最終更新日:2025/3/24

(株)森鋼

  • 正社員
  • 既卒可

業種

  • 建設

基本情報

本社
千葉県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

大規模な建物の基礎を支える鉄筋工事。施工管理・営業・事務の密接な連携が成長のカギ

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専門的な知識とスキルを磨き、よりチャレンジングな仕事を

物流倉庫や工場、集合住宅、学校等の鉄筋工事・鉄筋販売を手掛ける「株式会社森鋼」。工事本部・営業部・業務管理部で活躍中の社員に、仕事内容ややりがい、今後の目標等についてお話を伺いました。

取締役 工事本部長 松崎騰さん(2003年入社)
営業本部 営業部課長 金澤静男さん(2016年入社)
業務管理部 瀧莉奈さん(2023年入社)

社員の仕事風景

「施工管理のメンバーは1日に3件程度の現場に足を運びます。移動距離はできるだけ抑え、効率的に現場を回れるようにしています」(松崎さん)
「工事が始まった後も、お客さまと工事本部との“窓口役”として、追加工事等の調整を行います。繁忙期には営業担当の私が現場に出ることもあります」(金澤さん)
「不安や心配事を気軽に相談できる雰囲気が浸透していることが、働きやすさにつながっています。産休・育休を取得中の社員も少なくありません」(瀧さん)

【工事本部】大規模な建物の建設に貢献(松崎さん)

■知恵と創意工夫で工事の課題を乗り越える
私は中学卒業後、建設科の高校に進学。給与水準の高さに魅かれ、2003年に当社に入社しました。入社以来一貫して鉄筋工事の施工管理に携わり、現在は工事本部長を務めています。
森鋼の施工管理のいちばんの醍醐味。物流施設や工場、マンション、ショッピングセンターなど、大規模な建物の建設に貢献できる点にあると考えています。ただし、そのためにはいくつものハードルを乗り越える必要があります。当社は関東全域で約30箇所の現場を管理。2週間で終わるものから、2年半~3年かかるものまで、現場の規模も内容も実にさまざま。職人さんがなかなか集まらない、工費が予想以上にかさむ……。こうした課題を知恵と創意工夫によって乗り越えたときには、大きなやりがいと達成感を感じられる仕事です。

■見積書の作成から品質管理まで
施工管理の仕事は、見積書の作成からスタートします。営業担当者や積算担当者、グループの設計会社と連携しながら、設計図書を参考に鉄筋の数量を計算し、見積書を作成。受注に成功したらゼネコンの工事責任者と、具体的な施工方法や工期等について打ち合わせを行い、協力会社の選定など施工に向けた準備を進めていきます。
工事が始まった後は、工事責任者との打ち合わせや品質管理を実施。設計図書の通りに鉄筋が正しく組まれているかを確認していくわけですが、現場によって鉄筋の組み方も、注意すべきポイントも大きく異なります。土木や建築、鉄筋工事に関する豊富な知識と現場経験が求められる仕事です。

■大切なのは笑顔、コミュニケーション
心掛けているのは、どんなに厳しい事態に直面しても「笑顔」を忘れないこと。お客さまとも、協力会社の職人さんとも、コミュニケーションを積み重ねていくことです。私自身の今後の目標は、森鋼を業界トップクラスの会社へと押し上げていくこと。人材力の面でも、施工技術の面でも、さらなるレベルアップを図っていきたいと思っています。

【営業部】関東全域のゼネコンにアプローチ。「誠実な営業」をモットーに(金澤さん)

■まずは鉄筋工事の基本知識をマスター
前職でオフィス機器・OA機器の営業を務めていた私は、2016年に当社に入社。営業のスキルは身に付けていましたが、鉄筋や工事に関しては全くの素人。約半年間、現場での施工管理を経験し、鉄筋や工事に関する基本的な知識をマスターした上で営業に挑むことになりました。

■アグレッシブに新規開拓を
当社は大手ゼネコンから中堅、地場のゼネコンまで、関東地方全域に数多くのお客さまを抱えています。長年お世話になっているお客さまへのルート営業も大切ですが、現在、力を入れているのは新規開拓。
アポイントが取れたら、お客さまに工事情報をヒアリング。積算担当者や工事担当者と協力して見積書を作成。受注に結びつけていきます。一日の流れとしては、午前中は電話営業や見積・契約書類の作成等に取り組み、午後からお客さま先を数件訪問するケースが多いですね。お客さまが必要とする商材を提案するわけですから、新規営業といってもハードルはそこまで高いわけではありません。

■モットーは「誠実な営業」
営業のやりがいは何といっても新規の案件を獲得できたとき。大手ゼネコンの大規模案件を受注すると、会社全体がワーっと盛り上がるので達成感があります。森鋼のモットーは「誠実な営業」。“絶対にウソをつかない”という点は徹底する一方、具体的な手法については個々の裁量に任せています。個々の意見を尊重してくれるので、責任感と自主性を伸ばすことができます。

■営業専任部隊をもつ意味
この業界では工事担当者が営業を兼務することがほとんど。営業専任の部隊を持ち、新規の受注をアグレッシブに取りにいっていることが当社の強みになっているんです。コミュニケーション力に自信のある方は是非、会社説明会にご参加ください!

