最終更新日:2025/4/9

社会福祉法人悲田院【四箇厚生園・早良厚生園・白糸農園・Sun Sun】

  • 正社員

業種

  • 福祉サービス

基本情報

本社
福岡県

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

「人にやさしく 心に太陽を」。皆さんと笑顔で過ごす毎日を大切にできる場所!

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職員の笑顔が輝く理由はココ!優しさに包まれる職場です。

充実した研修制度とサポーティブなBS(ブラザーシスター)制度のもと、新卒や異業種から転職した先輩が活躍する同法人。人と人との交流を大切に育む、温かい職場が自慢と話す先輩職員3人に仕事の魅力を伺いました。

■平井 滉樹さん(写真右)
障がい者支援施設「早良厚生園」/2022年入職
経済学部 経済学科卒業

■北里 麻衣さん(写真左)
障がい者支援施設「白糸農園」/2023年入職
社会福祉学科卒業

■川島 瑞穂さん(写真中)
障がい者支援施設「四箇厚生園」/2023年入職
福祉学部 社会福祉学科卒業

休日の過ごし方

「休日になると好きな温泉やサウナを楽しんでいます。夜勤明けの温泉に浸かるのも最高ですね。夏と冬の特別休暇の連休で旅行に行くのも楽しみの一つです」と平井さん。
「BS担当の先輩とは今でも食事に行き、相談できる関係です。また、私がBS担当した後輩と食事に行くこともありますね。休日は一人カラオケを楽しんでいます」と北里さん。
「休みの日は同期と出かけることもあれば、好きなアーティストのライブに行くことも。希望休の申請がしやすく、プライベートも充実できます」と川島さん。

ゼロベースから福祉業界へ。人の温もりや仕事の楽しさを感じながら成長できる場所/平井さん

■接客業から福祉業界へキャリアチェンジ
経済学部を卒業し、接客業に就いていましたが、転職を考えるようになり、福祉業界で働いていた友人の「大変なこともあるけど、楽しいよ」という言葉に心を動かされました。いくつかの企業説明会に参加し、職場見学をした中でも雰囲気の良さを感じたのが当法人。職員や利用者さまの温かい人柄に触れ、挑戦したいと思うようになり、休日などの条件面も魅力に感じたことから、入職を決めました。

■充実の教育研修でゼロから成長
未経験からの不安もありましたが、研修制度が充実しており、特にBS制度では年次の近い先輩から3カ月間、細かく学ぶことができました。先輩からも積極的に声をかけてもらえたことで、安心して業務に慣れることができましたね。周りの職員の皆さんも私が緊張しないように話しかけてくれるなど、馴染みやすい雰囲気でした。

■人と人の温かい交流を楽しめる仕事
現在は、早良厚生園で知的障がいを持つ利用者さまの生活支援員として、食事や入浴、排泄などの支援のほか、日中の活動を通して身体機能の維持につなげる支援を行っています。高齢の利用者さまも多く、転倒やケガのリスク回避を意識することも大切。出勤すると利用者さまから「おはよう」と笑顔で挨拶していただけると嬉しいですし、行事や外出で「こんな楽しいことがあったよ」と笑顔で話していただけると、準備を頑張って良かったとモチベーションUPにもつながります。

■イベント行事で皆さんを笑顔に
今年は夏祭りを担当しました。皆さんを束ねながら企画をカタチにしていく大変さはありますが、手拍子をしながら出し物を楽しむ利用者さまの様子を見た時は、とても嬉しい気持ちになりました。年次に関係なく皆さんでアイデアを出し合い、自分のアイデアにも賛同してもらえるなど、フラットな職場環境も当法人の魅力。普段から交流があり、職員間の連携ができているので、誰にでも相談できる環境が整っています。

■仕事もプライベートも充実
休みの希望が通りやすく、ワークライフバランスを大切にできる職場です。学生時代の友人とも事前に休みを合わせることができ、休日の計画を立てやすいですね。これからの目標は、専門知識を身に付けて基盤をつくること。介護福祉士などの資格取得をめざし、成長していきたいです。また、将来的には別の施設でも経験を積み、仕事の領域を広げたいと考えています。

