日本赤十字社　東海北陸ブロック血液センター

東海4県（岐阜・静岡・愛知・三重）と福井県で献血していただいた血液を輸血用血液製剤として使用できるように調製しています。献血血液の受入、白血球の除去、血液成分の分離、放射線照射、ラベリング・包装、製品化など様々な業務を行っています。いかに早く、そして正確で丁寧に仕事ができるかを考えています。製剤部門では普段の製造業務に加えて機械の管理、製造の管理、文書の管理、資材の管理など様々な業務も係を決めて分担しています。そのほか、清潔を保つこと（毎日の清掃）も重要な仕事の一つです。

日によって担当する業務は変わりますが、同じ担当業務であっても調製する血液の本数が異なったり、献血血液由来の色や重量などでその後の調製方法が変わったりするなど、同じように見えて同じ日はありません。その中で、まだまだ先輩方には及びませんが、自分で考え、周りの先輩方の協力・アドバイスをもらいながら日々成長していけることがやりがいだと思います。

父が献血をしていたということもり、献血が身近な存在でした。そのため大学入学後、石川県学生献血推進委員会に参加し、献血会場での接遇や献血協力への呼びかけを行っていく中で血液事業に興味を持つようになりました。更に、就職活動とは関係なくこの「日本赤十字社東海北陸ブロック血液センター」を見学させていただく機会があり、今の仕事があることを知りました。薬剤師は薬を患者様に説明をして、安全に薬を使用してもらうことが有名な仕事です。しかし、その薬（輸血用血液製剤）を作り、医療の現場を陰で支えていく仕事をしたい！と、思ったのがこの会社に決めた理由です。