最終更新日:2024/7/25

(株)スリーエスコンサルタンツ

業種

  • 建設コンサルタント
  • 建築設計
  • 設備工事・設備設計
  • 専門コンサルティング

基本情報

本社
大阪府

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

土木から電気通信分野まで幅広く網羅する建設コンサルタント!

  • 土木・建築系学部 専攻の先輩

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行政からの幅広いニーズにワンストップで応えられるのが強み

行政、建設コンサルタント、ゼネコンが一体となり、構築される社会インフラ。人々の安全、財産を守るため、最前線で活躍する2人の先輩技術者を紹介します。彼らの仕事ぶりから当社で働く醍醐味を知ってください。

■K.Nさん
調査設計分野(写真左)
2021年入社/環境都市工学部 都市システム学科卒

■E.Sさん
調査設計分野(写真右)
2022年入社/文学部 英文学科卒

仕事で大切にしていることは?

「報告・連絡・相談です。決定した方針が間違っていることもあるため、必ず上司に確認しています。これはベテランになってもずっと続けたい心掛けですね」(K.N)
「まだいろいろな知識が足りていないため、わからないことは尋ねることを意識しています。経験を重ねても確認を怠らず、正確な仕事をしたいと思っています」(E.S)
「若手が多く活気があり、年齢を重ねても仕事への情熱を持ち続ける上司、先輩ばかりなので会社が楽しい。自分の仕事が社会に役立つやりがいも味わえます」(K.N/E.S)

入社2年目で初めて尽くしのプロジェクトに挑戦。この経験があったから成長できた!

もともとインフラ構造物に興味があり、大学進学時から建設コンサルタントへの就職を意識していました。なかでも特に面白いと思ったのが水理学で、河川の調査設計に携わりたいという明確な目標もできました。しかし、企業研究ではあえてゼネコンや異なる仕事の情報収集も行い、自分の本心を確認。「やっぱり建設コンサルタントになりたい」という思いを確かめた上で業界を絞り、スリーエスコンサルタンツへの入社を決めました。決め手は希望の勤務地で働ける転勤のない環境と、オープンな雰囲気です。これは入社後の今も感じることですが、質問すると仕事の手を止め、目を見て話を聞いてくれる上司ばかりで本当にありがたい。向き合い、育てようとしてくれる愛情を感じています。

私は入社以来、河川をメイン担当にしていますが、3年目からは知見を広げるために道路の調査設計にも携わるようになりました。自治体など発注者からの依頼に基づいて構造を考え、予算も含めた複数案を提示。議論を重ねながらベストな構造へと近づけ、発注者から承認を得た後、工事発注に向けた図面の作成、必要な資機材のピックアップ、施工計画の立案・検討を行い、これらをまとめた報告書を提出するのが私の仕事です。これまで堤防など河川砂防に伴う設計を数多く行ってきましたが、完成したのはまだ1つ。というのも河川案件は水の少ない冬期に施工が限られ、なかでも堤防は施工区間が400mなど規模も大きいため、完成までに期間を要するからです。

今もよく覚えているのは入社2年目に任された案件です。そこは地盤が弱かったため杭基礎工事が不可欠で、耐震設計に伴う構造計算も必須。しかし私はこれらすべてが初めてだったため、非常に苦労しました。基準書を読み漁り、杭基礎のメーカー各社に問い合わせ、社内でも多くの先輩に質問し、何とかやり遂げることができました。本来は5年目、7年目など経験豊富な先輩方が担う仕事を2年目で任されたのは大変ではありましたが、この経験があったからこそ成長できたと思っています。今、この案件の修正設計を担当しているのですが、自分の図面が形になっている現場を見るとやりがいを感じます。今後は堤防以外の構造物、例えば護岸や堰、樋門などにも携わり、幅広い経験を積むのが私の目標です。(K.N)

文系から電気技術者へ転向!数々の資格を取得しながら、なりたい自分に近づいています

私は新卒で電気通信工事に携わる会社に入り、事務職として基地局整備に伴う工事の情報や資料の収集・整理を担当していました。仕事を覚えるなかでどんどん技術分野への興味が高まり、難易度が高いとされる「第一級陸上無線技術士」、特殊無線資格の最上位といわれる「第一級陸上特殊無線技士」の資格を取得。これらを生かし、設計に携わりたいと転職を考えるようになりました。建設コンサルタント業界を選んだのは、国や自治体などの発注者、必要な資機材を提供してくれるメーカー、協力会社となる設計事務所など、幅広い人と接することから視野が広がると考えたからです。なかでも当社を選んだのは、男性イメージが強い建設業界にありながら男女が平等に活躍できる環境があることが決め手になりました。

私は入社以来、電気グループの一員として調査設計に携わっています。これまでの仕事の中で印象に残っているのは、入社3カ月で担当した案件です。港湾施設の照明400灯のLED化に伴う現場調査、メーカーと連携した器具の選定、費用の算出などに携わりました。入社間もないこともあり、経験はもちろん、照明の知識もない状態での挑戦でしたが、先輩方に支えられながら報告書作成までやり遂げることができました。心掛けていたのは、誰が見てもわかる資料づくりです。見てほしいポイントは色付けし、補足資料を添付するなどプラスαの気配りを大切にしました。工事自体はまだこれからですが、発注者からは提示した資料の内容にお墨付きをいただくことができ、ひと安心しています。

当社は若くても、経験が浅くても、社員の意欲を信じて任せてくれるのが魅力。難しいかなと思っても、「信頼してもらっているのだから期待に応えたい」と頑張れます。また、先輩方もいつでも質問に応え、助けてくれるので安心してチャレンジできます。今後はもっと知識を身につけ、周囲に頼らず1人でも業務を回せるようになるのが目標です。並行してさらなる資格取得にも挑み、次は「技術士」取得に向けた勉強も始めたいと思っています。そして将来は家庭と仕事の両立を図り、結婚しても経済的にも精神的にも自立した女性としてキャリアアップを目指すのが私のビジョンです。(E.S)

