最終更新日:2025/4/24

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仕事・キャリアパスについて伝えたい

「美しくなりたい」というお客さまの気持ちに応えつづけるコンシェルジュ

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施術以外の運営業務を一手に担い、お客さまの安心をサポートする

お客さまと医師の間に立つコンシェルジュは、お客さまが安心して施術を受ける上で欠かせない存在です。今回は2人の受付カウンセラーに仕事の内容とやりがい、職場の雰囲気などについて語っていただきました。

井上 日向子さん
湘南美容皮フ科新宿東口院/2020年入社

小西 梨沙さん
湘南美容クリニック藤沢院チーフ/2016年入社

コンシェルジュ(受付カウンセラー)の仕事風景

受付業務では、初めてのクリニックで緊張している方、施術を迷っている方の気持ちを笑顔で受け止め、リラックスしてカウンセリングできるように緊張をほぐしている。
カウンセリングではいきなり施術の説明に入るのではなく、悩みの内容やコンプレックスを抱くようになったきっかけなどをじっくりヒアリングしている。
お客様に安心安全な施術を提供できるよう医師や看護師ともコミュニケーションを欠かさず取り、クリニック全体でチームワークを大切にしている。

新規出店に関わった経験を生かし、いずれは海外出店に関わる夢をかなえたい(井上さん)

大学で英語を専攻し、留学も経験した私は旅行や航空に関する会社への就職を希望していました。しかし、ずっと抱いていたコンプレックスを解消しようと地元の湘南美容クリニックに行った際に、コンシェルジュ(受付カウンセラー)の方がとても親身になって話を聞いてくれたことに感動したのです。「こんなに素敵な笑顔で人を幸せにする仕事がしたい」と感じ、帰り道に早速採用情報をチェックしました。

入社後はカウンセリングに必要な施術の内容を覚えなければいけないのですが、「こんな施術があるのか」と興味が湧いてきて、勉強がまったく苦になりませんでした。施術に関する知識が増えると提案の幅が広がって自身の成長が感じられましたし、何よりも自らの提案でお客さまの悩みやコンプレックスを解消するお手伝いができることに、大きなやりがいを感じました。

2年目の秋に新宿東口院の新規開設が告知された時は、まだ経験不足ではないかとも思いましたが、思い切って配属を希望しました。募集枠が5人という狭き門だったのですが、自分が選ばれた時は驚きましたがとてもうれしかったです。自分から手を挙げればチャンスを与えてくれる会社であると改めて感じました。

2021年の夏に開院した新宿東口院は、メール予約システムや自動精算機などを導入しているほか、受付から施術までの流れを短縮することで、最短30分で施術できる仕組みを整えています。施術前にはカウンセリングや契約書の作成、記録用の写真撮影などやるべきことがたくさんあるので、最初は「本当に30分で施術できるのだろうか」と思いました。それでもみんなでアイデアを出し合い、簡略化できることはないか、効率良く動くためには何をすべきかを徹底的に話し合いました。もちろん、スピードを重視しながらもお客さまが不安なく施術を受けられるようにしっかりカウンセリングを行うことは必須。会社としてもこの新たな取り組みをしているのはまだ2院目なので、今もフローを見直しながら試行錯誤を続けています。

まずはこの新宿東口院の運営を軌道に乗せ、短時間での施術を重視するクリニックのモデルケースとしてフローを確立し、同モデルの全国展開に貢献したいと思っています。そして、将来は海外出店に関わり、湘南美容クリニックのサービスと技術で世界中の方々を心身ともに美しく、幸せにするお手伝いをしたいです。

後進を育てることが、より多くのお客さまの幸せにつながるという手ごたえを感じている(小西さん)

就職活動で幅広い業種を見てまわるなかで、「人生の長い時間を仕事にかけるのだから、やりがいを持って楽しく取り組みながら成長を実感できる仕事がしたい」と思うようになりました。最終的に当社を志望したのは、お客さまだけでなく社員の成長や幸せも重視し、さらに社会にも貢献できる「三方良し」の姿勢に惹かれたからです。実際、説明会や面接などで出会った先輩たちはみんなキラキラしていて、人間として尊敬できるような人たちばかりでした。この会社で先輩たちのように働きたいと思ったことが、一番の決め手です。

入社後は藤沢院に配属され、現在はチーフとして院全体の運営や人材教育などを行っています。藤沢院は規模こそ中程度ですが、湘南美容クリニック一号店としての歴史があります。古くからのお客さまを含めて来院数が多いので、ゆったりとした落ち着きのある空間を演出しつつ、スタッフ全員が協力して段取り良く仕事をしています。

チーフになってからは、お客さまの受付やカウンセリングと並行して後輩の教育や面談なども行っています。特にカウンセリングのロールプレイングを何度も行い、それぞれの良いところをみんなで共有することを心掛けています。カウンセリングには正解がなく、違うスタッフが同じ言葉で説明してもまったく違う印象を与えることもあり、同じ施術をするお客さまでも状況が異なることがあります。そのため、年次やキャリアに関係なく、いろいろな人のやり方を見て学び、引き出しを増やすことが重要です。

