(株)ITAGE

お客様に自分が開発したシステムを褒められたときは、とても嬉しかったです。
いつもシステム設計時や開発時は「現場作業者目線で、使いやすい・見やすいシステム」を目指して作っています。
現場へシステムを納品するとき、お客様のシステム担当者や現場作業者様から「とても親切で使いやすいシステム」だとか「異常時のことも考えた、賢いシステムだね」などと褒めて頂けることがあると、努力が報われたような気がしてとても嬉しかったです。

開発したシステムが、現場でお客様に満足して使ってもらえる姿をみると達成感を感じます。
FA部の仕事の特徴として「設計通り、言われた通りプログラミングすればいい」というわけではなく、「お客様と一緒により良いもの、使いやすいものを考えながら、システムを作っていく」という特徴があります。一つの案件に対してシステム設計～納品作業まで関わってるからこそできることではあるのですが、お客様のシステム担当者や現場作業者様、元請のSEや情報担当者様たちと「ああでもないこうでもない」とシステムを使う人のことを考え、ときには設計しなおし、開発しなおしを経て、一生懸命考えてつくったシステムが無事完成し、現場でお客様に満足して使ってもらってる姿をみると、達成感を感じます。

一言でいえば、会社の雰囲気です。私が学生のときは、IT業界一本に絞って就職活動をしていました。たくさんの企業の説明会に参加したのですが、どの企業も「弊社の主力事業は～でこの分野においては他社より勝っている」とか「福利厚生や資格手当、新入社員の教育が充実している」といったことを言っていて、その点においてはどの企業に就職しても変わらないと思っていました。ITAGEの説明会で特に覚えていることは「ITAGEの社長はとても気さくな方で、社員みんなのことをよく見てくれる方」と言われたことです。そんな暖かい雰囲気のする会社でなら、ぜひとも働きたいと思っため、ITAGEに入社を決めました。

「現場作業者目線で、使いやすい・見やすいシステム」を心がけてシステムを作っています。
倉庫管理システムの品物の入出庫登録、データ確認を行う画面等は、現場作業者からすると「何年も使い続け、何百回何千回も操作することになる画面」となります。些細な事ですが、たったクリック1回・たったエンターキー1回でも余分な操作があると、毎日何回も使う人にとっては積もり積もってそれが負担となったり、操作性が悪く感じてしまう原因となってしまう可能性があります。また、お客様にとって重要な情報(画面の表示内容等)は当然変わりますし、運用する場面によっても変わる場合もありますので、現場作業者になったつもりで「現場作業者がこの瞬間に、何を求めているか。シンプルに、直感的な操作でシステムを使用できるか」を考え、使いやすい・見やすいシステムを心がけています。

ITAGEのようなIT系の会社だと「文系より理系のが有利じゃないか」とか「情報系の資格を持ってたり、専門知識がないと仕事できないんじゃないか」とか思われる方もいると思いますが、全然そんなことはないと思います。理系であったり、情報系の勉強をしている方であればその知識や経験を生かして、プログラミング等の即戦力になれたり、分析能力や論理的思考力を生かして良いシステム作りができると思います。ですが、システム開発において一番重要なことは「お客様が欲しいものを確実に吸い上げること(＝システム設計)」だと思っています。文系ならではの情報収集力、コミュニケーション能力、提案力、研究分野が広い学問を研究しているのであれば、知識の幅広さ等を生かして、お客様が何を求めているか、それに対してどのようなアプローチができるか、を考えることができる強みが文系にはあると思います。
文系でも理系でも、仕事に必要な知識や経験は仕事をしながら学んでいけばいいと思いますので、ITという業界、システムを作るという仕事に興味がある方であれば、IT業界で問題なく仕事ができると思います。