国立大学法人東北大学

大学が必要とするモノを調達しています。
私の所属する財務部では、大学全体のお金に関する業務全般を担当しています。大学にお金がいくらあるかを把握し、何にどれくらい使うのかを決定する「予算」、実際にモノを購入する「調達」、購入したモノを管理する「資産管理」など、業務は多岐にわたります。その中で私が担当しているのは、価格３００万円を超えるモノの購入にかかわる「調達」です。大学のお金の使い方を取り締まる仕事でもあるので、日々の業務に際しては国の法律や学内の規定を熟知したうえで、適切な対応を自分で考えることが欠かせません。部局と連携したり、他大学や民間企業へ助力を仰いだりしつつ、常により適切な対応ができるよう努めています。

先達が積み重ねてきた功績に助けられています。
私の担当する仕事はお金を取り扱う仕事なので、細心の注意で仕事にあたらなければならず、かつマニュアル通りには解決できない問題に対してそのつど最も適当な対応を模索することが欠かせません。こうした日々の仕事の中で行き詰まるときは、ほとんどの場合、過去の事例を洗い出すことで解決の糸口をつかむことができます。こうしたことが可能なのは、数々の問題に取り組んできた蓄積をもつ本学の強みであると思います。先達の知恵を仰ぎつつ、たいそう難しいと思われた案件をどうにか最後まで見届けたときの達成感はなかなか得難いものです。

大学の学術研究を支えたいと思いました。
私は自分自身、学生時代に大学での研究に最も心惹かれ、力を注いできたことから、就職後も大学での研究に関わる仕事がしたいと思い就職活動をしてきました。なかでも本学は母校であり、お世話になった教員や先輩方、職員の皆さんに私の働きかけが還元される魅力的な職場だと感じ、採用試験に応募しました。私の担当する仕事は、その成果が直に現場の研究に反映されるため、常々やりがいを感じて働いています。ところで、本学には堅固な福利厚生や、職員の向上心に応える研修制度などの手厚い支援があります。安定した職場環境のもとで自己研鑽に励めることも、本学の魅力の一つと感じています。