最終更新日:2025/4/3

東京都下水道サービス(株)

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • サービス(その他)
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  • 財団・社団・その他団体
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  • ガス・エネルギー

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

東京23区の重要なインフラである下水道を保全し、都民の皆さまの暮らしを守る

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設備職と土木職、それぞれの業務とキャリアパス

下水道インフラを保全し、都市環境を支える東京都下水道サービス(TGS)。設備職と土木職の若手社員に日々の業務や仕事のやりがいを伺うと、技術者としてスキルアップを図りやすい環境が見えてきました。

■Sさん
設備職/森ケ崎保全事業所 主事
2021年入社/工学部 電気電子工学科卒(写真右)

■Nさん
土木職/新宿事業所 主事
2021年入社/工学部 土木工学科卒(写真左)

先輩社員の日常業務

(設備職)日々、各機器の運転や施設管理に従事。6.6kVの高電圧を扱うため、事故防止の観点からもそれぞれの安全基準や計画書に則って点検やメンテナンスを行っています。
(土木職)下水道管内にカメラを入れて破損個所を確認するなど、多様な機器を活用して点検や補修を実施。下水道施設の損傷を未然に防止する維持管理にも力を入れています。
(各職種共通)業務では、高度な知識や技術に加え、経験がものをいいます。研修で段階的に身に付けられるほか、熟練技術者の指導のもと現場で学ぶことも多いです。

地元に貢献したくて入社。国内最大規模の汚泥処理プラントで専門性を磨く(設備職・Sさん)

大学で専攻していた工学系の知識を生かして、生まれ育った地元の東京に貢献したいという強い思いを抱いて入社しました。TGSは研修体制がしっかり整っていることが魅力の一つで、新卒社員共通の研修では挨拶や名刺交換にはじまり、あらゆる業務の土台となるマナーや知識を身に付けました。仮配属では、業務体験を通して各機器の役割や業務の流れなどを学べたので、本配属後の仕事のイメージが鮮明になりました。

私が最初に本配属された南部スラッジ事業所は、6基の汚泥焼却炉や4槽の重力濃縮槽などを擁する、国内最大規模の汚泥処理プラントです。近くの水再生センターの水処理過程で発生する汚泥を濃縮・脱水し、焼却灰の一部はセメントの材料等に活用しています。

1年目はプラントの保全業務を担当するチームの一員として、各種機器の点検に携わりました。点検には、目視・音・においなどで異常を感知する日常点検のほか、月間や年間のスケジュールに沿って、より専門的なチェックをする定期点検、さらに突発的な故障などに対応する臨時点検、という3種類があります。
社員が手分けをして点検を進めますが、機器の数は約5,000点と非常に多く、一つひとつの機能や役割を理解するだけでも大変です。最初は分からないことばかりでしたが、先輩社員に質問を繰り返して、徐々に知識を増やしていきました。

2年目はプラントの運転業務に移り、東京都下水道局との連絡業務にはじまり汚泥処理に対する計画の作成や設備停止を伴う作業に関する運転調整など、幅広い業務に携わっています。
主な一日のスケジュールですが、ラジオ体操と朝のミーティングから始まり、夜勤のスタッフから引継ぎや当日の業務の流れ等を確認します。
その後、午前は機器メーカーと打ち合わせ、故障が疑われる個所の現場調査をして上司に報告、といった業務が中心。午後は部品購入などの事務、そのほか突発的な事態があれば、都度、臨機応変に対応します。毎日が学びの連続ですが、この一つひとつの積み重ねが自信に繋がっていくものと考えています。

都市機能を支えるインフラ保全に興味を持って入社。経験を重ね、技術者として成長中(土木職・Nさん)

大学で土木工学を学ぶなかで、日本では各種インフラの老朽化が進んでいる現状を知り、インフラ保全の仕事に関心を持ちました。就職担当教員に相談すると、そうした思いを持つ自分にぴったりの企業としてTGSを紹介され、インターンシップに参加することに。
実際に業務を体験したり、社員の話を聞いたりする中で、長年の事業を通じて巨大な下水道インフラを築き、膨大なノウハウを蓄積してきたTGSの魅力を知り、「自分もここで都市環境を支える仕事がしたい」という思いが強まって入社を決意しました。
当時は、下水道に関する知識はほぼ皆無でしたが、研修期間の座学や業務体験を通じて、下水道施設に関する基礎をしっかりと学べました。仮配属の時に施設パトロールに同行して、各種施設を間近に見たことも強く心に残っています。

東京23区には各区に1事業所が設置されており、私は新宿事業所に所属して、お客さまや区役所などからのお問い合わせに対応しています。例えば、「マンホールのフタがガタガタと鳴るので直してほしい」「排水の流れが悪い」「下水の臭いが気になる」といったお問い合わせを受け、現場を訪問して状況を調査し、対応方法を検討。その後、必要に応じて補修したり、協力会社に工事を依頼したり、ケースバイケースで対応します。

日々の仕事は、ラジオ体操で一日がスタートします。朝会では、その日の工事や調査の予定を報告しあいます。午前は班ごとに現地の調査をする日が多く、午後も継続して調査を実施するほか、必要に応じて工事の立ち合いなどを行います。なお、月1回ほど夜勤があり、下水道施設のパトロールなども行います。

