最終更新日:2025/4/16

医療法人社団ファミリーメディカル

  • 正社員

業種

  • 医療機関
  • 食品
  • 福祉サービス

基本情報

本社
神奈川県

取材情報

研修・教育について伝えたい

管理栄養士の知見を活かし、医療の現場で患者さんの健康改善に取り組んでいます。

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栄養カウンセリングを通じて医療の現場で活躍する先輩職員

呼吸器専門クリニックとして2007年に設立された医療法人社団ファミリーメディカル。治療に栄養カウンセリングを取り入れるという診療スタイルで、患者さんの支持を集める同院の先輩職員にお話をうかがいました。

松永 紗弥さん
管理栄養士/2024年入職

上田 佳美さん
管理栄養士/2023年入職

野村 茉由さん
管理栄養士/2020年入職

ファミリーメディカルはこんな職場です

多くの職場では管理栄養士という仕事は、資格を取得するまでが学習や成長のピーク。しかし、当法人であれば入職後も常に学び続け、大きく成長できます。(松永さん)
当法人は理事長である三島だけがリーダーシップをとって運営しているのではなく、全職員が積極的に意見を発信し、進化や改善を続けている点が強みです。(上田さん)
私が当法人に入職したきっかけは院内の人間関係の良さ。栄養カウンセリングという仕事を通じて人間的に成長したいという気持ちを持つ人が集まった職場です。(野村さん)

医療と栄養カウンセリングを融合した独自の診療姿勢に魅力を感じ、入職を決めました/松永さん

私が栄養学に興味を持ったのは、子どもの頃にアレルギー体質で、食べることができないものがたくさんあったことがきっかけです。母親が苦労しながら食事を用意してくれている姿を見て、食べることの大切さを感じるようになりました。高校に進む頃にはアレルギーも治まり、チアリーディング部に所属していたのですが、体型管理に苦労することに。何をどのように食べるかに頭を悩ませていたのも、栄養士を目指すようになった理由のひとつです。

大学の同級生は病院や学校で調理の仕事に就くことを選ぶ人が多かったのですが、私自身がやりたかったのは、多くの人に栄養指導を行ったり、食を通じた健康作りに携わることです。しかし、実際にはそんな仕事に携われる就職先は多くありません。そんな中、出会ったのがファミリーメディカルです。呼吸器内科専門のクリニックとして治療を行うかたわら「分子栄養医学」という理論に基づいた栄養カウンセリングに力を注いでいることを知り、ぜひここで働きたいと思うように。卒業時に資格を取得し、管理栄養士として入職しました。

栄養学の勉強をしてきた私にとって、医療の現場は未知の世界。そこで最初はクリニックの受付担当として、患者さんの来院の目的や病状をうかがうところから仕事がスタートしました。入職から2か月ほどが経った後は、診察室でドクターをサポートする診療アシスタントの業務も経験。その後は先輩管理栄養士の栄養カウンセリングに同席させてもらって患者さんとの接し方を学び、入職から半年ほど経った頃に栄養カウンセラーとしてのデビューを果たしました。

私たちがカウンセリングの指針としている「分子栄養医学」という理論自体は、まだ新しいものであり、学生時代に触れる機会はありませんでした。そのため、現在はこの理論を学びつつ、患者さんとのお話の仕方などを習得する「修行」の期間にあたります。それでも自分がカウンセリングを行った結果、体調が回復されていく方の姿を日々目にするなど、大きなやりがいを感じています。

ファミリーメディカルの管理栄養士の仕事は、医療とも直結しており、重い責任が伴うことも事実です。しかし、栄養学を学問として学び続けたい方、栄養指導を通じて患者さんの健康作りに貢献したい方にとっては、大きな魅力のある仕事だと思います。

管理栄養士としての仕事を超え、医療にまで関わることに大きなやりがいを感じています/上田さん

栄養学を学んでいた学生時代、私が将来の目標として考えていたのは、スポーツ栄養士として女性アスリートの体調管理に関わることでした。しかし、スポーツ栄養士は豊富な経験や知識を持った栄養学のスペシャリストが就く仕事。栄養士としてのキャリアを積む必要があると考え、卒業後は管理栄養士として給食委託会社に就職し、病院の調理室で働きました。その後は高齢者介護施設に転職し、職員として入居者さんの栄養管理や献立作りを経験。そして、その先のステップを探す中で出会ったのがファミリーメディカルです。

当法人が栄養カウンセリングの指針としている「分子栄養医学」は、患者さんの血液を検査して不足している栄養素を探し出し、身体の細胞をしっかりと機能させることを目指すもの。従来の栄養学とは異なる体系にあるものだけに、当法人の存在を知るまでは触れる機会がありませんでした。この理論の可能性や、管理栄養士としての大きなキャリアアップのチャンスを感じたことが、ファミリーメディカルへの入職を決めたきっかけです。

入職後は患者さんへの栄養カウンセリングだけでなく、受付や診療アシスタントなどの業務も経験しながら、当法人での働き方を学びました。ファミリーメディカルは呼吸器専門のクリニックとして、多くの喘息患者さんが通院されています。その治療の一環として「分子栄養医学」に基づく栄養指導を取り入れているのが大きな特徴です。

私自身、これまでに担当した患者さんの中で印象的だったのは、喘息だけでなくうつ病も罹患されていた方。栄養カウンセリングを行う中でしっかりと話し合う時間をとった結果、「あなたのカウンセリングを受けると自分の考えが整理されて心が軽くなる」というお言葉をいただいたのです。管理栄養士という職種を超え、医療の領域でも自分が貢献できていることを感じ、大きなやりがいを感じました。

