最終更新日:2025/3/28

(株)Q'sfix

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研修・教育について伝えたい

社会インフラを支えるエンジニアとして、飛躍し続ける先輩たち

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IT未経験でも大丈夫。学びの場が整うQ’sfix

Q’sfixではIT経験の有無を問わず、エンジニアとして技術を高めていくことができる。3人の先輩たちがいかなる形でキャリアを積んできたのか、その足跡を追いかけてみた。

N.M.さん
システムエンジニア
経済学部観光経済学科卒/2019年入社

I.M.さん
システムエンジニア
創造工学部ホームエレクトロニクス開発学科卒/2024年入社

A.A.さん
システムエンジニア
経営学部国際コミュニケーション学科卒/2018年入社

先輩から一言

「私のような文系出身者でも十分に活躍できます。わからないことをハッキリとわからないと言える人ならば、自然と成長できると思います」(N.M.さん)
「本社の場合はカジュアルな服装での勤務も大丈夫。話しやすい人がそろっており、コミュニケーションを大切にする社風なのがよくわかります」(I.M.さん)
「私の新人時代よりも研修はさらに充実化しています。eラーニング、コミュニケーション研修、リーダー育成研修などを通して、自分をどんどん高められます」(A.A.さん)

【N.M.さん】リーダー役にも挑戦。経験ゼロから一歩ずつ階段を昇る

文系学部出身の私ですが、就職活動を進める中で未経験者を受け入れ、育て上げているIT企業が多いことに気付き、システムエンジニアに興味を抱くようになりました。当社を選んだのは人事担当者同士が和やかに雑談している様子から、会社の雰囲気の良さが伝わってきたのが決め手の一つ。また奨学金返済支援制度などの福利厚生面の充実度にも安心感を覚えました。

入社後は約3カ月にわたる新人研修に参加。Javaなどのプログラミング言語の基礎を学んだのですが、最初は講義を受けても何を言っているのかがわからない状態でした。それでも同じく文系出身でチャレンジしている同期同士で支え合ったり、講師や経験者に質問したりして一つずつ課題を乗り越え、研修が終わる頃には土台となる知識がしっかりと身に付いていました。

配属されてから現在まで、通信会社の顧客管理システムの追加機能開発・保守などに携わっています。1年目の頃はOJT担当の先輩が私の長期的な目標を立て、それを細分化して月ごとに学ぶべき技術を設定しくれました。おかげで早い段階で一つの機能の開発を任されるくらいには成長できました。

2年目以降は後輩が入ってきたので、私も教える側に立つようになりました。コロナ禍でオンライン勤務が主体となった中でも、できる限り後輩と対話して、悩みを聞き出すことを心掛けました。人に教えることで自分の知識が定着しましたし、わかりやすく説明するために図解して見たりする中で“伝える”力が高まったとの手応えが得られました。

昨年は通信会社の子会社の顧客情報システムを移管するプロジェクトに関して、私がリーダー的な立場で周囲を引っ張る役割となり、メンバーの進捗管理や課題解決の支援をしていきました。責任の重さをひしひしと感じましたが、なんとか無事に終えられたのは自信となりました。

担当する通信会社は規模も大きく、多くの人の日常生活に欠かせない存在となっています。身近で重要なシステムを、自分の力で形にできるのは非常にやりがいが大きいことです。リーダー役を任されてマネジメントに興味がわいてきたので、今後はプロジェクトリーダー(PL)としてキャリアを積めるように、お客さまと要件を詰め、設計を作るという上流工程に対応する力を高めていくつもりです。

【I.M.さん】1年目から最前線に立ちたい。技術への思いをかなえてくれる会社だと実感

大学時代は家電製品などに組み込まれるプログラミングを中心に学び、研究室では企業との共同開発でVRをテーマにした研究を重ねていました。実は就職活動では営業系の仕事も視野に入れていたのですが、研究室での成果がヨーロッパの展示会で入賞するなど、専門分野のITで深く仕事をしていきたいとの思いが沸き上がってきました。当社に関しては大学の就職課の紹介で存在を知りました。1年目から開発製造の最前線に立つチャンスがあること、楽しそうに仕事に取り組んでいる社員たちの姿に共感したことが入社の決め手となりました。

私たちの代でも入社後3カ月間は新人研修が開催されました。まずはコンピュータの基礎に始まり、Javaを中心とするプログラミング言語を学習。大学で学んだことの復習の部分もありましたが、新しく学ぶ知識も多く、実りのある時間を過ごすことができました。研修の後半では、先輩たちが業務として手掛けているリアルな案件をモデルにした実習も行われました。おかげで実践的な仕事の進め方を身につけることができたと思っています。3カ月の研修を通して不明点などもクリアになり、不安なく仕事を始めることができました。

配属後は医療系企業の業務用Webサイトを構築するプロジェクトの一員となりました。完全に新規開発となるだけに参考となるプログラムがなく、手探りで学んでいかねばならないのが難しいところでした。その中でもOJT担当のトレーナーの先輩が丁寧に指導してくれて、何でも気軽に質問を受けてくれるのが非常に心強く感じています。

早くから製造を手がけたいという夢も叶えられており、既にいくつかの機能開発にかかわってきました。頑張って作ったプログラムながら、キャリアが浅い分、どうしてもエラーが多く発生してしまいます。その中でも周囲のみなさんに不明点を確認しながら丹念に課題を乗り越え、なんとか無事に稼働したときの喜びは格別です。配属直後に比べれば一人でスムーズにできることも増えており、少しずつ成長を遂げた自分を実感しています。

