最終更新日:2024/11/26

恵庭開発(株)

業種

  • レジャーサービス

基本情報

本社
北海道

取材情報

探そう!理想の先輩・働き方

北海道の名門コースで、接客スキルを身につけながら、自分の想いを活かして活躍する!

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ゴルフ場の顔であるフロントに立ち、究極のおもてなしをご提供

フロントで行う業務は同じでも、仕事に向かう姿勢やお客様への想いはそれぞれ。中堅社員から若手社員の3名に、ゴルフ場で働く魅力や意識していること、今後の目標などを伺った。

キャディマスター室も兼務する8年目
営業課 フロント・キャディマスター室担当
馬場 輝/2017年入社(写真左)

部門同士の連携に意識を向ける6年目
営業課 フロント担当
武山 蒼/2019年入社(写真中)

お客様の名前をすぐに覚えられる2年目
営業課 フロント担当
関 夕芽乃/2023年入社(写真右)

私が考えていること

「ゴルフ場の日中は忙しいですが、日が暮れると業務が終了します。一日一日、集中して仕事に取り組めることが、特徴の一つだと思いますね」と馬場さん。
「クラブハウスが広いこともあり、他部門の業務にも常に目を向けながらフロント、キャディマスター室、レストランがスムーズに連携できるよう意識しています」と武山さん。
「どんなことでもミスが起こらないように、ダブルチェックすることを大切にしています。お客様にご迷惑をかけないように、一つひとつ丁寧にこなしていきます」と関さん。

後輩が話やすい空気をつくるために声かけをしながら、クラブハウス内の人と人とをつなぐ役割を果たしたい。

私は道外出身で、以前は接客業に就いていましたが、その後北海道へ移住。仕事探しをしながら、サッカーグラウンドの整備(グラウンドキーパー)に従事したことがきっかけで、ゴルフ場の仕事に興味をもちました。元々、接客をすることが好きなうえに、芝の管理をする知識もあったため、どのような経験も決して無駄にはならないと思い、当社への入社を決意しました。

恵庭カントリー倶楽部は、北海道内でも名門コースの一つに数えられています。そのため、経営層のお客様が中心で、普段の生活のなかでは知り合うことのない方々が多いです。当初は緊張をしましたが、レベルの高い接客が求められるなかで、サービス技術のスキルアップが図れます。やがて、お客様とも顔なじみになり、気軽に会話ができるようになりますし、コンペの担当としてサポートを任されると、やりがいも大きくなります。

コンペのご予約をいただくと一から企画考案に携わることもあり、1、2カ月前からお客様と予算や食事内容などの打ち合わせを行い、一緒につくり上げていくことができます。
無事にコンペが終わり、その場で来年のご予約をいただける時は、「今回のコンペに満足いただけたのかな」ととてもうれしくなり、モチベーションにもつながりますね。チェックイン・チェックアウトや精算といったフロント業務は、他のサービス業でも経験することはできますが、自分なりのサービスをご提供できるのは、ゴルフ場ならではといえるかもしれませんね。

私は、フロント業務を兼任しながら、最近キャディマスター室へ異動をしました。キャディさんをマネジメントすることがメインで、フロントと密な連携が求められる仕事です。そのため、各部門の後輩が壁を感じないように話しやすい雰囲気や環境をつくるため、うれしかったことや困っていることがないかなど、些細なことでも声かけすることを意識しています。さらに業務知識を広げながら、クラブハウス内の人と人をつないでいける存在となり、将来的には副支配人や支配人を目指したいと考えています。
(フロント・キャディマスター室 馬場 輝さん/2017年入社)

お客様やクラブハウスに出入りする方々と顔見知りとなり、人脈が広がっていくのがうれしい。

私は、接客をすることが好きで、お客様と話をしている時間が「楽しい」と感じています。普段はフロントで接しているお客様と、クラブハウス以外で顔を合わせて話が盛り上がるなど、人脈が広がっていくことも、この仕事の魅力だと感じています。お客様だけではなく、クラブハウスに出入りされる旅行会社やホテルの方々とも顔見知りになれることもあります。私は、グループコースから恵庭カントリー倶楽部への異動を経験していますが、勤務地が変わってもお客様と良好な関係を築けることが、とてもうれしく感じています。

恵庭カントリー倶楽部は、クラブハウス自体がホテルのような格調高い雰囲気で、道外から来られる経営層のビジター(フリー)様も多いため、緊張感をもって接客することも少なくありません。それだけに、自分自身の接客力も磨かれているなと実感しています。

仕事をするうえで私が意識をしていることは、お客様の話をしっかりと聞き取り、正確に理解をして対応するということ。お客様の何気ない一言が実は大切なことだったり、聞き流してしまったことで対応に問題が生じたりすることもあり得ます。特に、長きに渡り親しんでいただいているメンバー(会員)様こそ、注意が必要です。また、的確に接客することを心がけるなかで、ビジター様に「今年も会いにきたよ」と声をかけていただけた時は、自分の接客が印象に残ったのかなとうれしくなりますね。

コンペを担当した際、幹事のお客様と認識の相違があり、キャディマスター室やレストランに迷惑をかけてしまったことがあります。施設やコンペの規模が大きいため、「他部門との連携を常に意識して業務を行わなければ」と思うようになった経験でした。シーズン中はお客様への対応が忙しく、自分の仕事で精一杯になりがちですが、落ち着いたタイミングで社員同士が仲良くコミュニケーションを取ったり、休憩時間にしっかりと休むことができたり、心にゆとりをもって働ける環境が整っている職場だと思います。
(フロント 武山 蒼さん/2019年入社)

