最終更新日:2024/10/17

パナソニックEWエンジニアリング(株)

業種

  • 設備工事・設備設計
  • 建設
  • 建築設計

基本情報

本社
大阪府

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

『パナソニック』の設備と技術で日本全国のオフィス・施設に安心と快適を!

  • 機械系 専攻の先輩

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入社3年の技術職と13年目の営業職が語る現場の“リアル”とは。

日本を代表する巨大ブランド『パナソニック』グループの一員として、技術・ノウハウ、人脈、そして何より自身の人間力を発揮して、日々奔走する若手エンジニアと中堅営業職に、それぞれの仕事の魅力を伺った。

(写真左から)
田口梨紗/2019年入社/近畿支店 ビルシステム部(施工管理職)
天島寛朗/2009年入社/近畿支店 営業部(技術営業職)

こんな時に“キュン”とする! 私たちの仕事の魅力はこんなところにも。

専門技術が生かせる面白さもありますが、無事工事が完了し取引先や業者の方から「お疲れさま」「頑張ったね」と声を掛けられたときがやっぱり一番うれしいですね。(田口)
地道に信頼関係を育て設計協力・見積提案を重ねたのちに、ついに取引先から「天島さんに相談したい」の一言を引き出せたときは、思わず“素”の笑みがこぼれます。(天島)
テレビや新聞にもたびたび登場するような著名な物件に携われる、人に自慢できる仕事ができるのも、“パナソニックブランド”を担う当社の大きな強み・魅力のひとつです。

当たり前を当たり前たらしめる、技術とやりがいに魅せられて。<田口/施工管理職>

安全で快適な暮らしに欠かせない照明や空調、そしてセキュリティシステム。一軒に数部屋の一般住宅なら家主ひとりの管理で事足りますが、数十、数百も部屋数があるオフィスビルや学校などでは、ひと部屋ひと部屋回って管理するには限度があります。そんな大規模施設の電気や空調を一手に管理・制御しているのが、当社の中央監視システム。なかでも私は主に空調自動制御システム系の商材を担当し、温度センサー等機器の設置や調整・配線工事等の施工管理を担当しています。

この仕事に興味を持ったきっかけは、化学工学を専門に学んだ大学時代。現代社会において、学校やオフィスビル内の空調が常時快適に保たれているのはもはや当たり前のことですが、その裏側ではさまざまな機器や設備が日夜絶えず稼働しています。各部屋内の温度・湿度を検出したり、冷水・温水を制御して設定温度に調整したり。もちろん空気や電気の流れは目に見えないものなので、中で過ごす人たちがその快適がどんな技術に支えられているのかを意識することはありません。けれどそんな当たり前を守り抜く仕事だからこそ、確かなやりがいを感じられる。そう思って、空調自動制御を手がける当社への入社を決意しました。

当社では女性技術者が活躍しています。中には産休・育休取得を経て仕事と家庭を両立する“ママエンジニア”もおり、性別によって仕事内容やキャリアが左右されることはありません。

ただ一方で、歴然とした“経験不足”を感じることはあります。当社が取扱う製品はその新旧によって仕様が大きく変わることも多く、施工プランを組み立てる際は製品仕様に応じて的確に判断・施工指示を出すことが欠かせません。以前携わったリニューアル案件では、その仕様変更を見逃してしまい、施工完了間近に再度配線を引き直す事態に陥ったことも。協力業者の方々の助けで何とか納期には間に合いましたが、作業日程は当初計画から大幅にオーバー。「経験が少ないから仕方ない」と慰めてくれる人もいましたが、もっとしっかり事前確認すべきだったと深く反省しました。ただ、失敗を悔いるだけではどうしようもありません。大切なのは二度と同じミスを繰り返さないこと。前向きに気持ちを切り替えながら、次の成長につなげていければと思っています。

グループの成長を担う巨大使命が、さらなる飛躍へと駆り立てる。<天島/技術営業職>

新卒入社後は、セキュリティシステム系で5年、中央監視や照明制御の役割を担うビルオートメーションシステム系で5年の計10年間、施工管理職を務めました。その後、現場経験で培ったノウハウと人脈をさらに飛躍させたいと考え、「チャレンジ自己申告制度(本人希望による異動促進制度)」を活用し営業職への転向を希望。念願の営業部への異動を果たし、今年で3年目を迎えました。

営業になって一番大きく変わったのは、仕事を“する”側から仕事を”創る”側になったこと。当社は単なるパナソニック製品の営業会社ではなく、機器・設備施工を核としたエンジニアリング会社。製品受注はそのまま技術サービスに連動し、設計や施工、メンテナンスといった技術提供は、その後少なくとも20年、長ければ40年と続いていくことになります。1件の営業成果はその先の安定収益の柱になる。単なる物売りではなく息の長い仕事を作り出せることが、当社営業職の最大の醍醐味です。

だからこそ、1件の工事受注に注ぐ情熱は並大抵ではありません。まず、あらゆる情報網を駆使して新築情報を入手。次にプラン提案までの段取りを整え、現場調査や設計・積算をし、予算化されるまで何度でも見積もりを出し続けます。既存施設のリニューアルとなると、そのハードルはさらに高くなります。なぜなら状況的には、新築時に導入を勝ち取りメンテナンスを重ねてきた他社が圧倒的有利。そのため“挑戦者”である当社はリニューアルのタイミングを見計りながら綿密に計画を立て、製品の特長や施工力、価格など、他社に勝る強みをアピールし続けなければなりません。そんな“下準備”期間は数年に及ぶことも少なくなく、苦労もありますが、地道な努力が“逆転“受注に実ったときの喜びはひとしお。事業成長に寄与する実感は、何にも代えがたいやりがいにつながっています。

