サカイ産業(株)

製品の最終検査や顧客対応などを担当しています。
また最近は、開発時から技術部生産部と共に関わり、新規開発品の検査方法の確立、トラブル予測や提案をすることで、量産時のトラブルの未然防止につながるような仕組みづくりを行っています。

検査では、不具合品を流出させないことが重要ですが、不具合を未然に防ぐことも重要な仕事の一つです。不良につながると考えられる欠点があった場合は、早めに生産部へフィードバックを行い、原因を調査し、品質向上につなげてもらいます。検査をしていて、不良率が下がったり、以前より品質が高くなってきた製品を見ることができたときに、自分の仕事が会社の役に立っていることを感じることができ、やりがいを感じます。

地元静岡での就職を希望しており、大学時代に繊維や、高分子の勉強をしていたことから炭素繊維や、高機能繊維を利用した製品の製造、開発をしているということに大変興味を持ちました。また工場を見学させてもらったときに社員の皆さんの明るさ、社内の雰囲気の良さを感じ、入社を決めました。

学生時代、研究室では学生主体で進めることも多く、後輩に機器の使用方法や、研究の進め方など基本的なことを指導していました。その経験は現在の仕事でも活かされています。新しく入ってきた人に仕事を教える立場になり、どうやって教えたらわかりやすいか、しっかり内容を理解してもらえているかを意識しながら教えるようにしています。

就職活動中は多くの会社の中を見ることができるよいチャンスなので、まずは、あまり分野を絞り込まず、説明会や、インターンシップ等に積極的に参加するといいと思います。その中で、実際の会社の雰囲気や先輩社員の声を聞き、自分に合った会社を見つけてください。不安なことが多いと思いますが、それは周りの人も同じなので、焦らず頑張ってください。