以前はお客さまの対応をし、喜んでいただくことが私の最大の喜びであり、やりがいでした。しかし、チーフとなった今は指導した後輩が成長し、お客さまを笑顔にしている様子を見るのが一番のやりがいになっています。どんなに頑張っても自分一人でできることは限られているので、より多くのお客さまを笑顔にするためには後輩や医師、看護師としっかり連携してチームで院全体を盛り上げていくことが大切だと改めて感じています。

今後は、自分を育ててくれた藤沢院をさらに盛り上げていきたいと思っています。そして、ゆくゆくは新規出店に関わり、藤沢院のように長く愛されるクリニックにしたいです。

二人が語る「社内の雰囲気」

(井上さん)入社前にクリニックを利用した際、スタッフ間の仲の良さを感じました。受付で待っている間に見たスタッフ同士の何気ないやり取りが思いやりに溢れていて、雰囲気の良さを感じたのです。入社してみてスタッフ同士が、想像していた以上に仲が良く、働きやすい環境でした。仕事中に声を掛け合ってお互いをサポートするのはもちろん、コロナ禍以前は休日も一緒に過ごすことが多く、食事や買い物に行ったり、テーマパークや日帰り旅行へ出かけたりしています。昼の休憩時には美容の話はもちろん、世間話や好きなアーティストやアイドルの話をすることも多いですね。なぜこんなに仲が良いのかはっきりした理由は分かりませんが、おそらく「人をキレイにしたい。笑顔になってほしい」という気持ちが強い人が集まっているからではないかと思っています。

(小西さん)私は今、リクルーターとしても活動していて、就職活動中の学生さんとよく話します。説明会などでは職場の雰囲気に関する質問が多く、皆さんとても気にしているようですが、「風通しが良くて働きやすい環境です」と自信を持ってお答えしています。チーフとして後輩を指導する立場になってからは特に、話しかけやすい雰囲気、気軽に相談しやすい雰囲気をつくるために、意識して自分から声をかけるようにしています。そして、普段から表情の変化などに目を配り、気になることがあれば話しかけるようにしています。自身がリーダーやチーフになってはじめて、上司や先輩たちが私のことを気にかけ、温かく見守ってくれていたことがわかりました。先輩たちがしてくれたことを、今度は後輩たちにしていきたいという気持ちが強いですね。それが会社全体の雰囲気の良さにつながっているのかもしれません。

コンシェルジュ(受付カウンセラー)はこんな仕事

美容クリニックの仕事というと、施術を行う医師や看護師の姿が思い浮かぶかもしれません。しかし実際には、クリニックの運営に携わる受付カウンセラーも重要な役割を果たしています。受付カウンセラーの仕事は多岐にわたり、医師や看護師による施術以外の運営全般を担います。具体的にはメールや電話の対応、お客さまの受付と案内、施術前のカウンセリング、予約確認、機材の確保、医師への引継ぎ、契約書の作成、記録写真の撮影、施術後の案内、会計などです。

カウンセリングを行ったり医師と連携したりするので、高いコミュニケーションスキルやお客さまの気持ちに寄り添うホスピタリティマインドが求められます。事務業務も多いため、コツコツと作業に取り組む根気強さも必要です。さらに、キャリアを重ねれば医院の運営にも関わることになるので、売り上げなどの数字に対する意識や、後進を指導するマネージメントスキルなども必要になってきます。

幅広いスキルを身に付けながら大きく成長できる仕事であり、美容医療に関心を持つ方はもちろん、経営者的な視点で店舗運営に関わりたい方もやりがいを持って取り組めます。

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「暗い表情で来院した方が、施術を終えた後は別人のように明るい笑顔になっています。この瞬間には、何度立ち会っても胸が熱くなります」と話す井上さんと小西さん。

マイナビ編集部から

美容医療の分野で日本の美を支えてきた湘美会。最先端の医療機器や技術を積極的に導入するのはもちろん、分かりやすくリーズナブルな料金設定を打ち出したり、予約の混雑を解消するためスピードと効率性を重視したクリニックを開設したりと、美容医療を身近なものにするさまざまな策を講じている点が高く評価されている。

そういった戦略を現場で支え、各医院を円滑に運営しているのがコンシェルジュ(受付カウンセラー)たちだ。職種の名称から受付やカウンセリングが主な仕事と思われがちだが、施術以外の運営業務を一手に担って全体を管理する仕事であり、人間力とビジネススキルが求められる。一方で、美に携わる華やかさや感度の高さも併せ持っていることが、短い取材の中でも強く感じられた。

「三方良し」の経営哲学を重視する同社では、スタッフ同士が互いを尊重し、思いを一つにしてエンドユーザー、社員、社会というステークホルダー全ての笑顔と幸せを第一に考えている。その精神が若手社員にまでしっかり浸透している様子がうかがえた。学生の皆さんには、「美容」という華やかな面だけでなく、成長著しいビジネスモデルや人間的に大いに成長できる環境にも注目してほしい。

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最新技術だけでなく、高品質のサービスや分かりやすい料金体制によって美容医療をより身近なものにしてきた湘美会。店舗数は年々増えており、堅実な成長を続けている。

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