最終更新日:2025/4/23

コンフェックス(株)

  • 正社員

業種

  • 商社(食品・農林・水産)
  • 食品

基本情報

本社
東京都

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

お菓子はファッション!自分らしく、楽しさと笑顔を届けています。

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若手社員に仕事のリアルをインタビュー!

1906年創業。卸売業の枠を超え、お菓子に関わる事業を総合展開しているコンフェックス。3人の若手社員に、志望動機や仕事の様子、やりがいについて話を伺った。

◆M.T.さん(写真左)
リテールマーケティング部
経営学部 経営学科卒/2021年入社

◆Y.K.さん(写真中央)
広域流通第二部
政治経済学部 経済学科卒/2022年入社

◆H.N.さん(写真右)
広域流通第三部
経営学部 マーケティング学科卒/2021年入社

当社に決めた理由

楽しいイメージの商材を扱いたかったというM.T.さん。「社長が『お菓子はファッション』と口にする当社には、明るくフランクで、カジュアルなイメージを感じましたね」
バスケ部のキャプテンとしてチームをまとめていたH.N.さん。「卸営業では調整力が生かせます。食べることも好きなので、自分らしく働いているイメージが自然と湧きました」
大好きなお菓子を中心に就職活動を行ったY.K.さん。「お菓子を食べながら怒っている人はいません。人を笑顔にするたくさんのお菓子を、商社なら幅広く扱えると思いました」

社内外にお菓子の魅力を発信!業界を盛り上げる楽しいメディアをつくりたい。

大学ではマーケティングのゼミで学び、いつかはマーケティングに携わりたいと思っていたので、大手コンビニエンスストアの営業を経験後、3年目に希望を出してリテールマーケティング部に異動しました。リテールマーティング部は2つのグループに分かれています。1つは、リテールサポート。得意先企業のために、商圏や立地、業態に合った売り場や売り方を分析する部隊です。もう1つは、マーケティングと広報。市場全体あるいは販売データを情報分析して消費者ニーズを占い、社内外に発信する部隊です。私はマーケティングに所属し、お菓子のトレンドを半年に1回発信している社内報の制作と、小売店様に利用していただく販促物の制作、SNSでの情報発信を担当しています。

私が一番やりがいを感じるのは、エンドユーザーのお客様から反応をいただけた時です。制作したPOPが売り場で使用され、売上が伸びたという報告を受けた時、自ら制作してSNSに上げた動画の再生回数が回った時、自分の仕事が喜んでいただけているのだと、私にも喜びが湧いてきます。SNSは特に反応が分かりやすいですね。業界を盛り上げようと、お菓子のメディアとして立ち上げ、扱っている商品や当社社員の仕事の様子を公開しているのですが。例えば夏に展開した「お菓子を凍らせてみた」企画はたくさんの反応がありました。グミやプリン、寒天ゼリーなど、凍らせるイメージのないものを凍らせたらどうなるかを実験してみたんです(笑)。

卸商社という仕事は基本的にBtoBです。そんな中で消費者の皆さんと直接コミュニケーションをとる業務に携わらせていただけて、とてもありがたいです。企画を練って制作していくクリエイティブな時間もとても楽しい。もっとたくさんの人に見ていただき、会社に貢献するチャンネルに育てていくことが今後の目標です。メーカーさんとコラボレーションをして売り上げにつなげていきたい。当社の認知度やブランド力を上げて「SNS を見て応募しました」と学生の皆さんに入社したいと思っていただきたい。始めたばかりの試みで、制作に時間がかかっているので、まずはデジタルツールを使いながら制作時間を短縮し、戦略を練る時間を増やしたいです。

(M.T.さん)

自分らしい営業スタイルで、得意先様との信頼関係を構築しています。

入社後は東京支店に配属。はじめはいろんな先輩に同行して商談の仕方を隣で学ばせていただきました。業務を一部ずつ任せていただきながら仕事を覚え、1年が経った頃に営業として独り立ち。得意先様はスーパーマーケットやドラッグストアが中心で、5社を担当していました。毎月10~20社のお菓子メーカーさんと商談を実施。各社から2、3品は新商品が出てくるため、それらを中心とした商品や売り場を得意先様へ提案していきました。2年半後に異動して、現在は大手コンビニエンスストアのお客様を担当しています。

元々お菓子が大好きなので、新商品を誰よりも早く知ることができることに、まずはワクワクしますね。メーカーさんとは発売の2ヶ月前に商談をするのが通例。今まで知らなかったメーカーさんと出合い、美味しいお菓子を発掘できた時も心が躍ります。色とりどりのお菓子を試食して、自分が美味しいと思ったもの、かつ得意先様に合うと思ったお菓子を、楽しみながらピックアップしています。

メーカーさんが売り出したい商品と、得意先様が並べたい商品が異なる時もありますが、そんな時は学生時代の経験が役に立っています。中高と部活でキャプテンを務め、各メンバーの立場に立って物事を考え、チームをまとめてきた経験です。仕事でも同じように、それぞれの主張や要望を聴きながら譲れないポイントを探り、「こんな企画ならWin-Winになる」という落とし所を見つけて提案しています。異動のご挨拶で得意先様へ出向いた際、「まだ変わらないでほしい」と仰っていただけました。自分の営業スタイルでご信頼をいただけたのだと自信になりましたね。

