最終更新日:2025/3/26

主計管工(株)

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 設備工事・設備設計
  • 建設
  • 住宅
  • プラント・エンジニアリング
  • ガス・エネルギー

基本情報

本社
大阪府

取材情報

研修・教育について伝えたい

インフラ構築や街づくりなど社会貢献。未経験から設備の技術者に挑戦できる!

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新人研修やOJT指導、資格取得支援まで万全の体制を整えています

主計管工では、自社の教育センターを設立して、ガス・空気・水といった大切なインフラを守り、快適な空間づくりを担うプロフェッショナルを育成。充実の研修制度や各種制度、福利厚生の魅力を中心に伺いました。

■西尾龍二(写真右)
企画部/1993年入社
現場監督を経て、現在は人材採用や教育、社内行事の運営など幅広い業務に携わる。
自社の研修センターでの新人研修、福利厚生について語っていただきます。

■小川幸宏(写真左)
ガス設備事業部/2007年入社
現場監督として活躍する一方で、所属長として新卒社員を受け入れてOJT指導を担当。
現場でのOJT研修、キャリアステップ、資格取得について語っていただきます。

まだある!主計管工の魅力

新しいことに積極的に挑戦する会社。現在、施工管理だけでなく、ガス・水道・空調のスキルを身につけ、スーパー多能工として活躍できる人材育成を目指しています。(西尾)
常務自ら新卒採用に関わり、教育制度や働きやすい環境づくりにも注力。社員一人ひとりを見守りながら成長を支援しているので、若手が伸び伸びと活躍しています。(小川)
若手からベテランまで幅広い年代が活躍していますが、役職やキャリアに関係なく、気軽に会話ができる雰囲気。ときには冗談を言って盛り上がるくらい仲のいい職場です。

自社の教育センターを設立。新人研修では実践に近い環境で「設備」について学べる。

ガス・給排水衛生・空調といった設備工事は、建築物に欠かせない重要なインフラです。しかし、「設備」を専門に教える教育機関は限りなく少ないため、文系理系を問わず、新卒社員の全員が未経験からのスタート。イチから専門知識を学び、現場を通じて実務を身につけます。

そこで当社では、5年前にインターンシップや研修の場として自社の教育センターを設立。設備の工事現場に近い環境をつくり、学生のみなさんに仕事を体験してもらったり、基本的な知識やスキルを養う研修を実施しています。具体的に新人研修では、ガス管の素材や配管の構造について現物を見ながら学び、実際に専門の道具を使って組立や溶接をしてガス管を完成させ、実際に空気を通して漏れがないか検査も行います。このような経験をすることで、現場に配属されてからも不安なくスムーズに業務に取り組むことができるのです。

さらに設備業界の理解を深めるため、営業から設計、施工までの全体の流れを知る研修も実施。新入社員には自宅のガスコンロや給湯器、ガスメーターなどのガス機器の位置を確認してもらい、専門ソフトを使って間取りをトレース。どのようにガス管を配置したらいいのか考えて図面を作成します。このように社会人として安心してスタートラインに立てるように、新人研修には特に力を入れています。
(西尾龍二)

現場でのマンツーマン指導と資格取得の両輪で、3年後には一人前の施工管理に!

建物内のガス配管やガス機器などの内管工事を行うガス設備事業部では、教育センターで研修を受講した新入社員を受け入れ、約1年にわたりOJT教育を実施しています。まずは2カ月間、ベテランの施工管理1人に新人1人がついて現場を同行。ローテーションで複数の上司・先輩の仕事を見ながら、それぞれのノウハウや心構えを学びます。マンションや商業施設、学校など様々な現場での施工管理を経験し、職人さんの仕事を手伝いながら専門知識や技術に触れる。その苦労も知ることが現場を管理する立場になったとき、大いに役立ちます。

建設現場はチームで1つの建物をつくるため、他の設備工事会社の方々との連携が欠かせません。工程会議に参加してお互いのスケジュールを確認したり、日々の打ち合わせを重ねることで円滑に工事を進捗。1年目はより多くの人と接しながらコミュニケーション力を養い、まずは現場に慣れてもらいます。2年目からは先輩のサポート業務を任され、職人さんへの指示や管理を行いながら工事の進捗状況を把握し、図面どおりに仕上がっているのかを確認。徐々に一人でできることが増え、仕事の面白さを実感できる時期です。

設備業界は資格により、施工技術が認められます。新卒社員は大手ガス会社の人材開発センターでの講習に参加し、2年目には戸建住宅のガス内管工事を行う第2種内管工事士を取得。3年目に集合住宅や大型商業施設の工事を行う第1種内管工事士を取得したのち、まずはマンション1棟を1人で担当し、施工管理としてのデビューを果たします。キャリアを積みながら難易度の高い物件にも挑み、将来は国家資格である管工事施工管理技士の取得を目指します。当社では資格取得支援制度や資格手当なども整え、キャリアアップを目指す社員を万全に支援しています。
(小川幸宏)

AIに変わることのない「設備」の仕事。地域に自分の軌跡を残していける醍醐味も!

