最終更新日:2025/5/15

医療法人 浩治会

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 福祉サービス
  • ホテル・旅館
  • 医療機関

基本情報

本社
大阪府

取材情報

研修・教育について伝えたい

プリセプターの先輩がチーム体制で、新人職員一人ひとりの成長を丁寧にサポート!

PHOTO

手厚い教育体制&介護ICTを活用!

大阪で高齢者施設を展開する医療法人浩治会で、介護のプロとして働く先輩方に仕事内容や教育体制などについてお話を伺いました。また、介護長からは、新人教育への考え方についてのお話も。ぜひご一読ください!

◆崎山 ひかるさん(左)
大今里ケアホーム 介護課 入所
2024年入職/介護福祉士資格保有
 
◆大森 真紀さん(中央)
大阪城ケアホーム 介護課 通所
2024年入職/介護福祉士・保育士資格・幼稚園教諭二種免許状保有

◆北吉 貴雅さん(右)
大今里ケアホーム 介護課 介護長
2005年入職/介護福祉士資格保有

仕事への想い

「介護の仕事は覚えることがたくさんありますが、先輩方のもとで安心して働けています。先輩のようにスムーズに、効率良く動けるようになりたいですね」と崎山さん。
「利用者様の毎日の生活や環境を知り、工夫して向き合うことを先輩方から学ぶ毎日です。これからも利用者様に笑顔になっていただけるよう頑張ります!」と大森さん。
「当法人の施設はどこも明るい雰囲気。介護ICTも積極的に活用し、職員の負担軽減を図って、働きやすい環境づくりに取り組んでいます」と北吉さん。

先輩方からのアドバイスや実践例で業務を覚える毎日。私のペースに合わせて指導してくださるので安心です。

就職活動では、さまざまな法人の施設を見学しました。その際、当法人の職員がとても優しく対応してくださり、利用者様と職員が話している様子が楽しそうだったので「ここで働きたい」と思いました。また、介護ロボットを導入したり、ペーパーレス化をめざしたりと、法人として新たなものを取り入れる姿勢に共感したことも入職の決め手となりました。私はケアホームで利用者様の日常生活のサポートを行っています。利用者様をサポートするなかで、一緒に頑張ってきて良かったなと思うことを毎日のように経験しています。例えば、立位がなかなか難しい利用者様と一緒に練習をしてうまくいった時は本当にうれしかったです。

当法人には、入職してしばらく「プリセプター」と呼ばれる先輩方が新人を丁寧に教えてくださる「プリセプター制度」があります。入職当初の私は、認知症の方とのコミュニケーションの取り方に不安を感じていました。そこで先輩に相談すると「受動的な態度で接すると良いのでは」というアドバイスをいただきました。また、認知症の方が何かをされても決して否定的な言葉を使うのではなく、まずは「どうされましたか?」というような声かけを実践してくださり、それを近くで見て学ぶこともできました。実際に職員が手すりをつかんで見せることで認知症の方を導くなど、ジェスチャーを使ったコミュニケーションも先輩から学んだ大切なことの一つです。プリセプターの先輩方は、新人が一つひとつの仕事をできるまで確認し、できていない時は丁寧に指導してくださいます。私のペースで指導してくださるので、焦らずに業務を覚えていけることが有難いですね。職員はシフト制で働いているのですが、私が勤務している時間は必ずプリセプターの先輩のどなたかがいるという体制をとってくださっています。

今後の目標は、もっと自信を持って仕事ができるよう、介護の技術を向上させることです。もうすぐ夜勤での勤務も始まりますので、日中の業務のなかで夜勤に役立つ介護の仕方を先輩方から教えていただいているところです。これからも頼りになる先輩方のもとで、利用者様お一人おひとりが笑顔になるようなケアに努めたいと思います。
(崎山さん)

先輩方の“声かけ”はすごい!一つひとつを吸収しながら、介助やレクリエーションを楽しく行っています。

私はケアホームでデイケアの利用者様の送迎や入浴、歩行や排泄などの介助やレクリエーションの進行を行っています。毎日さまざまな利用者様とお会いできることがとても楽しく、職員も利用者様も賑やかですし、笑顔のたえない職場で毎日を過ごせています。

入浴に対して気持ちが進まない利用者様には「寒いから温まりに行きましょう」などと声かけをするようにしています。拒否されていた方が笑顔で入浴されたり「気持ち良かった」と言われたりすると、とてもうれしいですね。また、利用者様の背景を会話のきっかけにすることもあります。例えば「〇〇さんのご出身地の名産である柚子が今日はお風呂に入っていますよ~」などとお伝えすると動かれたりすることも。そのように、お一人おひとりの利用者様を知ったうえでのコミュニケーションを大切にしています。また、夕方の会ではクイズや体操などをしていますが、先日、利用者様の多くがご存知の歌を私が前で歌いながら体操をしてみると、ほとんどの方が一緒に動いてくださったこともうれしかったです。