しかし、逆転することもあれば“逆転される“こともあるのがこの世の常。つい先日、40年来のお付き合いがあり、長年提案も行っていたリニューアル件名の入札で競り負けることがありました。その後、落札者にアプローチし、なんとか工事のみは受注できたものの、条件面は非常に厳しいものになりました。けれどこれも、次の20年につなげるための大きな布石。パナソニックグループのシェア拡大を担う使命も忘れることなく、今後もこの意地とプライドと執念をもって仕事に臨みたいと思っています。

自分が動けば必ず変わる、変えられる。その実感が前向きな成長と挑戦の原動力に。

<周囲の強力なサポートが、前向きな成長と挑戦を後押し――田口/施工管理職>
新規、リニューアルの違いはあっても、現場の施工管理職にとっては1件1件が新しい件名。未熟さがゆえのミスもあれば、綿密にプランを立てていても状況によって想定通りにいかなくなってしまうこともあります。けれど失敗を恐れずチャレンジし続ければ、上司や先輩も、協力業者の方たちも、力強くサポートしてくれるし、会社は常に挑戦の機会を与えてくれる。そんな大らかで前向きな社風があるからこそ、私自身も日々着実に成長し、新しい現場、新しい仕事にどんどんチャレンジしてみようという気持ちが湧いてきます。現在の目標は、新築の大規模な物件を任されるようになること。そして施工管理技士や計装士などの資格取得にも取り組みながら、知識や経験の上積みを重ね、いずれは設計業務にも挑戦してみたいと考えています。

<自分の働きで、市場も社会も“動く”ダイナミズムを実感――天島/技術営業職>
当社は、数百の子会社を擁するパナソニックグループの中でも中核的存在で、中でも営業職は設計や施工管理といった社内各部署の役割、建築・設備市場におけるグループ各社、同業他社の動向を俯瞰するポジション。「自分のこの一手が会社を動かすんだ」「自分が会社の利益を作っていくんだ」という使命感は日に日に大きくなり、それに伴って仕事の面白みもやりがいもどんどん広がっています。また私は現在、労働組合の委員長として経営提言や労働条件の改善に取り組んでいます。グループ内128の労働組合で連携して国政への意見提出も行うため、国と企業・組織の関係や、現内閣下でわれわれ労働者の働き方、暮らし方がどうなるのかという社会のうねりをダイレクトに感じる場面も少なくありません。いち社員でありながら、事業のみならず、企業、グループ、さらには経済社会の中枢が動くダイナミズムを味わえるのは、パナソニックグループならではの魅力のひとつと感じています。

企業研究のポイント

仕事の面白さも、スキル・キャリアの構築も、経験を重ねれば重ねるほど深みを増し、価値を高めていくものです。そのため、真のやりがいを味わい、着実にキャリアを構築するには一定の経験の蓄積が欠かせません。そして、その経験の蓄積に必要なのが社内外の円滑な人間関係。会社・組織は、人が集まって初めて成立する「人財の集合体」そのもの。特に、自分ひとりで完結できることは少なく、人との繋がり・コミュニケーションを生かして成果に結びつける当社の事業においてはなおさらです。

しかし、その肝心の人間関係を入社前に的確に読み解くのは至難の業。求人情報から事業内容や採用条件、待遇などは十分に知り得ても、社風や上司・先輩たちの人柄に触れられる機会はほとんどありません。そのため、よりその企業の本質に近づきたいと考えるなら、やはり企業訪問やインターンシップなどの企業研究に取り組むことをお勧めします。当社のインターンシップでは現場社員と直接話せる機会も設けているので、仕事内容ややりがい、ワークライフバランスなどについてもよりリアルな情報に触れられるはずです。

また、本当にしたい・向いている場所に出会うには、固定概念に縛られず、未知の業界・職種に目を向けてみることもとても有効です。ぜひ視野を広げ、より自分らしく、より大きく羽ばたける場所を見つけられるように企業研究をしてください。

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「グループの信頼を担う企業の使命として、福利厚生やライフワークバランスなどの環境整備にも力を入れています。」

マイナビ編集部から

「経営の神様」の異名を持つかの松下幸之助氏によって創業され、白物家電から照明・配線などの建築設備、リチウムイオン二次電池などの先進的な車載機器まで、多彩に事業分野を切り開いてきたパナソニックグループ。中でもここ『パナソニックLSエンジニアリング』は、その先陣に立って巨大グループの事業成長をけん引する建築設備設計・施工・メンテナンスのエンジニアリング企業だ。ブランド知名度と信頼、実績によって本社を構える近畿エリアはもちろん、最大市場である東京エリアでも着実にシェアを伸ばしている。全国には無数のオフィスや施設が立ち並び、同業他社との攻防が続くが、「常に全件を取りに行く気概でいる」(営業部・天島さん)との言葉からは、更なるシェア拡大への自信と貪欲な成長姿勢が伺える。

そんな同社だからこそ、次代を担う若手・中堅クラスの人材にかける期待はことさら大きい。実際、入社3年足らずの田口さんは、既に現場責任者として3件のプロジェクトを並行して担っているし、10年余りの天島さんは“本業”の営業部の最前線で奔走しつつ労働組合を率いる立場に立つ。任される裁量の大きさは、同社が見据える未来の大きさに比例する。これから未来へと踏み出す若い人材にとって、これほど飛躍の可能性を広げてくれる舞台はなかなかない。

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「自己表現、自己主張ができる人ほど活躍できる」とは営業部・天島さん。周囲の声に真摯に耳を傾けつつも “我”を持ち果敢に未来を拓く若き人材に期待が高まっている。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2025に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2026年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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