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最終更新日:2024/9/2
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「新規参入しにくいニッチな弱電線ケーブル市場において、市内ケーブルだけでも100種類以上の製品をジャストインタイムで出荷できる体制を整えています」と尾崎さん。
当社は、建設市場に向けた通信用ケーブルや耐熱ケーブル、LANケーブル、同軸ケーブルなど約3000品目のラインナップを提供する電線メーカーとして、お客様の様々なニーズに対応しています。香川県さぬき市に本社工場を構え、お客様の急なご要望に応える密な供給体制を実現するため、国内に4つの主要物流拠点を展開。必要な時に必要な量を届ける「ジャストインタイム」の供給体制を持つのも当社の強みです。「電線」と聞いてイメージするのは、街中の電柱に垂れ下がる電線の方かもしれません。当社が扱うのは、電柱で使用される電線のようにエネルギーとして電気を送る強電線ではなく、電気信号として電気を送る弱電線のケーブルです。通信と制御の双方に使用できる「市内ケーブル」の分野では、国内出荷高約63%のシェアを持ち、国内トップの実績を持ちます(※)。「市内ケーブル」は、マンションのオートロックやトンネル内の非常用電話、店内のLED照明の調光器など、様々な機器の配線に使用されています。「市内ケーブル」だけでも素材、サイズ、撚り方に応じて100以上の種類があるものの、お客様がどの種類を所望されたとしても対応できるように常時準備を整えている点も大きな強みです。※日本電線工業会2023年調べのデータに基づき算出2023年度には100億円の売上を達成。さらなる事業拡大をめざすために製品ラインナップの拡充を図り、拡販につなげたいと考えています。その中で、耐熱ケーブルより高温に耐え得る耐火ケーブルの拡販にも注力。火災時に必要な非常用電源の回路に用いられる耐火ケーブルの需要は大きく、都市部を中心に再開発が活発化する今、商業施設やレジャー施設、工場や物流倉庫など、多くの建築物で使用されています。当社でも従来、細物の耐火ケーブルを扱っていたのですが、市場のニーズに合わせて太物の耐火ケーブルを製品ラインナップに追加しました。世の中には実に多くの企業がありますが、自分が入る会社を決めるのは自分自身だということを、学生の皆さんには意識してほしいと思います。今後は学校のテストのように明確な解答が存在することの方が少なく、自分なりに考え、最良だと思う判断をしなければならないことの方が多くなるでしょう。企業研究においても最後には自分の意志で決めることで、その選択に責任を持てるはず。自分らしく前に進めるよう応援しています。■社長室長 尾崎 太斎