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最終更新日:2025/4/3
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部署名阿久根工務センター
勤務地鹿児島県
仕事内容電力設備の保守・管理
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書類整理:外注している検査・工事関係書類の処理。
列車巡視:週に1回、列車に添乗して電力設備に異常がないか点検する。
伐採:電力設備に支障している樹木等を伐採する。
肥薩おれんじ鉄道の電力設備の保守管理を担当しています。当社の列車は、気動車(ディーゼル車)で電車ではないため架線を使用しませんが、当社線を通行する貨物列車やJR九州様の観光列車36ぷらす3等の電気車のために電車線(架線)が設備されています。肥薩おれんじ鉄道線は、海沿いの区間が多くあり、日本の鉄道の中でも有数の景観を有しています。しかしながら、海に近いことで発生する塩害(海風によるサビ)がひどく、電力設備の劣化が早いです。日本中を走る貨物列車の輸送網の保守の一端を担うことのできる、やりがいのある仕事です。
線路内での作業や高所作業等、私たちの作業には危険がつきものです。なので安全作業を常に心がけています。特に、架線には交流2万ボルトもの高電圧が流れており、触れなくても近づいただけで感電してしまいます。作業をする時には停電の確認と安全のために接地を必ず付けます。また、作業員は人間なので残念ながらミスはなくなりません。作業員どうしのダブルチェックにより確認を必ずします。
令和2年7月豪雨災害により、当社線は複数箇所で設備の損傷等により、全線開通まで4ヶ月もの月日を要しました。中でもひどかったのは、海浦駅~佐敷駅間の佐敷トンネルが山の上からの倒木・土砂により埋まってしまったものです。架線や線路が土砂の下に埋まっており、衝撃を受けました。復旧作業は苦悩もありましたが、なかなかない経験でしたので、それだけ自身の成長にもつながりました。