバイスをいただける点です。また配属当初は職場でのコミュニケーションに不安を感じていましたが、二人のメンターがいることで大きな安心感を得られました。その安心感が土台となり、いろいろな方々と積極的にコミュニケーションを取ることができるようになりました。

K.N.さん
年齢の近いメンターと経験豊富なメンターという組み合わせにも利点はあると思います。通常のメンター制度では、若手社員もしくは経験豊富な中堅・ベテラン社員の1名がメンター役を務めますが、当社のダブルメンター制度では、若手社員と経験を持つ社員の2名体制になります。若手社員のメンターは年齢が近いからこそ分かるつまずきそうなポイントや悩みに寄り添うことができますし、経験豊富な社員のメンターは、指導内容を適切にフォローする役割を果たしています。

F.H.さん
当社はシフト制勤務になるのですが、現場ではどちらかのメンターが必ず出勤しているため、新入社員が孤立することなく働けるのもメリットでしょう。その他にも、新入社員が相談内容に応じて2名のメンターに相談できる点も、ダブルメンター制度の良さだと感じています。また経験年数の異なるメンターが指導にあたることで、新入社員が多面的にさまざまな視点から学べるのも、視野を広げられるのでメリットだと思います。

――K.N.さん、F.H.さんが指導において心がけているのは、どんなことですか?

K.N.さん
メンターとして特に心がけているのは、こまめな声がけです。最近は実務的な業務を多く任せるようになってきているため、キャパオーバーになっていないか、つまずきはないかを注意深く見守っています。また、失敗しても厳しく叱責するのではなく、成長の機会として捉えられるよう「失敗しても大丈夫」というメッセージは伝えていますね。

F.H.さん
T.K.さんとは年齢が離れているからこそ、私は自然体で接するようにしています。学生から社会人になって慣れない環境で働くのですから、メンタル面のケアも大切だと思うのです。席が隣同士ということもあり、「困ったことがあれば声をかけてね」とこまめにコミュニケーションを取るようにして、気軽に相談できる関係づくりに努めています。

社内外との連携がより良い施設づくりにつながる。施設の価値向上や発想力を活かせるのがやりがい

――プライムプレイスは全国の商業施設でプロパティマネジメントを行っていますし、商業施設のプロパティマネジメントを展開していくにあたっては社内各部署との連携も必要だと思います。社内外の連携は、どのような形で行っているのでしょうか。

K.N.さん
社内外での連携はとても重要です。例えば私が担当しているテナントリーシングでは、新規出店に際して販促業務やアカウント業務も関わってくるため、定期的に各担当者と情報共有を行っています。開業販促の打合せでは、より専門的な知識を持つ販促担当者に参加してもらうなど、細かな連携を心がけています。

また、関西圏内の他施設とも活発に連絡を取り合っています。私はアスピア明石を拠点としていますが、ラソラ川西やエキソアレ西神中央などのリーシング業務への参加、さらに非常駐物件のコンサル業務も担当しており、各施設での誘致活動の情報を共有しています。連携することで、ある施設での商談が他の施設の出店にもつながるなど、効果的なテナントリーシングが可能になるのです。こうした連携が、より良い施設づくりの基盤になっています。

――最後に皆さんにお伺いしたいのですが、どんなところにやりがいを感じていますか?

T.K.さん
入社して間もないですが、担当業務を確実にこなせたときや、従業員の方々から休憩室の改善に対する直接的な感謝の声をいただいたときなど、日々の小さな達成感がやりがいになっています。

K.N.さん
醍醐味は何と言っても、新しいテナントと契約が成立し、お店がオープンする瞬間を目にできることです。契約に向けた交渉から開店準備まで、さまざまなプロセスに関わった店舗が実際にオープンを迎えた時は、この上ない達成感があります。一つひとつの出店が、施設全体の価値向上につながっていくことを実感できるのも、この仕事の魅力です。

F.H.さん
販促としては、発想力、突破力、解決力を磨き続けることにやりがいを感じています。大切にしているのは、仕事だけではなく私生活も含めた経験から学びを得ることです。趣味を通じてトレンドを把握したり、人々の興味・関心を観察して販促施策に活かしています。SNSも活用します。年齢を重ねても学び続ける姿勢が、成長のためには欠かせません。

――先輩社員の新入社員に対する手厚いサポートや、仕事におけるやりがいなどが理解できました。ありがとうございました!

学生へのアドバイス

就活生へのアドバイスとしては、自分の考えや経験を言語化する能力を磨くことを意識するようにお伝えしたいです。実際の業務では、さまざまな関係者とのコミュニケーションが必須となるため、言語化はとても重要なのです。大学生のうちから、自己表現力を意識的に向上させるよう取り組んでみてください。当社は、新入社員が早期から実務経験を積める環境です。ダブルメンター制度をはじめ、充実したサポート体制で、安心して挑戦できます。(T.K.さん)

就活においては、業界を早期に限定せず、幅広く検討することをおすすめします。各業界にはそれぞれに特徴があり、多様な業界に触れられる機会は新卒でしか得られないことも多いからです。一生に一度の新卒就職だからこそ、十分な時間をかけて検討し、自分に合った業界や企業を見つけてください。当社は温厚で柔軟な社員が多く、働きやすい社風なのも魅力の1つです。(K.N.さん)

就活に取り組むにあたっては、入社後のキャリアビジョンを明確にすることをすおすめします。働くイメージを持つことで、企業とのミスマッチも防げるでしょう。当社の魅力は、充実した研修制度やコミュニケーションをとりやすい環境も挙げられます。他施設との交流や上司への相談がしやすく、知識を深められる環境が整っています。また、休暇取得がしやすく、ワーク・ライフ・バランスにも配慮した働き方ができます。(F.H.さん)

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「さまざまなタイプの商業施設を担当できるのが魅力。営業・企画・運営など業務の幅も広く、若いうちから責任ある仕事を任せ、成長を促す会社です!」

マイナビ編集部から

同社の事業はプロパティマネジメント。商業施設のハードとソフトの両面から付加価値を追求し、利益を生み出し、その街に根づいた空間をつくる仕事だ。同社ではシフト制を活用した柔軟な勤務体系を導入し、社員のワークライフバランスを積極的にサポートしている。

テナントリーシングに携わるK.N.さんは、「3日勤務して1日休むといったローテーションが組まれているため、体力的な負担が少なく働けています。希望休という制度を使えば土日の休暇取得も可能で、自分の予定に合わせた休暇調整ができるのです」と語る。同社では通常の有給休暇に加え、夏季・冬季に取得できるリフレッシュ休暇もある。それぞれに3日間、合計で6日間が付与されるリフレッシュ休暇は、有給休暇と組み合わせることで連続休暇にすることもできる。

また残業時間については、「残業時間は、私の場合ですと月平均15時間程度と比較的少なめです。業務の波はありますが、全体的に見るとかなり働きやすい環境だと感じています」とK.N.さんは話していた。同社では柔軟な勤務体系と充実した休暇制度を整備することで、社員一人ひとりの生活スタイルに合わせた働き方を実現している。ワーク・ライフ・バランスも含めて働きやすい企業を検討している方には、こうした制度面も判断材料となるだろう。

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同社は街づくりにおけるソリューションを提供する東京建物グループの一員。グループによる合同研修のほか、運動会などのイベントも共同で行われている。

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