私たちが手掛ける土木の仕事は、景気の影響を受けにくいのが特長。コロナ禍をはじめとする感染症や大災害など、未曽有の事態が続いた昨今の状況下でも、会社の業績や、私たち社員の生活も安定しており、これは当社の大きな強みでもあると改めて感じました。
道路の設計・積算が私たちのメインの事業ですが、中でも積算はイメージがつきにくいと思います。単なる見積とは違い、さまざまな積算資料を用いて適切な基準額をはじき出すのが私たちの役割。税金が投入される公共工事も多いため、誰もが納得のいくものであると同時に、地域の状況や条例にも合致していることが求められます。幅広い知識が身に付き、また自分の生活にも直結する道路の裏側を知れる楽しさもあります。
自分が担当した道路の工事現場に行く時は、本当にワクワクしますよ。私自身、印象に残っているのは、京都市内を貫通するトンネルの現場。シールド工法の積算事例が少なく、非常に苦労をしたのですが、実際に工事が始まり、現場で直径20mもの円盤が土壁を掘削しながらトンネルを構築していく様子は圧巻でした。「この道路をつくるのに携わったんだよ」と家族や友人に自慢話ができるのもこの仕事の魅力です。真面目でコツコツ、わからないことにもぶつかって取り組んでいくことができる人にぜひ仲間になってほしいです。一緒に前に進みましょう。
(技術部 白井貴哉さん/2007年入社)