最終更新日:2025/4/14

(株)ハウステック

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • インテリア・住宅関連
  • 住宅(リフォーム)
  • 設備工事・設備設計
  • 建材・エクステリア
  • 建築設計

基本情報

本社
群馬県

取材情報

研修・教育について伝えたい

人々の暮らしに深く関わる製品を作る企業の営業職として、必要なことを学び、成長する

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製品知識や部門間の連携、他者への思いやりまで学ぶ充実した研修

ユニットバスをはじめとする住宅設備のメーカー、ハウステック。穏やかな社風と特徴ある製品に惹かれて入社した新入社員二人に、研修での経験や学び、一人前の営業職として目指したい姿などについて聞いた。

■大熊 佳花さん
営業本部 第一営業統括部 首都圏支社 東京営業所 第三課
文芸学部 マスコミュニケーション学科卒業/2024年入社

■小出 智さん
営業本部 第一営業統括部 首都圏支社 東京営業所 第四課
経済学部 経営学科卒業/2024年入社

ハウステックの魅力

「配属となって半年、営業として売上に対する責任も求められるように。一人で頑張るのではなく、上司や先輩たちがサポートしてくれる体制があります」(大熊さん)
「社内の人間関係が穏やかなのも、当社の魅力だと思っています。失敗してもその経験を財産にして成長していこう、そんな指導をしてくれる先輩たちばかりです」(小出さん)
営業職が製造部門と相談して提案のポイントを模索したり、開発部門が営業職に意見を聞くなど、部門の枠を超えてより良い結果を目指した連携ができる社風がある。

自分がこれから提案していく製品に触れる機会を得たことで、営業職としての自覚が芽生えた

就職活動をスタートしたばかりのころは、おもちゃや子ども服などに関わる仕事がしたいと考えていました。しかし好きなことだけ見ていては視野が狭くなってしまうと感じ、「形のあるモノをお客さまに提供する営業職」をキーワードにして、さまざまな企業を見ていくようになったのです。
ハウステックの事業を知ったとき「お風呂やキッチンって、自分も含め誰もが毎日触れるもの。そういうものに関われるって面白そう」と直感し、当社を志望することにしました。
私は就職活動中、企業の事業内容だけでなく職場の人間関係も重視し、説明会などでは社員の方々の雰囲気をチェックするようにしていました。興味のある製品を扱っていて、自分が心地よく感じる雰囲気の社風、ハウステックはこの条件を満たしていると感じました。
内定後にはショールームの見学会にも参加し、そこでこれから自分たちが販売していく製品の実物に触れたことで、仕事が始まるんだという実感もわいてきたように思います。

入社後に行われた一週間の新入社員研修では、右も左もわからないまま座学で社会人としての基礎となる力や商品知識を学ぶことになり、覚えることが多くて戸惑いましたね。
当時は厳しいと感じるプログラムでしたが、今振り返ってみると研修でやったことは業務に直結していたんだと思います。
当社では研修のひとつとして、業務システムの使い方もしっかり学ぶ時間があります。これは営業として欠かせない見積書の作成も行えるシステム。製品の価格や使用するパーツの価格があらかじめセットされており、組み合わせることができないパーツを同時に選ぶとアラートが出るなど、経験が浅い私たちでも大きな間違いをせずに見積書が作成できるのです。
このような実務に関わる具体的な技術を最初にしっかり理解してから配属となるので、仕事が始まることへの不安も軽減されました。

私が配属となった東京営業所の営業3課は、新築の集合マンションやアパートを建築する工務店や建築材料の商社に対して当社の製品を知っていただくためのアプローチを行う部門。配属間もない今は、指導員である課長や年齢の近い先輩の営業活動に同行し、お客さまとの関わり方を学びながら、お客さまの依頼に合わせた見積書の作成にも関わっています。
わからないことがあれば、優しく寄り添って丁寧に指導してくださる先輩たちに助けられる毎日です。
【大熊佳花さん】

