栄養士として仕事をしてみたいものの明確なビジョンがなく、“どこで何をしたらいいかわからない”という方もいらっしゃるかもしれません。そんな方におすすめするのは“給食サービス”の仕事。何故かと言うと、そこでは幅広い知識や経験が身につくから。食材の取り扱い方法をしっかりと理解できるので、将来どんな仕事をするうえでも必ず役立つ礎になると思います。また、一緒に働くスタッフ数が多く、店舗運営のような仕事を任される機会もあり、可能性の幅を広げやすい仕事だと言えるでしょう。
実際に私は20代で給食サービスの仕事で経験を積んだことにより、30歳頃に状況が変化しました。「一緒に仕事をしませんか?」とお声がけいただくことも増え、給食の仕事から始められたことの有難みを感じています。これまで栄養士の資格を使って委託給食会社の現場及びエリア管理、直営栄養士、健康レストランシェフ、リゾートホテルのレストランブランディング、健康支援事業、ダイエット食品のライターなど多くの経験を積み、そして今、塩梅の人材開発チームマネジャーとして教育研修に力を注いでいますが、基礎的な力を身につけたうえでの“ご縁”が今に繋がっていると感じています。
皆さんにとって、数々の選択肢から1つを決める時あるならば、ぜひ給食サービスにご注目を。一緒に当業界を支える一員として社会人のスタートを切っていただければうれしいです。