(株)スタッフサービス・ホールディングス

大学時代にボランティアで海外へ。エイズ撲滅団体のプロジェクトに同行する中で感じた周囲からの偏見の目、フィリピンのスラム街で見た子どもたちの様子。マイノリティの人の気持ちに興味がわき、帰国後は心理学の授業も履修しました。「私も誰かの力になりたい！」といった想いで始めた、障がいがある方が通う教育支援施設でのアルバイトが、スタッフサービスを選んだ一つのきっかけです。彼らが施設を卒業した先にある社会での「居場所」を作れるような仕事をしたいと、入社を決めました。

60代後半でブランクのある女性の方を担当したことがありました。前職は接客や事務をされていて、私の担当する介護のお仕事は未経験。難しい条件でしたが「生涯現役で働き続けたい！」という強い想いをクライアントにアピールしました。60代以上の採用事例が無いクライアントのため不安もありましたが、実際にお会い頂くことで熱意やお人柄をお伝えすることができ、無事就業スタートすることができました。

先ほどお話ししたシニアスタッフの方、いま企業評価もとても良いんです。クライアントも「年齢はただの数字だね」と言ってくださっていました。意欲はあるのに働けない人はまだまだ沢山います。年齢や経験の有無に関わらず、働きたい気持ちを尊重して仕事紹介してあげたい。フォローするときはその方の精神的な「居場所」になりたい。安心してご就業頂けるよう、伴走し続ける存在でありたいなと思います。