現在もプリセプターの先輩方から仕事を教えていただいており、先輩の“利用者様の混乱を減らす声かけ”にはいつも驚かされます。例えば、入浴の際に着替えができる方には「これ、新しい服です」と単に差し出すのではなく「今日着た服は洗い物に出すので、新しい服を出しておきますね」と声をかける。理由をわかりやすく伝えながら、行動を導くようなやり取りを勉強させてもらいましたし、わからないことはいつも先輩に尋ねることができるので、安心して働き続けられています。もうすぐサブリーダーとして働くことが決まっているので、まずは新しい業務を一つひとつ着実に覚えていきたいと思っています。そして、リーダーがされている業務も一人で行えるようになることが今後の目標です。また、将来はケアマネージャーの資格も取得し、これからもこの朗らかな職場で楽しく元気に働き続けたいですね。
(大森さん)

人によって成長スピードが違うから、一人ひとりの個性に合わせて丁寧に新人の指導を行っています。

私が介護長を務めている大今里ケアホームでは、明るく温かみのある雰囲気のなか、20代前半から60代前半までの幅広い年齢層の職員が協力し合いながら働いています。また、介護ロボットなど、介護に関するテクノロジーを積極的に採用していることも当法人の特徴です。見守り機器の導入も進んでおり、職員の負担を軽減しながらケアの質を高め、利用者様が安心・安全に過ごしていただけるように取り組んでいます。介護職員をサポートする介護助手に、車椅子のメンテナンスやお茶の回収といった直接利用者様に関わらない業務を担ってもらうことで、職員が介護の仕事に専念できる体制も整えています。

新人の教育体制については、介護の仕事が未経験の方に安心して働いてもらえるように新人指導チームを編成し、手厚い指導を行っています。新人一人につき4~5人程のプリセプターを置くことでシフト制をカバーしており、“必ずいつまでに教育を終える”ということは決めずに、新人が一つの業務を覚えて遂行できるようになるまで、丁寧に指導を行うようにしています。人はそれぞれ覚えるスピードも成長スピードも異なりますので、一人ひとりに合わせて指導していることが特徴です。

当法人では、保有資格に関わらない採用活動を行い、入職後の教育や成長のサポ―トを重要視しています。夜勤についても、新人の方が安心して夜勤業務を行えるようになるまで時間をかけて育成しますが、成長スピードに合わせて夜勤を始める時期もまちまちです。加えて、オンライン動画研修も取り入れています。必ず受講してもらう研修もありながら、職員には自己研鑽のツールとして自由に使ってもらっており、資格取得をめざしたい方にも便利だと思います。皆とともに努力を続けられる方であれば、介護の仕事で必ず成長できると思います。
(北吉さん)

学生の方へメッセージ

施設がたくさんあるなかで、自分に向いている施設を探すことは大変かもしれません。なので、まずは気になっている施設に見学へ行き、雰囲気や職員の様子、その施設がどのようなことに取り組んでいるのかをしっかりと見ることが大切だと思います。焦らずに、ご自身に合った職場を見つけていただきたいですね。介護の仕事はとてもやりがいのある仕事なので、皆さんにとって理想の施設で楽しく介護に取り組めるよう応援しています。
(崎山さん)

介護の仕事はやってみないと想像がつきにくい部分が多々あるかもしれませんが、私は利用者様からの感謝の言葉や笑顔にやりがいを感じられる素敵な仕事だと感じています。明るく、元気な対応ができる方であれば大丈夫。当法人に興味を持ってくださる方いらっしゃれば、ぜひ一緒に働きたいです。
(大森さん)

当法人の施設では、介護ICTの積極的な導入や、利用者様に直接関わらない業務を委託するなど、職員の負担軽減を行いながら質の高いケアの提供をめざしています。指導体制や福利厚生も充実し働きやすい環境が整っていますので、まずは見学にお越しください。職員の昼食代が無料であることも大きなポイントですよ。見学はいつでも大歓迎ですので、お気軽にご連絡ください。
(北吉さん)

PHOTO
数人でチームを組んだプリセプターによる新人教育をはじめ、福利厚生も充実。介護ICT化で業務軽減もめざし、職員の働きやすさを重視。安心して働ける環境が整っている。

マイナビ編集部から

医療法人浩治会は大阪を拠点とし、医療と介護のプロが力を合わせて高齢者をサポートする施設を運営している。

今回の取材で印象的だったことは、一人ひとりの職員がとても朗らかであるということと、新人のお二人は、先輩方のフォローのもと知識や技術を身につけながら楽しく働かれているということ。介護長も含めた全ての方が温和で思いやりがあり、相手の気持ちに立ってお話をしてくださった。特にプリセプターの先輩方からの学びについての話は豊富で、まだまだエピソードが出てくるだろうと感じられるほど。それだけ先輩との距離が近く、かなり手厚いフォロー体制があるということを実感できた取材となった。同法人の社会への貢献度の高さもありながら、介護の仕事で活躍してみたい方は、このような教育体制のもとで生き生きと働き続けることができるだろう。

また、介護現場へのICT技術の導入などにより、職員が介護のコアな仕事に集中できる仕組みづくりについても伺った。このような新たな取り組みにより、職員の負担軽減とともに、利用者様へのより良いケアの提供をめざしていることは非常に合理的だ。「人材の教育」と「働きやすさ」に力を入れる同法人で介護のプロとして成長したい方はぜひ挑戦してほしい。

PHOTO
職員を大切に、個々の成長を支えるという考えが全体に息づいている同法人。だからこそ、利用者様により質の高いケアを提供できるという良い循環を生み出している。

トップへ

  1. トップ
  2. 医療法人 浩治会の取材情報