最終更新日:2024/9/30

昭和コンクリート工業(株)

業種

  • 建設
  • 建築設計
  • 建材・エクステリア
  • その他メーカー

基本情報

本社
岐阜県

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

未来へ続くコンクリートの橋を架ける。手掛ける仕事のスケールもやりがいも大きい!

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充実した教育体制のもと、若手技術者が成長・活躍!

コンクリートの「建設業」と「製造業」を展開する昭和コンクリート工業(株)。同社で生き生きと仕事に取り組む若手社員3名の姿から、誰もが活躍できる環境、充実した教育体制、仕事のやりがいが見えてくる!

・尾崎 由菜/技術工事本部(2023年入社)
神戸大学 工学部 市民工学科出身(中央右)

・稲葉 千乃/技術工事本部 中部工事課 施工管理職(2019年入社)
秋田県立大学 システム科学技術学部 建築環境システム学科出身(右)

・高橋 始椰/製造本部(2023年入社)
愛知工業大学 工学部 応用科学科出身(中央左)

先輩たちの一面!

「社員の皆さんの人柄の良さが当社の一番の魅力です。上司や先輩に相談しやすく、同期とも研修を通じて交流を深められ、人間関係もとても良好です」(左:尾崎)
「作業員さんより早く現場へ行き、8時~17時まで現場作業の管理、最後に事務所でその日の作業内容のまとめや翌日の準備を行ったら一日の業務終了です」(左:稲葉)
「コンクリートづくりに関するさまざまな要素を数値化(見える化)することで、より一層品質に優れる製品をつくっていけるのではないかと考えています!」(右:高橋)

施工管理職にも設計職にも多数の女性先輩がいる当社は、誰もが安心して活躍できます!〈尾崎 由菜〉

私は大学の講義で、当社の先輩の話を聞いたことがきっかけで当社を知りました。地元・岐阜県の企業で、私が大学で研究に取り組んでいたコンクリートを扱っていたため、興味を抱いてインターンシップに参加しました。工場や現場、本社を見学し、出会う方々が優しかったことに惹かれて入社を決意。入社前に何度も人事の方と面談の機会があり、疑問点などを細かく確認でき、安心して入社の日を迎えることができたんです。

施工管理職を志望していた私は、入社後約6か月間は橋梁工事の現場研修で、書類作成などの事務業務や測量、作業員さんとのコミュニケーションを図る経験をしました。入社前は作業員さんが怖いという先入観を持っていましたが、実際はとても話がしやすく、当初のイメージが覆されました。また、日に日に橋梁が出来上がっていく、その様子を目の当たりにできることにやりがいを感じました。

現場研修に続き、現在に至るまで本社で設計の研修を受けています。具体的には、既存の図面を工場で製造がしやすいように修正する作業を行っています。私は入社前に設計の経験はなかったのですが、最初に設計の研修が約1か月間あり、設計やCADの使い方を基礎から学ぶことができました。設計はデスクワークですが、橋梁という大規模なものを手掛けていることに加え、自分の考えを反映させられることに施工管理とはまた違ったモノづくりの醍醐味を感じています。

現場研修でも設計研修でも指導担当の先輩が一人ついてくれたため、疑問に思ったことなどはすぐに質問することができました。当社は研修が約1年間あるのですが、希望の配属先を検討する十分な時間があるのはとても有り難いです。私は当初、施工管理職を希望していましたが、設計職も経験してどちらも面白いと感じています。今は正直、迷っており、理想としては両方やりたいですね。もう一つの夢として、自分の知り合いも利用するような身近な生活エリアの橋梁を担当したいです。

当社は施工管理職にも設計職にも女性の先輩が多数活躍していますが、気持ち的にも安心して取り組めるうえ、誰もが幅広く活躍できる職場は魅力ですね。仕事を通して物事の見方や考え方、細かな視点など女性ならではの利点を大いに生かせることができると思います。当社の先輩は優しくて尊敬できる方ばかり、私も先輩のように後輩から憧れられる存在になりたいです!

1級土木施工管理技士の資格を取得。主任技術者兼現場代理人として現場の施工管理を担当。〈稲葉 千乃〉

大学でコンクリートの研究に取り組んだ私は、コンクリートに関わる仕事がしたいと思っていました。当社への入社を決めたのは、施工管理を担当している女性の先輩から「提案を受け入れてくれる会社」と聞いて好印象を抱いたからです。入社前は、建設業界のさまざまなイメージがあって不安もありましたが、実際は初めから楽しかったですね。会社の配慮で女性の先輩がいる現場を担当させてもらえましたし、その現場の工事が完成するまで携わることができ、達成感を味わえました。

入社して約4年間は先輩のもとで、さまざまな現場の施工管理を経験。主に安全管理や出来形(工事が完了した部分)の検査を担当したのですが、女性ならではの視点が生かせる仕事だと感じました。その間に1級土木施工管理技士の資格を取得し、4年目の終わり頃から主任技術者兼現場代理人として、一人で現場の施工管理を担当させてもらえるようになりました。

私が日頃から心がけているのは、段取りをしっかり行うこと。作業員さんが手を止めずに済むように、事前にその日の作業内容や必要な物などを把握しておくようにしています。施工管理の仕事をするようになって一番良かったと思うのは、人の役に立てることです。自分が施工に携わった橋梁を多くの方が利用する様子を見て、そのことを強く感じました。