【業務管理部】工事本部のメンバーを徹底的にサポート!会社の成長に貢献(瀧さん)

■工事本部のメンバーを徹底的にサポート
バックオフィスを担う私たちのミッションは、工事本部の社員が現場の仕事に専念できるよう、きめ細かなサポートを行うこと。請求書の作成やチェック、現場の人員手配や協力会社への支払、見積書作成など工事に関わる様々な業務を担当しています。
私たちがサポートすることで、工事担当者は請求書の内容を確認するだけで済み、より多くの現場を管理することができます。事務職と施工管理職・営業職の連携が、会社の急成長を支えています。

■気軽に質問・相談できる環境
入社2年目ということでまだまだ苦労する場面も少なくありませんが、わからないことや困ったことがあれば、上司や先輩に気軽に質問・相談できるので安心です。普段から心掛けているのは、工事担当者ときめ細かにコミュニケーションを取ること。当社の売上・利益に直結する重要な仕事なので、間違いやミスは許されません。責任ある仕事だけに、業務を無事に完了できたときには大きなやりがいを感じられます。

■男女を問わず活躍できる
男女を問わず活躍できる環境が整っているのも当社の魅力です。業務管理部のトップは女性社員。仕事と子育てを両立している女性社員もたくさんいます。繁忙期は残業もありますが、定時帰りが基本。プライベートな時間もしっかりと確保できます。今後はより効率的に業務を進められるよう、仕事の理解を深めていきたいと思っています。

学生の皆さんへのメッセージ

【松崎さん】
当社は働きやすく、若手社員がパワーを思い切り発揮できる環境を整えています。鉄筋工事に興味を持ってくれた方、まずは現場見学にいらしてください。どんなに経験を積み重ねても、新たな学びのある面白い仕事です。施工管理というやりがいある仕事を一緒に楽しんでいきましょう!大切なのはチャレンジ精神です。

【金澤さん】
当社の営業は、人と話すのが好きな方にぴったりな仕事だと思っています。また、業界では給与水準が高いのも魅力です。文系・理系を含めた学生時代の専攻についても、営業経験の有無についても一切問いません。コミュニケーション力に自信のある方と一緒に仕事がしたいですね。

【瀧さん】
就職活動ではいろんな業種・業界の企業をみたうえで、自分に合った会社を見つけていただきたいと思います。当社も繁忙期など大変な時期もありますが、お互いにサポートしながら乗り越えていくことができます。社員の人柄の良さ、職場の雰囲気の良さが働きやすさにつながっているのは間違いありません。

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オープンで風通しの良い社風。施工管理、営業の社員ともに社外に出ていることが多いが、気軽にコミュニケーションを取ることができるメンバーが揃っている。

マイナビ編集部から

千葉県船橋市に拠点を構え、物流倉庫や工場、集合住宅、学校等の鉄筋工事・鉄筋販売を手掛ける「株式会社森鋼」。6、7年前には10数億円規模だった同社の売上高は近年、急拡大を続けており、2023年度は約36億円を達成。さらに24年度は50億円に達することが予測されている。
急成長の背景としては、2021年にグループ会社・レイワスチールの鉄筋加工工場が稼働し、鉄筋の加工から現場への搬入、施工までを一気通貫で担えるようになったこと。それに伴う業界内における施工実績評価の向上。そして、DX推進等によりリアルタイムで情報共有ができるようになったことなど、社内体制が整ってきたことが大きいという。1989年の創業以来、着実に成長を続けてきた同社は今、新たな成長ステージを迎えようとしているのである。

学生時代に建築・土木を専攻していた方や、建設業界に興味関心をお持ちの方はもちろん、のびのびと仕事ができる環境で、飛躍的に成長したいという志をお持ちの方にも企業研究をお勧めしたい会社である。

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オフィスは千葉県船橋市。「現場主義」「社員第一主義」「本気」をキーワードに据え、さらなる成長を目指している。

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