こうしたさまざまな業務の支えになるのが、入社後に身に付ける広範な知識です。下水道施設の構造や機能に関する知識はもとより、工事に際しては下水道法や道路法など施工の根拠となる法令も理解しておく必要がありますし、道路や舗装に関する知識が求められる場合もあります。そのため、今も学ぶことが山ほどありますが、着実に知識やスキルを高められ、技術者としての成長を実感できることは、この仕事の大きな喜びといえます。

都民の皆さまの暮らしを守る使命感と、技術者として成長しつづける喜び

■設備職・Sさん/大規模なプラントの保全や運転を担いながら、技術力を磨いていけることは、技術者として大きな喜びです。そうした業務を通じて、24時間365日、各種設備を安定稼働させ、東京23区内の下水処理を支える仕事に携わっていることに、この上ないやりがいを感じます。コロナ禍を受けて社会が大きく混乱していた時期にも、平常時と変わらずに水環境を維持しつづけることができたのも大きな自信となり、私たちの仕事の社会的意義を再確認する機会となりました。

下水道というと、排水処理をイメージする人が多いのですが、雨水の流れを適切にコントロールするという働きもあり、災害から都市を守るといった自覚や使命感を持って働いています。
今後の目標は、プラントの機器について、もっと詳しくなって1日も早く一人前の技術者として成長を遂げることです。同時に、技術力向上を目指す実験や研究にも携わり、TGSのプラントの進化を支える役割も果たしていきたいと考えています。


■土木職・Nさん/私たちの仕事は、都民の暮らしがとても身近に感じられる仕事です。設備の不具合などでお客さまが困っている際、現場を訪問して問題を解消した時に感謝の言葉をいただけることは、なによりもやりがいを感じる瞬間ですね。そうした経験を積み重ねるうちに、対応できる業務範囲が広がったり、お客さまに対して分かりやすく説明をできるようになったりして、自身の成長を感じることができます。

職場の人間関係や雰囲気も、とても気に入っています。20代から60代の幅広い年齢層の社員が活躍していますので、多様な分野に習熟したベテラン技術者などに教わる機会もあり、成長しやすい職場環境です。
まだまだ勉強中の身ですが、まずは先輩社員から頼られる存在になることが目標。現在は主事として働いていますが、その先には主任や副所長、所長などのポジションがあり、段階的にキャリアを積んでいくイメージを持って、今後も仕事に向き合っていきたいと思います。

学生の方へメッセージ

■設備職・Sさん/初めての就職活動に戸惑うことも多いでしょう。あちこちに目が向いてしまうときは、自分が求める条件を吟味して優先順位を決めると、相性の良い会社を見つけやすくなると思います。
私の場合は、地元の東京で働き、地域に貢献できるということを最優先項目にして、さらに大学で学んだことを生かしたいという条件で就職活動を展開し、TGSを知ることができました。仕事内容に加えて、給与や休日、勤務地など、さまざまな待遇や労働環境の中から何を重視するのか、よく考えてみてくださいね。

■土木職・Nさん/就職活動では、納得のいく選択ができるように、徹底して情報収集したり、職場体験ができる機会を利用したりすることが大切だと思います。その上で、興味を持った企業については深く掘り下げ、自分がやりがいを感じられる仕事であるかを判断すると良いでしょう。
私は“都内の下水道施設を管理することで都民の暮らしを守る”という事業内容にひかれ、同じ志や価値観を抱く社員と共に、その使命を果たしたいと思いました。その選択は結果的に正解だったようで、今は会社の教育や研修、先輩方のフォローに支えられながら、一歩ずつ成長している自分がいます。

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当社は、長年にわたり蓄積してきた技術や豊富な人材を生かして、新技術の開発や人材育成、技術継承、災害支援、国際展開など、多様な事業を国内外で展開しています。

マイナビ編集部から

もし、下水道に大きなトラブルが生じれば、都市機能は一瞬にしてマヒしてしまう。日頃あまり意識することのない下水道サービスが、都市生活に不可欠なインフラであると取材を通して改めて認識できた。TGSは東京都政策連携団体(第三セクター)として、世界有数の大都市である東京23区の下水道インフラを支えつづけてきた歴史があり、この先も同様の役割を期待されている。

そうした事業の特性ゆえに、公共性や安定性が極めて高いことが同社の大きな特色だ。勤務地も東京23区内に限られており、じっくりと腰を据えて仕事と向き合い、技術者としてスキルを高めていくには申し分のない環境と感じられた。

設備職・土木職ともに、業務の性質上、独力でできることは少なく、チームワークやコミュニケーションが強く求められる職場でもある。技術継承の観点から60歳を超える熟練技術者も多く在籍し、各年代の社員がバランスよくそろうことも特徴の一つ。

そんな多様性のある組織から新技術が次々に生み出され、国内外へと事業領域を広げる動きも強まりつつある。下水道に関する技術のエキスパートを目指したいという思いのある人なら、きっと存分に活躍して成長できるに違いない。

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社員は20代~60代と幅広く、和気あいあいとした雰囲気。異動も東京23区内のみなのでライフステージの変化にも対応しやすく、安定性・公共性が高い点でもおすすめです。

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