最終更新日:2024/6/20

パナソニックプロダクションエンジニアリング(株)

業種

  • 機械設計
  • 半導体・電子・電気機器
  • ソフトウエア
  • 情報処理
  • プラント・エンジニアリング

基本情報

本社
大阪府

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

私たちが誇る〈設計スキル〉〈チーム構築能力〉〈スケジュール管理能力〉

  • 電気・電子系 専攻の先輩

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自分の強みを見つけ、仕事をもっと楽しく、スムーズに動かす

汎用性のある生産設備はもちろん、顧客オーダーメイドの生産設備の設計・製造で高い技術を提供しているパナソニックプロダクションエンジニアリング。3人の技術者のスゴい仕事術を紹介します。

■山本裕美さん
設計技術二部
2017年入社 工学部ロボット工学科卒
■山本力也さん
ITソリューション一部
2015年入社 システム理工学部 電気電子情報工学科卒
■川本美帆さん 
ITソリューション二部
2019年入社 ※2010年新卒入社、その後家族の海外転勤により退職。再雇用制度を利用し、再び同社へ。
理工学部電気電子工学科卒

ピンチの乗り越え方・切り換え方

「困ったときは周囲に頼ります。なぜ失敗したのか、解決方法を知ったら、それを理解し、自分のスキルに変えるようにします。そうすることで同じ失敗を防ぎます」と山本さん
「楽観的な視点を持つ。時間にまかせてみる。あまり自分を追い込み過ぎず、家に帰って寝る(笑)。次の日に新しいアイデアが浮かぶこともあるんですよ」と山本さん
「ひとつの仕事がどれくらいの時間で終えられるか、日頃から自分の目安を持つようにしています。プライベートを充実させることも大切にしています」と川本さん

苦手なことが努力によって、得意なことに変化!CADの競技会で入賞したことが大きな励みに

検査ラインや搬送機器などの設計を行っています。まだ、自分ですべて描けるまでには至っていないのですが、工場と先輩設計者の間に立ち、部品の手配や資料作成などを担当しています。生産設備は規模が大きいので、動き出したときはドキドキ。お客さまへ出荷できる状態になった設備を見たときは、自分がイメージしたものがカタチになる喜びを実感します。設計者としては知識も経験も浅く未熟ですので、今心掛けていることはスピードアップ。図面を速く仕上げるだけではなく、精度の入れ方などの勉強もしています。この努力が実ったのか、パナソニックグループの社内技能競技会で、CAD部門の銅賞と努力賞を受賞。スピードはもちろん、重要な要素が抜けていないか、中心合わせがわかる描き方になっているかなどが審査されます。設計は自分の中では苦手な分野だったので、この結果は本当にうれしかったですね。この受賞をきっかけに、もっと上を目指したいと思うようになりました。
社内で知識の浅さを怒られたことはなく、先輩たちはわからないことがあれば詳しく説明してくれます。素直な気持ちでゼロから学べる環境に感謝しながら、もっと知識を身につけ、挑戦していきたいと思います。〈山本裕美さん〉

直接顔を見て話すことで、わかり合える。仕事以外の場においても、人と接する機会を積極的に持つ

工場内の生産管理システムや倉庫管理システムの開発を手がけています。生産設備に蓄積されたデータの収集、生産や品質に関する情報の見える化への取り組み、在庫管理などのアプリケーションの設計・開発などを担っています。お客さまの生産ラインをスムーズに稼動させるのが私のミッション。お客さまと仕様の検討もするなど、開発の上流工程を担当しています。
私の仕事はさまざまな人が関わります。受注をいただいたお客さま、他社の生産機器メーカーの技術者など、プロジェクトメンバーの年齢も考え方もさまざま。その中でスムーズにプロジェクトを進めていくために、必要なのはコミュニケーション能力です。心掛けているのは、〈メンバーと直接話す〉ということ。顔を見て話すことで、メールの文章では伝わらない微妙なニュアンスも把握でき、感じ方や受け止め方を予測しながら、言葉を選ぶことができる。その結果、メンバーの意見を確実に吸い上げることができ、自分の考えも伝えられると思っています。実は学生時代はリーダーのような役割は苦手でしたが、社会人になり、苦手意識を持たずにやってみようと決心しました。仕事の場だけではなく、運動会やお祭り、食事会など、社内イベントにも参加。他部署の社員と顔を合わし、話をする機会を持つようにすることで、少しずつ社内で〈人のネットワーク〉を築けることができていると思います。〈山本力也さん〉