先輩社員が本音で対談!学生のみなさんが知りたい疑問に答えます

Q.入社後に感じたギャップは?
【K.N】マイナスのギャップはありませんでした。入社前は調査、設計、図面や測量計算書の作成など業務が多岐にわたる→忙しいのでは?と思っていましたが、実際は専任のCADオペレーターの方がいて技術者をサポートしてくれる。設計の核というか、一番面白いところを堪能する働き方ができると感じています。

【E.S】確かにそうですよね。私は建設業界=大先輩ばかりというイメージだったのですが、若手が多くてびっくり。年齢が近い先輩が多いので仕事がしやすく、「2つ上なだけなのに、もうこんなことまで!」と大いに刺激を受けています。

Q.社風の魅力を教えてください
【K.N】社員同士の交流が盛んなので、若手で集まってフットサルや野球、バスケをしたり、そこに40代の上司のみなさんも参加してくださったり、楽しいですね。職場とは異なる一面を見て、距離が縮まることも多いです。

【E.S】私も何でも相談できる雰囲気だと感じています。人数的に多いのは男性ですが、仕事内容に男女の差がまったくないのも当社の特徴。服装も自由なので、その点も私は働きやすいですね。

Q.働く環境はどうですか?
【K.N】働きやすいです。必要に応じて残業もしますが、それも自分の仕事の進捗次第。定時でサッと帰る時もあれば、定時を少し過ぎても切りのいいところまで終えて帰ることも。自分でスケジュール管理できる環境です。

【E.S】仕事が滞ることがなく、周りに迷惑をかけなければ有休もしっかり取得できるので、学生時代の友人と予定を合わせて旅行にも行きやすいです。休みが取りやすいのもそうですが、私はいつもベテランの先輩方の仕事ぶりに影響を受けています。年齢を重ねても、仕事への情熱を維持している方ばかりなので尊敬しかありません。

Q.どんな人が活躍していますか?
【K.N】社内外を問わず円滑なコミュニケーションを図れる人が活躍していると思います。この仕事は相手の意向をくみ取ることがとても大事!発注者の意図を間違って理解すると、設計にも大きく影響しますからね。

【E.S】私は設計の豊富な知識がある方が活躍している印象です。知識をもとに提案する仕事なので、知識がなければ良い提案はできません。その点、当社は力のある人材が揃っているので、私もそうなりたいと目標にしています。

企業研究のポイント

【K.Nさん】私自身もしましたが、企業を絞り込む際、あえて興味のない業界の企業研究を行うことをおすすめします。そうすることで興味の有無が明確になり、進むべき方向がはっきりすると思います。また、インターンシップではできれば若手社員との座談会やランチ会などがあるものを選び、若手がどんな風に働いているのかを自分の目で確かめてください。また、プライベートの過ごし方を聞き、休日を満喫している話があれば、オンオフのメリハリがある働きやすい会社だとわかると思いますよ。

【E.Sさん】いざ企業研究を始めようと思っても、わからないことばかりで進まない。そんな経験はありませんか?私も学生時代はそうでした。そんな時は迷わず、大学のOBなど先輩に聞いてください。何をすればいいのか、自分に合う企業を選ぶにはどこを見ればいいのかなど、先輩の体験談をヒントに自分なりのやり方を見つけるのがいいと思います。私がみなさんにアドバイスするとしたら、企業を知るには人に会うのが一番だということです。ナビやホームページを見ても、リアルな企業像はわかりません。気になる企業の本当の姿を知るには、必ず人と会うことが重要。人と会って知りたいことを聞き、人を見てどんな働き方ができるかを確かめてください。

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若手のうちから責任ある仕事を任され、チャレンジしながら成長できるのが魅力。会社からの期待を糧に、それに応えようと自然にスキルアップできる雰囲気があります。

マイナビ編集部から

1990年の創業以来、官公庁や地方自治体と強固な信頼関係を築き、道路、河川、橋梁、都市計画など多岐にわたる分野でコンサルティング業務に携わってきたスリーエスコンサルタンツ。同社は大阪の本社を中心に西日本エリアに基盤を持つ建設コンサルタントだが、いまや拠点は日本全国へ。東京の東日本支社、名古屋の中日本支社に続き、2024年には石川県に北陸支社を開設。2022年までは9つだった営業所も2023年の広島営業所立ち上げを皮切りに、現在は三重、新潟、長岡、相模原、豊田、浜松を加え、16拠点となっていることからもその成長ぶりがわかるだろう。

調査から企画設計、技術者派遣まで公共事業をトータルサポートできること、社会インフラを守り、地域社会に貢献できるのがスリーエスコンサルタンツの強みであり、やりがいだろう。今回、2人の先輩社員にお話を伺ったが、K.NさんもE.Sさんも若手のうちから責任ある仕事を任されていることに驚いた。前向きに挑戦し続ける姿勢を大切にする同社は、経験が足りなくても努力するプロセスをしっかり評価。チャレンジする人材を上司や先輩が支え、成長を促す環境が整っているのだ。もちろんスキルアップのための研修制度も充実。社内外の勉強会や講習会を通じて最新技術や工法を学ぶことができるから、若くても自信をもって一歩前に出ることができるのだと感じた。

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「先駆者であること」「最適なサービスを迅速に提供する」「最高のメソッドで最高の顧客満足度を得る」のがスリーエス(SSS)の由来。この思いにぜひ共感してほしい。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2025に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2026年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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