最終更新日:2025/4/1

九州建設コンサルタント(株)

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 建設コンサルタント
  • 建築設計

基本情報

本社
大分県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

九州に根ざし地域を支える。そんな仕事に携わる若手社員の仕事内容や研修に迫ります!

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自分の仕事が地域の安全と快適な暮らしを支えていく

建設コンサルタントとして、3年目を迎える若き建設コンサルタントたち。そんな3人に、九州建設コンサルタント(株)を選んだ理由や入社後の研修内容などについて語ってもらい、同社の魅力に迫りました。

草野 龍治さん(左)
道路グループ 道路設計第四チーム 副主任
2022年入社

木下エリオ晶太郎さん(右)
水工第一グループ 流域計画第二チーム 副主任
2022年入社

一ノ瀬 裕稀さん(中央)
水工第一グループ 流域計画第三チーム 副主任
2022年入社

就活生たちへのアドバイス

どんな仕事でも、前向きに一つひとつ取り組めば、経験がつながって大きな成長へと結びついていきます。それによって、総合的な力がついてくると思います。(草野さん)
当社には、国や県が管理する河川計画に携わる機会が豊富にあります。専門知識を学ぶ講習も開催されており、しっかりした知識を身につけられるので安心です。(木下さん)
仕事を通じて「自分は本当に社会基盤を支える仕事をしているんだ」ということを日々実感しています。そんな使命感を味わってみたい方は、ぜひ当社へ!(一ノ瀬さん)

九州の発展に貢献するため、九州建設コンサルタント(株)を志望しました。

大学で都市工学科を専攻し、土木や建築の知識を学ぶ中で、特に道路設計に興味を持ったことが現在の仕事を選んだきっかけです。当社を選んだ理由は、専門分野に集中できる環境があったから。いくつかの企業では、必ずしも自分の希望が通るわけでもなく、いろいろな分野をローテーションで回ることが多いと聞いたので、1つの分野に専門的に取り組むことができるという当社の説明を受け、魅力を感じました。また、私は長崎県出身なので、九州内で腰を据えて働きたいという想いがあり、大分県に本社を置き、九州全域のインフラ整備において確固たる実績を持つ当社は理想の会社でした。

入社後は当初の希望通り、すぐに道路設計の部署に配属され、念願だった道路設計業務に携わることができました。現在の私の主な仕事は、国や県が道路工事を発注する際に必要となる道路の線形やルートの検討、積算業務などの詳細設計業務。この設計を基に、発注者が工事の発注を行うので、公共工事の起点となる大切な仕事です。

これまでにいくつもの案件を手掛けてきましたが、その中で地元長崎県の業務を2度経験することができました。1つ目は2年目に担当したトンネルの維持・管理を目的とした点検業務、2つ目は現在担当している自動車専用道路の設計業務です。このプロジェクトはまだ始まったばかりで、具体的な業務はこれからですが、インフラ整備を通じて自分の生まれ育った長崎の発展に貢献できることは大きな喜びです。本社のある大分県だけでなく、九州全域の業務に携わることができるのも、当社の魅力の1つだと思います。

この業界には、さまざまな仕事があります。それゆえ、最初は自分が希望する仕事に携われないことがあるかもしれません。しかし、それら一つひとつの業務を通じて得た経験は1本の線としてつながっており、将来的に「あの業務での経験が生きた!」と感じる場面が出てきます。ですから、ぜひ知識を貪欲に吸収する姿勢を持って取り組んでほしいです。
(草野 龍治さん/道路グループ 道路設計第四チーム 副主任/2022年入社)

九州の河川を守り、未来を創る。そんな使命感のある仕事だからこそ大きなやりがいを味わえる

大学時代に河川について研究しており、そこで培った知識を活かしたいとの思いから、就職活動では河川事業を手掛ける建設会社を中心に企業研究を行いました。その中で出会ったのが当社。ここは治水・利水計画・施設、河川構造物の計画・調査・設計で確かな実績を持つ建設コンサルタント会社だったことと、私の地元が九州ということで、九州に根を張って成長していきたいという想いを強く持っていたことから、九州で広く事業を展開する当社に入社を決めました。

現在、私は「氾濫解析」と「河川計画」の業務を担当しています。氾濫解析では、豪雨時に水がどこまで広がるかを解析し、それをもとに浸水対策を提案します。一方、河川計画では、水害を防ぐための具体的な計画を立案することが主な仕事です。お客様は国や県、市などの自治体が中心で、発注者の立場に立って最適な提案を行うことが私の仕事です。特に九州では、大雨による被害が多く、対策が重要視されています。その一翼を担えることに大きな責任を感じています。

「仲間同士と交流を深める機会が豊富にある」のが当社の特徴です。たとえばバスケットボールや軟式野球、フットサルなど、社内でさまざまなスポーツイベントが定期開催され、普段は接する機会の少ない他部署の仲間と親睦を深める交流の場となっています。私自身も軟式野球とフットサルに参加しており、仕事以外でのつながりを楽しんでいます。また、専門知識を学べる定期的な講習が開かれているのも当社の良いところ。先日私が参加した研修では、知識を深めたいと思っていた氾濫解析や内水解析といったテーマを取り上げてくれ、とても勉強になりました。

先にも述べた通り、当社には若手向けの分かりやすい講習があり、学校で河川を研究していなくても問題ありませんし、専門知識は入社後に学べるため、学生時代の研究内容にこだわる必要もありません。実際、河川工事の計画をメインとした私のチームでも、河川の勉強や研究をしていない社員はたくさんいますが、そのいずれもが第一線で活躍中です。大切なのは興味を持ち、挑戦する姿勢だと思います!
(木下エリオ晶太郎さん/水工第一グループ 流域計画第二チーム 副主任/2022年入社)

先輩社員から学び、高度な専門知識を磨ける環境も魅力!