タスクは週単位で管理し、残業ゼロをめざす。先輩の一言でブレイクスルーを見つけることも

電気自動車に利用されるリチウムイオン電池の生産工程で使用される画像検査システムの構築を担当しています。異物混入を防ぐための検査機器で、高速で搬送ラインを流れる対象物をブレが少なく撮影できる高精度な製品で、しかも小型。約2カ月前にこのプロジェクトに参加しました。検証と調査を重ね、どのように進めていくか、考えていく過程は楽しいですね。「良いものをつくる!」という気持ちをメンバー全員で共有しています。
仕事をする上で気をつけているのは、スケジュール管理とこまめな修正です。担当する仕事量に対して、どれくらいの時間で仕上げられるかを見積もります。一日単位ではなく、週単位で計画を立てるのがポイント。先輩には必ず進捗状況を伝え、アドバイスを受けることも。もちろん、まずは自分で解決策を考えますが、先輩の一言でブレイクスルーを見つけられることもあります。日々の業務の取り組み方は、その日にやると決めた計画業務をきっちりと終わらせるようにしています。自然と集中して取り組み、結果として業務時間短縮に繋がると思っています。
新卒で入社後、夫が海外転勤になり一度は退職しましたが、再雇用制度を利用し、再び入社しました。この会社が好きで、仕事内容も好き。人間関係も良く「また、ここへもどってきたい」と思いました。将来は直接お客さまと仕様について話し合うポジションに立ちたいですね。〈川本美帆さん〉

企業研究のポイント

◎自分の〈好き〉にしばられ過ぎると、選択肢が減ってしまうように思います。得意なことの周辺や、似ているものにも目を向けてみることで、新しい分野との出会いがあるかも。技術は突き詰めれば、どこかでつながっているように思います。〈山本裕美さん〉
◎事業内容や仕事内容のほかにも、働きやすい職場かどうか、社内の雰囲気もぜひ自分の目で確かめてください。〈山本力也さん〉
◎美容機器やアイロンなど、パナソニックは「こんな商品があれば、うれしいな」と思える商品をつくっている会社。お客さまの視点に立ったものづくりに共感し、このグループで働いてみたいと思いました。メーカーであれば、自分にフィットするものづくりをしているかどうかも企業を選ぶ上では大切だと思います。〈川本美帆さん〉

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多くのプロジェクトを経験することで、調整能力や推進能力、マネジメント能力が身に付く。チームワークで進める場面が多く、目標や達成感も共有できる。

マイナビ編集部から

パナソニックグループの中でも、マニュファクチャリングイノベーション分野で、存在感を放っているのが同社だ。測定器や検査機器など標準仕様の製品のほか、顧客から依頼を受け、機能や仕様などをイチから検討し、つくり上げる受託開発設備において高い実績を上げている。医療用自律搬送ロボットや自動細胞培養装置など、市場ニーズを反映した新規事業も推進。今回登場いただいた3名の技術者のみなさんの言葉から感じるのは、伸びやかな社風のもとで個性を生かして成長していることだ。また、ほど良い独立性が保たれたオフィスからは、快適な職場環境が伝わってきた。家庭の事情などで一度は退職しても、再び入社し、職場復帰を果たすチャンスを得られる再雇用制度など、柔軟にキャリアを描ける制度もある。メカ設計、ソフトウェア開発、製造、メンテナンスなど仕事領域も多彩。ダイナミックなものづくりを感じながら成長できる企業だ。

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一人ひとりのデスクまわりはゆとりがあり、機能的。余計なパーティーションがないため、コミュニケーションが取りやすく、動きやすいのも特徴だ。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2025に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2026年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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