東京支店では1人で1社を担当していたのが、現在はチーム営業です。規模が大きいため、チョコレート&ビスケット、珍味、スナック、米菓、飴とグミ、駄菓子、小物系のカテゴリーごとに担当を分け、チームで戦略を練り、情報を共有しながら営業活動を行っていきます。動き方の違いに慣れない部分もありますが、売り上げ規模も大きく、自分が提案したお菓子が全国の店舗に一斉に並ぶので、今までとは違ったやりがいを感じ始めています。自分らしい営業スタイルで、ここでも結果を出していきたいです。

(H.N.さん)

トレンドやニーズを先読みしてヒット商品を生み出すことが目標です。

入社以来、当部署で大手コンビニエンスストアの得意先を担当しています。コンビニエンスストアへの販売は、商品登録など書類作成業務も多く発生します。1年目は主にそんな事務手続きを担当しながら、流通について営業のやり方について学んでいきました。

2年目になって、中国四国エリアのフランチャイジー様に向けた地区営業を担当。地域によってニーズが異なることを体感しましたね。その地区にしか売っていない商品もあります。生産が限られているため全国には流通していない、地元では有名な商品に出合えた時はワクワクしました。中国四国地方に明るいわけではなかったので、食品の展示会へ足を運んだり、出張のたびごとに地元のスーパーマーケットを回ってリサーチしたりして発掘していきました。

そして、その年の12月からいよいよ全国規模の営業に従事。駄菓子カテゴリー、米菓カテゴリー、豆・珍味カテゴリーを担当し、メーカーさんが毎月出す新商品を中心に、ユニークな商品を探してご提案しています。店舗数も売り上げも業界一の得意先のため責任も感じますが、バイヤー様との信頼関係を築くことを第一に、自分に今できることを考えて取り組む毎日です。心がけているのは些細な気配り。例えば試食の際は飲み物やウェットティッシュ、ゴミ袋をご用意します。多くの会社が営業に来ているので、些細な気配りこそが好印象を残せるのではないかと思うからです。いま少しずつ、その成果を実感しています。

採用されると日本全国どの店舗にも並び、自分の成果を実感しやすいというのも、この仕事の魅力です。身近な人から「買ったよ!」と言ってもらえたり、SNSなどで「これ、美味しい!」と話題になっている様子を見たりするとテンションが上がりますね。グループ会社のクリートと組んで独自に商品開発を行い、ゼロから開発したお菓子を全国のコンビニエンスストアの棚に並べることが次の私の目標です。リテールマーケティング部の情報も入手しながら、トレンドの起こりをいち早く察知してニーズを先読みし、ヒット商品を生み出していきたいです。

(Y.K.さん)

学生の方へメッセージ

◆M.T.さん/周りの友人が回っていたのは銀行や保険でした。そんな中で私は「楽しく、イメージしやすいもの」「子供が好きなもの」を軸に就職活動をしていて、これでいいのかと不安に思うことも実はあったんです。でも4年間仕事をした今、自分の軸を信じて良かったと心から思います。辞めたいと思ったことが一度もないからです。辛いことがあっても、好きなことだからもう少し頑張ろうと思える。就職活動は自分に正直に!

◆H.N.さん/新入社員研修では1週間座学で社会人としての基礎を学んだ後、配送センターで出荷作業を行いながら当社商品の流通について学びました。5月の本配属後は同期とバラバラになりますが、半年に1回程度は営業研修で集合できるので、部署が違っても皆仲良しです。会議で会うことも多いですね。先輩方も、質問すればすぐ答えてくれる暖かい人ばかり。お菓子好きが多いので、新商品やお勧めのお菓子を交換し合っています。

◆Y.K.さん/入社前はうまくやっていけるか不安もあったのですが、チームに配属されてみると、先輩からのサポートが大きく、いい意味で裏切られましたね。振り返っても自分一人で悩みを抱えるということがなかったな と思います。今も先輩がサブとして常にフォローしてくださっています。チャレンジしたいという気持ちも受け止めてくれます。若いうちから責任ある仕事を任せてもらえるのも当社の魅力の1つです。

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フリーアドレスの本社。違う部署の人たちとの接点も多く、部署の垣根を超えて助け合う風土が自然と醸成されている。試食をしながら意見交換をする様子もあちこちで。

マイナビ編集部から

1906年創業。120年近く続く老舗と聞くと、伝統を重んじる保守的なイメージを抱く人は少なくないだろう。だが同社の取材を通して感じたのは、新しいことも楽しみながら切り拓いていく社風だ。独自にマーケティング活動を行い、トレンドの発信にも積極的。業界を盛り上げていこうというリーディングカンパニーとしての誇りはうかがえつつも、どこか軽やかな空気が漂う。扱う商材が人を笑顔にするお菓子であり、短いスパンで新商品が次々と登場する業界だからかもしれない。

時代のニーズにタイムリーに応えられる体制も構築。卸売業の枠を超え、開発・製造から流通、販売に至る全工程をグループ内で事業展開している。商品開発の「クリート」や、あられを製造する「きらら」、カステラを製造する「スイートファクトリー」が、自社のオリジナル商品と小売店のストアブランド商品を開発・製造。小売事業では、懐かしいレトロな駄菓子を全国の「夢や」で販売。東京都内でコンビニエンスストアのフランチャイズチェーンを経営するグループ会社もある。

リソースはそろっている。自主性やチャレンジ精神が歓迎される風土もある。お菓子の魅力を余すことなくSNSで発信し続けるM.T.さん、早くから大手企業を顧客に自分の営業スタイルを展開するH.N.さんとY.K.さんのように、自分らしく活躍し成長していきたい方はぜひ。

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世界中のお菓子を発掘して輸入する海外事業も積極展開。オリジナル商品やPB商品も開発し、豊富なラインナップで日本のマーケットに美味しさと楽しさを届けている。

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