当社を志望した理由は「九州で働きたい!」という想いがあったことと、大学で土木建築を学んだことで、社会の基盤を支えたり守ったりする仕事に携わりたいという気持ちがあったから。この2つを軸に就職活動を進める中で当社と出会い、河川、道路、都市計画などの分野において、発注者の立場から調査・分析、計画立案まで一貫して手掛けられる業務内容に魅力を感じ、入社を決めました。

現在は、国や県からの委託を受け、発注者の視点に立った計画策定やコンサルティング業務に携わっています。具体的には、河川事業部門に所属し、治水計画の立案や氾濫解析、事業の費用対効果分析などを担当。近年、九州エリアでは水害が頻発していることから、河川計画を通じて地域の安全と豊かな暮らしを守っていけることにやりがいを感じています。

私たち若手にとって効果的な学びの機会になっていると感じるのは、月2回開催される若手社員向けの「基礎知識講習会」です。先輩社員が講師役となり、河川や環境、測量などさまざまなテーマで講義を行ってくれるのですが、どれも経験に基づいた講習なので、実務に直結する内容が多くとても勉強になっています。入社1年目は専門知識がほとんどなかったので、すべてが目新しいことばかりでしたが、2年目、3年目になると業務内容と研修内容がリンクする場面が増え「この研修を受けることができてよかった!」と感じられることが多くなっていきました。講師を務める先輩は質問にも丁寧に対応してくださり、時には質問以上の示唆に富むアドバイスや、業務で困ったときには相談に乗っていただけるなど、とても手厚くサポートを行ってくれます。

最後にこの記事をお読みになっている方々へのメッセージですが、私の場合「九州で働きたい」という気持ちと「自分にとって何が一番やりがいを感じられるのか」を軸に就職活動を行うことで当社と出会うことができました。それだけに、学生のうちに「自分が何を大切に考えているのか」をしっかりと分析して、それを明確にすることが大切だと思います。それによって自分の内に「軸」が生まれ、就活や仕事をしていく中での大切な指針となってくれることでしょう。
(一ノ瀬 裕稀さん/水工第一グループ 流域計画第三チーム 副主任/2022年入社)

学生の方へメッセージ

当社の魅力は社内外で連携のとれたチームワークと経験・技術力に裏打ちされた発想力に加え、本記事で紹介した事例のように、キャリアの早い段階から適材適所ともいうべき「活躍の舞台」が一人ひとりに用意されていること。先輩たちの配属も、勤務地を含め「河川の計画に興味がある」「港湾に関わりたい」など社員の希望を最大限に考慮しています。部署ごとに在籍するプロフェッショナル(=先輩社員)による手厚い指導やサポートに加え、技術士、RCCMなど各種資格の取得においても会社が全面的に支援。取得後は資格取得報奨金を支給しています。

また、業界の特性上、繁忙期と言われる時期がある仕事でありながら、当社は「年間休日120日以上」の他「有給休暇の平均取得日数10日」「ノー残業デー(毎週水曜)」などワークライフバランスも実現。さらに「産休・育休制度」に加え「子育て手当」「時短勤務(育児期間中は無制限)」など、家庭と仕事の両立をサポートする制度も充実しています。「仕事のやりがい」は安心して働ける環境があって生まれるもの。業界を目指すみなさんは、その点も大切にしてほしいと思います。

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手厚い研修や、仲間同士で親睦を深めやすい社風など、業務以外での同社の魅力を語ってくれた3人の若手。地域防災や地域の発展において重要な役割を担っている。

マイナビ編集部から

河川や道路、港湾といったインフラ整備から、環境問題への対応、まちづくりの計画策定まで、幅広い分野でコンサルティング事業を展開する九州建設コンサルタント。国や県など発注者の立場に立ち、工事計画の立案、詳細な分析、最適な設計などを通じて、プロジェクトの成功をサポートしていくことが、建設コンサルタントの仕事であり、今回、インタビューに応じてくれた若手社員たちも同様の使命を担う仕事に従事している。

そんな同社を取材してみて感じたことは、新しい人材に対する手厚いサポート制度の数々だ。社会人マナーなどの基礎研修はもちろんのこと、専門性の高い業務内容だけに、先輩社員が講師役となった講習会なども定期開催されており、建設コンサルタントに必要とされるさまざまな知識やスキルを早期に身につけることが可能。建設業や環境に関する知識がなくても、安心してスタートできる会社だと言える。

気候変動による自然災害リスクの増加や、老朽化した公共施設の修繕、地域活性化の支援などにおいて、重要な役割を担う同社。そんな社会的課題に対して、高度な専門スキルを駆使して地域社会を支え、持続可能な未来を築くために重要な役割を果たしていく――そんなかけがえのないやりがいを感じながら、成長できる環境がある会社だと感じた。

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昭和37年の創立以来、60年以上にわたって地域発展に貢献してきた同社。長い歴史の中で培ったノウハウを受け継ぎ、プロフェッショナルとして成長できる環境がある。

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