最終更新日:2025/4/11

(株)松本鐵工所

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 機械
  • 設備工事・設備設計
  • 機械設計

基本情報

本社
北海道
PHOTO
  • 技術・研究系

自分の設計した機械に喜んでいただけることが、私のやりがいです

  • 高田 潤一
  • 2006年入社
  • 37歳
  • 北海道職業能力開発大学校
  • 生産機械システム技術科
  • 技術開発室 設計課
  • 機械設計

会社・仕事について

ワークスタイル
  • 形の残る仕事
  • 企画・サービスを提案する仕事
  • 資格・専門能力が身につく仕事
現在の仕事
  • 部署名技術開発室 設計課

  • 仕事内容機械設計

紙をつくるための機械など、特殊な分野を担う貴社に目を向けたきっかけは?

自動車や航空機の整備に興味を持ったことをきっかけに、機械の基礎を身につけたいと思うようになり、機械加工や設計について学びました。当社は、学校の就職担当の先生からの紹介で知りましたが、学んできた知識を活かせることに加えて、設計・製作・据付までを一貫して行っているので、さまざまな業務を経験できそうなこと、さらに製紙工場の機械だけでなく、多種多様なものづくりを行っているところに魅力を感じました。入社後は、1年半ほど工場で機械のメンテナンスなどを経験し、当社の業務内容と流れを学んだ後、設計課に配属となり現在に至ります。早いもので、入社からもう14年目になります(笑)。


設計の仕事内容について、教えてください。

私の仕事は機械設計です。営業担当がお客さまの要望を伺い、それに沿って、機械の設計を行います。稼働する部分の機構を考え、部品や筐体などの強度計算を行い、そしてデザイン性にも配慮しながら図面を作成。設計したものができあがると、それを据付けるための工事の現場に立ち会って、完成を見届けます。また、既設の機械の改造を行う場合には、その機械がある工場に赴いて必要な寸法を測るスケッチという作業も行います。設計というと、事務所でCADに向かっているイメージが強いですが、打ち合わせやこうしたスケッチなど外に出ることが多いですね。また、営業や工場のスタッフとも常に連絡を取り合い、調整を行いながら業務を行っています。


これまでの仕事のなかで、忘れられない思い出などはありますか。

設計業務に就いてまだ間もない頃、自分が改造に携わった機械がスムーズに機能し、お客さまの担当者の方が、私以上に喜んでくれた姿が、今でも忘れられません。自分が考えて設計したものが形になり、それが誰かの役に立っていると思えた時、私はやりがいを感じます。製紙工場の機械などは、普段一般の人の目に触れることはありませんが、当社ではたとえば飛行機のボーディングブリッジなども製造しており、多くの方に利用されているのを見ると、うれしくなるんです。私は、形状や機能などがなるべくわかりやすいような図面作成を心がけていますが“イメージ通りですね”と言っていただけると、資料をつくる手間も苦になりません。


設計者として今後、手がけてみたい機械などはありますか?

先ほどもお話ししたように、工場内に設置される機械は、関係者以外の目に触れることは少ないのですが、当社ではたくさんの人々が利用するボーディングブリッジ、フェリーターミナルの人道橋、スタジアムの可動席など多様な機械装置も製作しています。製紙工場の機械以外のこうした分野でも、安全で快適に使っていただける設計に取り組み、さらに、そこで身につけた技術を生かしながら、自分の家族にも使ってもらえるようなさまざまなモノの設計にも携われる機会があれば、ぜひチャレンジしたいですね。そして、お客さまからも、一緒に働く仲間にも、全幅の信頼を寄せていただけるような設計者を目指したいと思っています。


機械設計の世界を目指すには、どのような素養が必要だと思われますか?

当たり前に聞こえるかもしれませんが、機械に興味があることです。たとえば買い物に出かけた時に何らかの機械を見つけると、どんな構造なんだろう、どうやって稼働させているんだろう、この材料は何だろうと、自然に興味が湧くような方なら、機械の分野にはうってつけかもしれません。機械に限らず、就職先を決めようとする際には、その企業が自分の好きなこと、興味があるものを扱っているかどうか見てみてください。当社なら、機械の知識はなくても興味があれば仕事にすることが可能です。他の業界でも、同様のことはあると思います。また、Web上の情報だけでは、伝えきれていないことも多いので、まずは見学に行ってみることもお勧めします。


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