名前を覚えてもらえる、話しかけてもらえる、頼られることが日々の喜びに/北里さん

■安心して社会人スタートができる
学生時代は福祉を学び、学内の説明会で当法人に興味を持ちました。待遇面や一人暮らしに関しても丁寧に教えていただけたことが大きな安心感につながりましたね。入職後もBS制度で先輩がマンツーマンで教えてくださり、いつでも質問しやすい環境だったので、一人で悩むことはありませんでした。その先輩とは独り立ち後も関係性が継続しており、何かあればいつも相談しています。

■笑顔から深まるコミュニケーション
現在は、白糸農園で利用者さまの見守りやトイレ誘導などを行いながら、日中の活動を一緒に行っています。最初は目の前のことで精一杯でしたが、経験を重ね、スムーズに対応できるようになると、会話を楽しみながら支援できるようになりました。私が大切にしているのは、笑顔でいること。どんな時でも笑顔で対応することで、利用者さまから話しかけていただける機会が増えました。今では「北里さんが新人の時にはこんなことがあったね」と利用者さまと思い出話に花を咲かせています。

■思いが通じると大きなやりがいを実感
意思表示が苦手な利用者さまの担当になった時のこと。先輩から「名前を覚えてもらうのに時間がかかるよ」と言われていた利用者さまに、出勤後一番に話しかけていたところ、早いタイミングで「ありがとう、北里さん」と名前を呼んでいただけた時は、とても嬉しかったです。利用者さまに思いが通じた瞬間や信頼関係が構築できた時にやりがいを実感できます。

■多種多様な人が活躍できる職場
学生の皆さんには、施設見学などを通じて、知りたいことがあれば何でも聞いてほしいと思います。ぜひ、職場の明るい雰囲気を伝えたいですね。福祉の勉強をした人はもちろん、そうでない人も業界の常識にとらわれないアイデアをお持ちだと思いますし、仲間とコミュニケーションを取りながらチャレンジできる環境が整っています。

■信頼関係を大切に育みたい
自分自身のスキルアップを目標に、社会福祉士や精神保健福祉士などの資格取得をめざして勉強を重ねています。今後も利用者さまから頼られる存在になることはもちろん、周囲の職員からも信頼される人でいたいですね。笑顔を絶やさず、利用者さまとのコミュニケーションを大切にしていきたいと思っています。

利用者さまの笑顔が一番のご褒美。心身の安全を守る環境を整えたい/川島さん

■協力し合える職場環境が自慢
施設見学で感じた明るい雰囲気や業務の見える化をしている仕事環境に惹かれました。SNSで毎日楽しそうな様子を知ることができたことも入職理由の一つ。配属先の「四箇厚生園」は、1年を通じて行事が多く、誰がどの行事を担当し、どのような状況であるのかが誰にでも分かるようになっています。「ここは任せて、準備してきて」と声をかけ合うなど、協力体制が整うのも当法人の魅力です。

■一人で悩むことがない安心感
同じ障がいを持つ利用者さまでも、一人ひとりのタイプは全く異なります。最初は上手く対応できるか不安もありましたが、一人ではなくチームで仕事を進めますし、BS制度では年次の近い先輩が3カ月間付きっ切りで教えてくれるため、安心して仕事に取り組めました。先輩からのアドバイスをもとに、利用者さまと一緒にいる時間を重ねることで信頼関係を築けていると感じています。

■心身の安全を守り、楽しい日々を届けたい
食事や入浴、排泄などの見守りや支援を通して生活を支えながら、日中の活動を担当しています。私が担当するのは、音楽活動など。楽器を鳴らしたり、歌を歌ったり、運動する時間などもありますが、日々の活動を楽しみ、笑顔になれるように支援しています。目に見える安全はもちろん、心のケアや気持ちの安全も守り、楽しんでいただきたいと考えています。