お客さまとじっくり向き合うBtoB営業。製品の魅力を学ぶ研修を経て、自信を持って提案できる力がつく

父の仕事の影響で転校が多かった子ども時代。行く先々で初対面の人たちと人間関係を築き上げるという経験をしてきたことから、人付き合いに関しては怖いもの知らずな性格になっていました。
その自分が活躍できる職種を考えたとき、頭に浮かんだのが営業職です。就職活動では営業職を中心に説明会に参加。最初はBtoCの企業を中心にリサーチをしていたのですが、次第にお客さまと長く深い関係を築いていけるBtoBの企業に関心が向くように。お客さまと協力してエンドユーザーに商品を届ける、そんなビジネスパートナーになっていきたいと考えが変わっていく中で出会ったのがハウステックでした。
面接で話した社員の方々の雰囲気、学生である私たちを尊重してくれる対応などに触れ、ここなら安心して働けると入社を決めました。

新入社員研修は茨城県にある工場で行われました。一週間のこの研修では、全国の同期が一同に集まり、みんなが同じホテルに宿泊します。ホテルは個室でしたが、研修後は一緒に食事をしたり、将来への期待や不安を語り合ったりするなど、“仲間”だと思える友人もできました。
研修では基本的な名刺の渡しかたに始まり、言葉遣いやスーツの着こなしなどビジネスマナーを学ぶだけでなく、当社の製品を作っている工場の見学も実施。どんな人たちが、どんな環境でものづくりをしているか。製品の不良品チェック体制はどうなっているのか。その現場を目の当たりにでき、本当に当社はしっかりとした信頼できるものづくりをしているのだと自信を持つことができました。
またユニットバスやシステムキッチンの組み立ての経験もしたことで、製品の仕組みを理解できたことも、私にとって営業の業務がスタートしてからとても役に立っていると感じます。

研修を終え東京営業所に配属となった今は、指導員制度のもと一対一で先輩から営業としての仕事のノウハウを学んでいる真っ最中です。
私の所属している営業4課は、設備施工を行う工務店や建築材料を扱う商社を中心に商品の提案を行うチーム。先輩と一緒にお客さまのもとを訪問することはもちろん、マンションや住宅の新築やリフォームの現場にお邪魔することもあります。
当社の製品が設置される場所を自分の目で見る、それによってより的確な提案ができるということを知りました。また、お客さまの状況や社風に合った対応の大切さも感じています。
【小出智さん】

新入社員研修や指導員制度による教育を受けて、お客さまの課題に寄り添う営業としての視点を身につける

本格的な業務に携わるようになり、お客さまとのメールのやり取りや対面での打ち合わせなど、社内外の人と関わることが増えました。そこで感じたのは、仕事の流れや製品のことをしっかり理解していなければ、お客さまからの問いかけに返答できないということ。研修で学んだことを復習しつつ、より深い情報をキャッチしていく必要があるのです。
商品知識を増やすことはもちろん、お客さまが知りたいことは何かという視点に立って情報を学んでいくことが今の課題です。

わからないこと、不安なことがあればすぐに上司や先輩に質問できる環境があるので、ここで知識を増やしていかなければと思っています。
私の一つ上の先輩を見ていると「1年後の私は先輩のようになれるだろうか」と不安に感じることもあります。しかし目標になる方が身近にいるという今の状況を活かし、営業としての知識や技術、そして仕事への向き合い方を先輩たちに見せていただきながら、自分のものにしていけるよう、吸収していきたいですね。
まずは確実かつ丁寧な仕事をしていけるよう、一つひとつの作業を落ち着いて進めることを心がけています。
【大熊佳花さん】

入社して半年が経ち、先輩が担当していたお客さまの一部を引き継ぎ、私がメインの担当となって営業活動を行う機会も持つようになってきました。これまでは先輩に同行して隣で話を聞いていた立場ですが、これからは自分がお客さまからの質問を受け、答えることが増えていきます。
お客さまとコミュニケーションをするようになって、新入社員研修で製品をつくる現場を目の当たりにしてきた、その意味を改めて実感しています。工場での経験を経て製品それぞれの細かな違いを知っていること、目の見えるところだけでなく製品の裏側の構造も理解できていることによって、お客さまに対して自信を持って製品の魅力を伝える力となっているのです。