ガスや水道、空調などの設備は使えることが当たり前。普段は気にすることはありませんが、地震や自然災害でトラブルが発生した際、改めて重要性を感じるもの。そんな大切なライフラインを守り、社会に貢献できるやりがいの大きな仕事です。さらに設備業界では老朽化に伴う配管の入れ替え、耐震化や災害対策での需要が増加。いつでもきれいな水を利用できる日本でさえ、全国の水道の10%以上が法的な耐用年数を超えているという試算があり、今後も市場はなくなることはありません。資格を取得すれば高度な技術や知識が保障されるため、生涯にわたり活躍できることも魅力です。
また、配管をつなぐ設備工事はAIやロボットでの代替が難しく、人の技術が不可欠な分野。現場の責任者である施工管理もコミュニケーション力や臨機応変な対応が求められます。当社ではより多くの若い人たちが設備業界に興味を持ち、チャレンジできるような環境づくりに注力。未来をつくる人材を輩出すること使命に、新しいことに取り組んでいきたいと思います。
(西尾龍二)

私が設備業界にキャリアチェンジをしたのは34歳のとき。社会情勢や景気に左右される業界ではなく、生活に欠かせないインフラに関わりたいと思ったことがきっかけです。最初は戸建の職人としてスタートし、もっと大きな現場に携わりキャリアアップを実現するため、大手ガス会社の指定工事会社である当社に転職しました。商業施設やマンション、病院、学校など、数多くの大型施設の現場を経験できることは大きな魅力です。特にショッピングセンターや百貨店は、テナントによりガス機器の設備や配管が異なるため、難易度が高くて苦労も多くあります。また、工事は予定どおりに進むことは少なく、トラブルに柔軟に対応して、期日までに完成させなければいけません。これまでに何度も課題に直面してきましたが、そのときに助けてくれたのは職人のみなさんです。キャリアを重ねながら信頼を培い、広がっていく人脈。そして地域にずっと残る施工実績は、私の財産です。これからも地域のお役に立ちながら、自分の軌跡を造り続けていきたいですね。
(小川幸宏)

学生の方へメッセージ

企業研究は、いろんな業界や企業を知るチャンスです。ぜひ、自分が知らない分野も積極的に研究してほしいですね。例えば、「建設」は大学や専門学校で学ぶことができますが、当社が手がける「設備」は、専門に教育をする機関は少なく、日常生活で目に触れることもほとんどありません。一見、「専門知識がなければ難しいのでは?」と思うかもしれませんが、新入社員は同じスタートラインに立ち、イチから学んでいきます。本人の努力次第でスキルを身につけ、国家資格も取得できる。建設業界を志望する人にとっても、すべての建築物に不可欠なガス・水道・空調の知識を得ることはプラスになります。
インターンシップや会社見学会などに参加して、実際に仕事を体験すると「自分に合っているのか」「やってみたい仕事か」がよくわかるでしょう。さらに職場の先輩たちが、生き生きと楽しそうに働いているなら休日休暇や福利厚生、待遇などが整っている証拠。もちろん、当社では全員が楽しく働きながら成長できる環境づくりに取り組んでいます。そんな視点からも企業研究を行ってみてください。
(西尾龍二)

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自社の教育センターでは、インターンシップや新人研修などを実施。施工現場に近い環境をつくり、実際に配管を見て触れながら楽しく「設備の仕事」を学んでもらっています。

マイナビ編集部から

大手ガス会社の指定工事会社としてガス・給排水衛生・空調工事を手がける主計管工。「素直・謙虚・感謝の気持ちを持ってやるべきことをやる」を理念に、一戸建から大型施設まであらゆる建築物の重要なインフラを構築し、快適な暮らしを提供してきた。近年、安全でクリーンなエネルギーとして注目を浴びる「ガス」。さらに人々の暮らしの生命線である「水」「空気」は、配管のメンテナンス需要が増加する一方で、業界全体では職人不足という大きな課題に直面している。

そこで同社では、文系理系を問わずに活躍できるよう、自社の教育センターを活用した独自の研修を実施。新人研修はもちろんのこと、年々変化する制度や最新の建材・技術に関する研修、中堅社員を対象にしたマネジメント研修など中長期的に人材を育成するカリキュラムを整えている。

設備業界ではガス、給排水、空調は分業され、施工管理と職人がそれぞれの役割を担うが、同社ではそのすべてに対応できるマルチ人材の育成を目指す。「まずは新卒社員をガス設備事業部に配属し、3年を目途に施工管理として独り立ちさせます。その後に空調や給排水の職人としての技術を身につけ、スーパー多能工を育てたいと考えています」と企画部の西尾さんは語る。このビジョンが実現すれば業界の人材不足の改善、さらに施工現場の品質向上や効率化にもつながる。技術者のキャリアを広げていく新たな構想に、ぜひ注目したい。

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1968年の創業以来、重要なライフラインを守り続ける当社は、大阪北部震災や熊本震災などの復旧工事にも協力。ボランティア精神に溢れるメンバーが揃っています。

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