当法人の管理栄養士の仕事内容は、世間一般でイメージされているものとはかなり異なります。多い日には1日10名以上の患者さんに栄養カウンセリングを行い、医療に直結する指導を行うといった経験のできる職場は、決して多くないはずです。こうした環境の中で自分のキャリアを高めていきたいという意欲のある方にこそ、入職してほしいですね。

患者さんの心に寄り添いながら、栄養カウンセリングを通じた健康改善に取り組みたい/野村さん

学生時代は家政学部で栄養学の勉強をしていました。管理栄養士の資格も取得し、栄養士としての実務経験を得るために新卒後の約2年は保育園に勤務。その後、管理栄養士としての知識や経験をさらに活かせる職に就こうと転職活動を行う中で、当法人に出会いました。面接に訪れた際の和やかな雰囲気と、栄養カウンセリングを大切にする姿勢に惹かれて入職を決意し、現在に至ります。

当法人の管理栄養士は「分子栄養医学」と「選択理論心理学」を用いて栄養カウンセリングに取り組むのですが、初めて学ぶ学問をすぐに日々の業務でアウトプットするのは簡単なことではありません。最初の数カ月間は研修や先輩管理栄養士の指導を受けながら基礎的な知識を習得しました。その後に栄養カウンセラーとして独り立ちすることになりますが、「分子栄養医学」「選択理論心理学」という二つの理論をきちんと活用できるようになるまでには1年ほどかかりました。当法人には学習のための書籍が数多く用意されているほか、週に一回ほど勉強会も開催されており、学びたいという気持ちを持った方には恵まれた環境が整っています。

私が栄養カウンセリングという仕事に魅力を感じるのは、自分が関わることで患者さんの容態が目に見えてよくなっていくのを目の当たりにできることです。これまでの経験の中で印象に残っているのは、いくら食生活改善の提案を行っても受け入れてくださらなかった患者さんのこと。お話し合いを重ねていく中で、病気のストレスで気持ちがいっぱいになっており、精神的な余裕がない状態であることが分かってきたのです。そこで、そのストレスを解消していくことにも向き合う中、最初はうつむくばかりだった患者さんが笑顔を見せてくれるように。最終的には食生活改善の提案も「やってみます」と受け入れていただけました。

私は現在、管理栄養士チームのリーダーとして、メンバーのフォローアップや指導も担当しています。その中で目指しているのは当法人の管理栄養士が職業的なスキルアップだけでなく、人間としても成長できる職場を作ること。いずれは、多くの方がコンビニやスポーツジムと同じくらい気軽に、栄養カウンセリングというサービスを使っていただけるようになることが理想です。

学生の方へメッセージ

はじめまして、ファミリーメディカルの採用担当です。私がこれから就職活動を行おうとしている皆さんにアドバイスしたいのは「自分は仕事を通じてどんな人材に成長したいのか」をしっかりと考えていただくことです。就職先の規模や待遇も、もちろん大切な要素ではありますが、自分が理想とする将来像を実現していくことのできる職場を選ぶことが、皆さんにとって一番の幸せではないかと考えるからです。

私たちファミリーメディカルは、呼吸器疾患の治療の一環として「分子栄養医学」「選択理論心理学」という理論を取り入れ、独自性の高いサービスを提供している医療機関です。一般の医療機関では管理栄養士の職場は調理室などであることがほとんど。しかし当法人ではカウンセリングルームで直接患者さんと向き合い、健康改善につながる提案を行っています。もちろんそのためには日々学び続け、人間的にも成長していくことが不可欠。そうした環境に魅力を感じる方にこそ入職してほしいと願っています。

当法人では医師、管理栄養士のほかにも看護師や臨床検査技師、診療放射線技師などの様々な職種の職員が在籍しており、全員が力を合わせることで従来の医療では成しえなかった患者さんの健康改善を目指しています。そんな職場で学び、成長していきたいと考えていただける方との出会いを楽しみにしています。

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栄養カウンセラーとして、やりがいと責任の大きな仕事に携わることになるだけに、同院が採用したいと考えているのは、成長することに高い意欲を持った人材だ。

マイナビ編集部から

「患者さんと全職員に対する物心両面の幸福の追求」という理念のもと、2007年に設立された医療法人ファミリーメディカル。設立当初に開院された「上六ッ川内科クリニック」(2019年に「横浜弘明寺呼吸器内科・内科クリニック」へ改称)が診療してきた患者数は累計5万人を超え、現在では大田区御嶽山、田園調布、横浜市日ノ出町にも分院を展開している。

同院がこれほど多くの患者さまからの信頼を獲得するに至ったのは、創業者であり理事長の三島氏の医師としての確かな技術と知見があったからこそ。特に来院者の多い喘息患者さまに対しては、この病が慢性の疾患であるという認識のもとで継続的な通院を提案し、大きな成果を築き上げてきた。こうした評判が地域で広がり、多くの患者数を擁する医療機関に成長してきたのだ。

今回、お話をうかがった3名の管理栄養士は、全員が栄養士としてのキャリアアップに高い意欲を持ち、日々の業務や研修を通じて積極的な学習と成長を続けている。「分子栄養医学」「選択理論心理学」という理論を学びながら、患者に対して直接的な栄養カウンセリングを行う仕事になるため、責任感が大きい分、やりがいも十分だ。

だからこそ、同院が採用したいと考えているのは、こうした環境を活かすことで、栄養学のスペシャリストを目指したいと願う人材だ。高い意欲を持つ管理栄養士にこそ、注目してほしい医療機関だと感じた。

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医師、管理栄養士、看護師、臨床検査技師、診療放射線技師などの様々な職種の職員が力を合わせ、高度な医療サービスを提供している。

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