今はまだお客さまたちと「初めまして」の状態で、互いにまだわかり合っていない関係です。しかしこれまで見てきた先輩たちは、お客さまたちと心を開いて本音で意見を交わせる関係を築いています。私も早くそんな会話ができるようになりたいです。
そのために今は、信頼関係を少しずつ積み重ねていくことが重要。基本的なことですが、見積書の作成や商品説明の場面などで、ミスなく情報をお伝えすることを大切にしています。
【小出智さん】

学生の方へメッセージ

ハウステックでは社員の教育に力を入れています。それは新入社員に向けたものに限らず、キャリアや職種に合わせた研修、管理職のための研修など多彩に用意。当社が研修制度を充実させている背景には、入社した社員たちが離職せずに長く当社で活躍してほしいという思いが込められています。
キャリアアップ、スキルアップを求める社員たちの、学びたいという意欲を継続的にサポートしていくのも会社としての使命です。研修などを通じて、社員の仕事に対する悩みや困難が解決していけば、会社としての成長にもつながっていきます。
せっかく仲間になった社員たちが、それぞれが持つ個性や背景を活かしながら目標に向かってモチベーション高く挑んでもらえるよう、今後さらに教育制度を拡大させていく予定です。

また、新入社員だけでなく、実は指導員に対するサポートも行われています。現場での教育を指導員に任せきりにせず、教える側の悩みも聞き取り、ミスマッチや偏りがおこらないように人事がアドバイスを行うことで、新入社員と指導員となる先輩社員、双方にとって負担が少なく、さらに新しい学びが得られるような体制を取っています。

社内外ともに人間関係を大切にする当社では、社員一人ひとりがお客さまや仲間から信頼される力を身につけることを期待しています。誠実な人が活躍できる環境ですよ。
【人事部 採用人財開発課 粕谷夏生さん】

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新入社員のための研修にはじまり、若手社員向けのフォローアップや担当業務ごとに必要な知識を学べる研修など、社員の成長意欲を後押しするような教育制度を用意する。

マイナビ編集部から

日立化成工業(現:(株)レゾナック)の一部門として、樹脂製浴槽の製造を行うところから事業をスタートしたハウステック。木製の浴槽が主流だった1960年代、樹脂の開発や成形技術を浴槽作りに活かすことで、日本の浴室の風景を大きく変えてきたプラスチック製ユニットバスメーカーのパイオニアだ。
その後、時代に合った技術と機能を備えたバスルームやキッチンをはじめとする住宅設備へと製造分野を拡大し、数多くの製品を世に送り出してきたという確かな実績がある。

今回の取材に登場したのは営業部門の新入社員。社員の教育や研修について深く話を聞いたが、話題に出ていた新入社員研修は開発設計や工務など、他部門の社員たちも一同に集まって行われる。そのため研修の時間外では自分と異なる職種、地域に配属となる同期たちとの交流を深められることも、研修を受けて良かったこととして挙げられていた。
研修を終えて全国の営業所に配属となってからも、仕事の悩みを共有しながら互いに切磋琢磨できる仲間が全国にいるという心強さがあるそうだ。

人を大切にする社風があり、先輩が新入社員を丁寧に育てていくメンター制度、勉強会の開催や資格取得の支援、さらに完全週休2日制で残業も少なく、ワークライフバランスも良いとの声も聞かれた。
どの職種でも幅広い業務に携わることができる環境があり、自分らしいキャリアを作っていける社風も魅力だ。

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2012年にヤマダデンキグループの一員となったことで事業基盤がさらに強化。一般のユーザーも気軽に入れるショールームも設けられ、製品の魅力を伝える機会も増えている。

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