目標としているのは設計から製造、テストまでの一連の流れを一人で完結できるエンジニアになること。現状は技術や知識が足りないと感じており、会社で提供しているeラーニングツールを活用するなどして、自分磨きに励んでいきたいと思っています。

【A.A.さん】人を育て、引っ張っていく立場を目指し、自己研磨を重ねる

大学では経営学を専攻していた私ですが、商業高校出身なのでパソコンを使って会計処理をするという作業に慣れ親しんでいたことから、パソコンにかかわる仕事が自分に合っていると思っていました。就職活動では規模の大小を問わずにIT企業を探したところ、出会ったのが当社です。採用担当が明るく接してくれて、就活の悩みなども親身になって聞いてくれたことから、温かみあふれる人がそろっている会社だと入社を決意しました。

私の時代は80人ほどの新卒が入社し、新人研修では全員で机を並べてITの基礎を学びました。正直、最初はまったく研修についていけず悪戦苦闘したのですが、講師が一人ひとりの習熟度に合わせて丁寧に教えてくれたので、基礎となるものを徐々に身につけることができました。また、実習を通してチームでの開発を経験できたのも貴重な時間でした。

最初の約4年間は大手カード会社の顧客情報システムの更新・保守を担当していました。研修で学んできたとはいえ実務では異なる部分も多かったですが、1年目はOJT担当の先輩が付いてくれたのは心強い限りでした。その後、3年目のときにはOJTのトレーナー側に立つことになりました。ちょうど業務でも責任が重い仕事を手がけていたのでOJTとの両立が大変でしたが、忙しいときこそしっかりと後輩に向き合うことを心掛けました。後輩が成長して堂々と仕事している様子を見るのは本当に嬉しかったですね。

4年目頃にはある案件でリーダー役を任されたのですが、このままキャリアを積んでプロジェクトマネージャー(PM)になりたいと思うようになりました。上司に意志を伝えると、社内でも最大規模の案件となる別のカード会社への異動が決定。以後は約300人のエンジニアたちの進捗をまとめながら、スケジュール通りに開発が進んでいくように調整するPMO業務に携わっています。

初期段階では案件をまわすのに障壁があったのですが、PMOのメンバーが必死に調整したことで上手く開発が進むようになりました。プロジェクトも無事に形になろうとしており、達成感を得ているところです。現在は次なるキャリアを模索しており、まったく別ジャンルの開発で同じような立場を担ってみたいと思い描いています。いずれはPMとして本格的に仕事をするべく、資格取得なども視野に入れながら挑戦し続けていきます。

学生の方へメッセージ

私たちの体験から、当社の人材育成環境のことを知っていただけたでしょうか。Q’sfixは長期的な目線で社員を教育する制度が整っています。ですから、学生時代の専攻には関わりなく、採用基準はズバリその人のポテンシャルやヒューマンスキルです。

具体的にどんな方を求めているかというと、まずは「好奇心旺盛」であること。ものをつくる喜びに共感し、新しいことにチャレンジできるフレキシブルな精神があればいいのです。要するに好奇心が強く自分から行動できる人ほど、奥深く面白い仕事ができます。

次に、「チームプレーができる」ことも重要です。SEの仕事は一人ではなくチームで行います。個人のスキルを高めることはもちろん必要ですが、チームとして成果を出せなければ意味がありません。人それぞれ個性や経験の違いはありますが、その時々の自分の役割を十分に理解し、チームとして最大限の力を発揮できるよう努力出来る方が活躍できる環境です。

加えて、「倫理観と責任感」も大切な要素。当社の扱うシステムは社会インフラの根幹を成すシステムです。それゆえ、小さなものでも数十万人、大きくなると数千万人の人々の生活に影響します。ですから、やりがいや達成感は大きいのですが、一方で社会的責任や、高い倫理観も求められるのです。こうした価値観に共感できる方とともに、会社として豊かで便利なIT社会を支える不可欠な存在へと成長していきたいですね。

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若手社員たちが生き生きと働いている姿が印象的に残った。これも温かみあふれる先輩たちがそろっているからこその話だろう。肩ひじ張らず働ける環境が広がっている。

マイナビ編集部から

独立系システム開発会社として50年近い歴史を誇るQ‘sfixでは、金融、公的機関、製造業、医療、流通、通信など、社会インフラと言うべき重要なITを数多く任されてきた。面白いことに新卒の7割は文系出身者で占められるという。IT業界に興味のある人材を広く募ることで、多様性あふれる技術者を育成しているのである。

入社後は3カ月にわたる新人研修、その後1年目の終わりまで継続するOJTを通してキメ細かく指導してくれるから、未経験者であっても問題なく成長を遂げられるはずだ。配属後も技術のみならずヒューマンスキルを伸ばす研修を用意。システム開発は人と人との関わりで進められるだけに、コミュニケーション面を重視している姿勢がうかがい知れる。

今回の取材に登場してくれた3人の先輩からも飽くなき自己研磨を重ねている姿勢が伝わっていた。新技術の勉強を自主的に行ったり、社内で用意しているeラーニングツールを活用して専門性を深めるなどして、さらなる飛躍を目指している。プロフェッショナルとして羽ばたく強い意志があれば、スタート時点ではITの知識がなくとも、大きく活躍できる会社と感じた。

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エンジニアの拠点である晴海オフィスはフリーアドレスを採用。カフェなどのサービスも充実しており、通常よりも安く飲食できるそうだ。

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