土木業界は女性の施工管理技術者がまだ少なく、現場によっては女性専用のトイレや休憩室などが無いところがあるのですが、当社は施設が整っている現場を担当させてもらえるなどの配慮をしてくれるので有り難いですね。こういった社員の要望に応えてくれるのが当社の良さだと思います。私が現場代理人として一人で施工管理を担当させてもらえるようになったのも、新しい経験をしたいという希望を会社が叶えてくれたんです。

現場代理人として工程管理や品質管理も全て担当するようになってからは、いろいろと自分で考えて取り組むようになり、毎日が充実しています。この仕事を約5年間経験し、先を読んで工程管理などができるようになり、作業員さんへの指示出しも遠慮せずに行えるようになりました。今後の目標としては、より難易度の高い橋梁工事の施工管理を担当したいです。

1年間の充実した研修があるのが魅力!自分がやりたい仕事をじっくり検討できます!〈高橋 始椰〉

モノづくりの仕事に携わりたいと思っていた私は、大学3年生の冬に、コンクリート構造物の施工やコンクリート製品の製造を行っている当社のインターンシップに参加。コンクリートの製造現場や破壊検査などを見学し、「面白そう」と興味を抱いて入社を決めました。地元・岐阜県の企業で、企業説明会やインターンシップ、面接で出会った方々の人柄の良さに惹かれたのも当社を選んだ大きな理由です。

大学時代に学んだ化学とは異なる土木業界で働くことに不安はありましたが、当社は研修が充実していたので助かりました。まず社会人マナーや会社全体のことを学ぶ新入社員研修があり、その後、「営業」「施工管理・設計」「製造」の3つの組に分かれて約1年間の研修があります。製造を志望した私はまず約2か月間、宮城県の工場でコンクリートの製造と品質管理の業務を経験。続いて本社で、既存製品の設計業務を約2か月間経験し、その後、熊本県の工場で新規製品の検査などに携わりました。現在は、岐阜県の揖斐川工場で、生産管理を行うために理解しておくことが必要な製造について幅広く学んでいます。

私は専門知識ゼロの状態で入社しましたが、約1年間の研修を通じて、コンクリート製品づくりの一連の流れを理解することができました。これから正式な配属先が決まりますが、希望としては品質管理に携わりたいと思っています。そしてゆくゆくは製品開発もやってみたいです。先輩から「コンクリートは生き物」と教えていただいたのですが、配合する砂利や水の量、温度、湿度などによって製品の仕上がりが異なってきますし、目的に合わせて最適なコンクリートを使い分けないと十分な品質を確保できません。ひと口にコンクリートといっても、想像以上に奥深いことがわかり、やりがいや面白みを強く感じています。

当社に入社してから入社前のイメージとギャップを感じたことは特になく、当初から変わらないままです。研修で宮城工場や熊本工場、そして本社とさまざまな職場を体験しましたが、どこも雰囲気が良いです。工場によってカラーの違いはありますが、和気あいあいとした働きやすい職場で、自分の考えや意見が言いやすい風土が根付いてますね。

企業研究のポイント

昭和コンクリート工業の特徴の一つは「人」を大切にする会社ということです。

◇1年間の研修・実習を通じて、自分に適した職種や部署を発見できる
◇1人につき1人、OJT指導員がついて、しっかり教育してもらえる環境がある
◇毎年、仕事や会社生活においての満足感や将来のキャリアパスについて確認する、キャリア・エンゲージメント制度がある
◇表彰制度や資格取得奨励制度などを通じて、従業員のモチベーションを高める施策を打ち出す

当社は「人」が「財産」です。だから、教育を司る私たちの部署は「人“財”開発課」と言います。

皆さんが企業研究をする際は、将来が楽しみになるキャリアパスを作っていける環境が整っているかにも注目してみてください。

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「人財育成に注力している当社では、OJT、OFFJT、資格取得や自己啓発学習を支援するSD、この3つの教育で社員一人ひとりの成長をサポートしています」(人事担当/今井)

マイナビ編集部から

1954年に創業した昭和コンクリート工業(株)は、「プレストレストコンクリート橋梁の施工」と「プレキャストコンクリート製品の製造」を事業の二本柱とした、全国でも珍しい総合コンクリート企業だ。同社の仕事の醍醐味は、橋梁をはじめとするスケールの大きい構造物を手掛けられること。また、私たちの生活に欠かせない社会インフラの整備に貢献できることに大きなやりがいを感じられる。

こうした仕事の魅力もさることながら、今回の取材で若手社員の皆さんが口にしたのが、「社員の人柄の良さ」だ。何かわからないことや困ったことがあった時には、上司や先輩が優しく手を差し伸べてくれるため、新入社員は心強い限りだろう。さらに土木業界ではまだまだ女性技術者が少ないが、同社は地域・会社をあげて「女性活躍推進」を牽引し、誰もが活躍できる環境や支援体制を積極的に整えている。稲葉さんは主任技術者兼現場代理人として、尾崎さんは一歩ずつキャリアを築いているが、その活躍している姿から、強くたくましさを感じた。

また、手厚い新入社員研修を行っていることも同社の特長の一つ。志望した職種別に約1年間の研修があり、さまざまな実務の経験を通じて自分の適性をしっかりと見極めることができるという。モノづくりや土木業界に興味を持っている人は、仕事のやりがい、誰もが活躍できる職場環境、充実した教育体制の三拍子が揃った同社にぜひ注目してほしい。

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総合コンクリート企業の同社は、岐阜県岐阜市に構える本社のほか、北は宮城県、南は熊本県などに複数の拠点を持ち、全国を活躍のフィールドとして事業を展開している。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2025に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2026年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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