シーズン中は仕事に集中、オフシーズンとなる冬場にはプライベートの時間を楽しめるというメリハリが魅力。

私は、人と話をすることが好きで、接客業を軸に企業研究をしていました。当社の職場体験に参加したことがきっかけで、自分にとって未知の世界だったゴルフ場の仕事に興味をもちました。案内をしてくれた社員の方がとても優しく、親しみを感じたことや広くて高級感のあるクラブハウスに感動したことを覚えています。そして、ランチで提供していただいたレストランの食事が、すごくおいしかったことが決め手となり入社を決意しました。

フロントに立った当初はとても緊張をしていましたが、ゴルフ場のシーズンが始まる前の約1週間で、先輩から業務の流れについて繰り返し教えていただき、メモを取りながら覚えていきました。ですが、シーズンが始まるとお客様からイレギュラーなご要望やご質問が予想以上に多く、シーズンが終わるころまでは毎日ドキドキしていましたね。わからないことがあれば、現場にいる先輩がすぐに助けてくれますし、丁寧に教えてくれるので、現在は一通りの業務を一人でこなすことができるまでに成長することができました。

私はゴルフの経験や知識がなかったので、ゴルフ場は静かな場所というイメージがありましたが、お客様のチェックイン・チェックアウトの時間やフロントまわりは、常に賑やか。「いらっしゃいませ」から始まり、予約一覧表からお客様の名前を探して、スタート時間の確認やロッカーキーを渡すという流れです。多くのお客様にとって、親しみを感じられるようなコミュニケーションが取れるように心がけています。

この仕事を始めて気がついたことは、人の名前と顔を覚えることが得意だということ。毎週のようにお越しいただくメンバー様はもちろん、ビジター様でも1、2回お見かけすると、大抵覚えることができます。例えば「常用カートを準備して」と言われると、スタート時間とお名前を伺うのが通常フローですが、確認せずにお顔を見ただけで「わかりました」というと、お客様に驚かれることが多いです。その分、手早く準備ができますし、常に心地よくゴルフを楽しんでいただくために、より良いサービスがご提供できたと自信にもつながります。シーズン中は忙しい日々ですが、オフシーズンの冬場にはしっかりと休むことができるので、メリハリある働き方ができるのが魅力です。
(フロント 関 夕芽乃さん/2023年入社)

企業研究のポイント

製造業なら何を造っているのか、販売会社なら何を売っているのか、そういった部分から自分はどこに興味があるかを考えることも、企業研究を進めるうえでは大切なことです。一方、外に出て人と会う働き方がしたければ営業系、企業を支える仕事がしたければ総務系など、自分は何をしたいかという方向から考えていく方法もありますよ。どの企業かということ以前に、自分は会社という組織のなかで、何がしたいのかをじっくりと考えてみてほしいですね。

そのうえで、自分が大切にしたいことや、仕事への向き合い方について考えてみてください。たとえば、プライベートの充実を第一に考えるのであれば、福利厚生や休日数などがポイントになるでしょう。やりたいことが実現できそうな企業が見つかったら、インターンシップなどへ参加をして、実際に自身の目で見て、肌で感じてみてください。社員同士のちょっとした会話などから、意外と職場の雰囲気は伝わるものだと思います。
(人事担当 荒川さん)

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国内の大きな大会なども開かれ、道外・海外からも選手や関係者が訪れるゴルフ場。心からのおもてなしを通して、地域の活性化に貢献できることも当社の特徴だ。

マイナビ編集部から

恵庭カントリー倶楽部をはじめ、北海道内で4つのゴルフ場を運営する恵庭開発(株)。同社のフラッグシップ施設といえる恵庭カントリークラブは、メジャーツアーなども開催される本格的なゴルフコースを備え、企業経営者などが足繁く通う名門ゴルフ場として名高い。

北海道の顔といえるゴルフ場を支えているのは、スタッフそれぞれが想いをこめてお客様と向き合う姿勢だということが今回の取材から感じられた。「お客様と一緒に、ご要望や条件に合わせたコンペ企画をつくっていけるところに、おもしろみを感じます」と馬場さん、「常連のお客様でも、ご要望などがあれば、しっかりと聞き返して確認し、的確に応えられるようにしています」と武山さん、「人の名前をすぐに覚えられる長所を活かし、お客様にできるだけ負担をかけない対応に、さらに力を入れていきたいと思っています」と関さん。仕事上での喜びも大切にしながら、常にサービスの向上を考えている様子は、同社の魅力といえるだろう。

シーズン中には大規模なコンペが開かれるなど、日々忙しいゴルフ場。ですが、積雪のある北海道では、コースがクローズドとなるオフシーズンがある。この時期は、今シーズンに行われたコンペの記録を作成したり、来年に向けた準備をしたり、年間を通してメリハリを持って働けることも、魅力に感じた。接客業に少しでも興味がある方は、ぜひ同社を企業研究におすすめしたい。

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ゴルフに関する知識などは入社後、OJTを通して学んでいくことができる。若手の成長を、部門を越えて支えていこうという気運が高く、常にフォローしてくれる体制も魅力だ。

会社概要に記載されている内容はマイナビ2025に掲載されている内容を一部抜粋しているものであり、2026年卒向けの採用情報ではありません。企業研究や業界研究にお役立てください。

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