■利用者さまから頼られる人へ
若い利用者さまも多く、明るく活発な雰囲気があります。行事の準備は大変ですが「楽しかった」と皆さんが笑顔になっていただけると、苦労も吹き飛びます。また、利用者さまの担当は1年ごとに変更になりますが、再び同じ方の担当になった時に「嬉しい!」と喜んでいただけたことも嬉しかったです。どんな時でも利用者さまの近くで寄り添う姿勢を大切にし、利用者さまから頼りにされる存在になれたらと思い、日々努めています。

■福祉の仕事の楽しさを後輩たちに伝えたい
リーダーシップを発揮し、後輩にしっかりとアドバイスできる人になりたいと思っています。失敗も含めて経験を積み重ねる中で、上手く対応できるようになることが増えるなど、成功体験を重ねられるのもこの仕事の魅力です。今後は、精神保健福祉士や社会福祉士の資格を生かすことができる業務にも挑戦したいですね。相談支援員や実習生の対応など、資格を生かしながら福祉の楽しさを後輩に伝えていきたいです。

学生の方へメッセージ

当法人では専門性を求められる部分もありますが、入職後2週間の新人研修があり、さらにBS制度においては、配属先で3カ月間、年次の近い先輩が一緒に勤務します。利用者さまとの関わり方や具体的な支援など、一つひとつ学べる環境があり、同時に法人内研修を活用しながら、福祉の知識を身に付け、資格取得をめざせるのも大きな魅力。普段から利用者さまが伝えたいことを理解しようと聞く姿勢を大切にし、相手の立場になることが重要な仕事ですが、人と関わることが好きという人ならきっと楽しく仕事ができると思います。

職場の雰囲気は、20代の若手職員も多く、若い人の意見を吸い上げてくれる風土があります。学生の皆さんとやり取りしやすいようにSNSを開設するなど、職員の提案から実現できたことも多数。また、シフト制で基本的には勤務時間内に仕事が終わるため、残業時間も少なめです。月8~9日の希望休を提出できるなど、私用で休みたい日には予定を優先しやすく、プライベートも充実できます。学生の皆さんには、施設見学などを通じて職員や利用者さまの雰囲気を感じてほしいと思います。
<「SunSun」 麻生 龍平さん>

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「入職1年目の研修が充実しており、BS制度で先輩が付いてくれることがとても心強かったですね。先輩や上司に気軽に相談しやすい雰囲気も当法人の魅力です」と麻生さん。

マイナビ編集部から

1979年に設立以来「人にやさしく、こころに太陽を」を理念に、一人ひとりに寄り添う障がい者福祉事業サービスを提供する社会福祉法人悲田院。障がい者支援施設「早良厚生園」と「四箇厚生園」、障がい福祉サービス事業所「SunSun」、農作業を通じ利用者さまのQOLややりがい実感の醸成を図る「白糸農園」を展開している。近年は、SNSを活用した情報発信にも注力しており、周囲を巻き込みながら地域福祉の輪を広げているところだ。

各事業所では個性あるサービスを展開しているが、揺るぎない共通点もある。障がいの有無に関わらず、誰もがより自分らしく生きられる社会の実現をめざしている点だ。利用者さまのみならず、その家族や職員、そして地域の人々の誰もが幸せになれる福祉サービスを追求している。利用者さまは多種多様なサービスの選択肢から、職員は自らの個性やめざす生き方に合った舞台を選ぶことで、一人ひとりが自分らしくのびのびと豊かな人生を紡ぐことができるのだろう。

取材した先輩たちも声を揃えるのは、その働きやすさだ。喜びも苦労もチームで分かち合い、同じ時間を過ごすことで利用者さまと深い信頼関係でつながる。今回の取材を通して、同法人には人と人の関わりを大切にしながら、自分らしく活躍できるフィールドがあると感じた。

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職場のリアルに触れるなら、各事業所のSNSをチェックしてみよう。障がい者福祉に対するイメージも、社会人として働くことに対する不安も、一瞬で変わるかもしれない。

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