最終更新日:2025/4/21

(株)ベッセル【ベッセルグループ】

  • 正社員

業種

  • 商社(鉄鋼・金属)
  • 自動車・自動車部品
  • 機械
  • インテリア・住宅関連
  • 日用品・生活関連機器

基本情報

本社
大阪府

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

ベッセルで輝く、多彩なコミュニケーション能力

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アルバイト、サークル、スポーツでの学びがどう活きている?

製造業の現場から一般家庭まで広く使われているベッセルの工具。自社製品を提案し、世に送り出す営業職の先輩は、学生時代にどんな経験をし、仕事でどう活かしているのでしょう。三者三様のエピソードを聞きました。

※ 写真左から
畑 智裕さん/ 西部営業部 名古屋営業所/2019年入社
坂本 桃太さん/西部営業部 名古屋営業所/2022年入社
三浦 寛太さん/西部営業部 名古屋営業所/2023年入社

ベッセルの先輩たちの一言

どんな人と働くかは仕事選びの大切なポイントでした。いつでも相談しやすく、お互いのトラブルには助け合えるベッセルの職場はとても心地良いです。(畑さん)
100年の歴史があり、工具の世界で高いシェアを誇り続けてきた企業で、多彩な製品を扱うことができます。事業の基盤は強く、安心して長く働けると思います。(坂本さん)
ドライバーなどの誰でも知っているものから、専門性の高い工具まで取り扱います。工具の知識がない人も、仕事を通して一からプロになれる職場です。(三浦さん)

リカバリーの時こそ信頼関係を強くするチャンス、焼肉店で磨いたお客様とのコミュニケーション/畑さん

ベッセルの営業職は、各営業所で各々が担当するエリア内で、ベッセルの製品をお取り扱いいただく代理店様、販売店様、ユーザー様とやり取りをします。代理店様と製品を広めるための戦略をご相談したり、販売店様で商品の入れ替えや売り場づくりをしたり、ユーザー様のニーズに対してオーダーメイドの製品をご提案したりと、さまざまな形の営業方法を経験できる仕事です。また、赴任する地域ごとに特色もあります。私はこれまで大阪と名古屋で勤務しましたが、大阪では金物店のお客様が多く、名古屋ではメーカー様との商談がメインになり工場へ訪問することが増えました。幅広い製品を取り揃えるベッセルだからこそ多種多様なお客様に多彩なご提案をすることが可能です。自動車メーカーやお菓子メーカーの工場など、いろいろな方と出会い、専門知識を磨いていくことで、お客様のご要望に寄りそったご提案ができるようになっていくことはこの仕事の楽しさのひとつです。

大学時代には、焼き肉店で4年間アルバイトをしていました。お客様の接客はもちろん、バイトリーダーを任されており、後輩の育成や注文間違いなどのミス発生時のフォローも行っていました。こちらの不手際に対してお叱りのお言葉を頂戴することもありましたが、お客様の話を丁寧に聞き、真摯かつ迅速な対応を心がけていました。「ご指摘をいただいた時にどう応じられるかでその後の信頼は大きく変わる」店長から教わったアルバイトでの教訓は、今の仕事でも活きています。現職においても、ベッセルの営業としてお客様との関係をしっかりとつないでいかなくてはいけません。たとえミスが発生しても、焦らずその場しのぎにならない適切な対応を心がけることができるのは、学生時代の経験があったからです。

現在は新入社員のメンターをしており、仕事の相談やプライベートな話をして後輩の育成や不安の解消に力を注いでいます。数年上の先輩たちは営業所の所長などの管理職を任されていますので、私も次のステップとして組織を取りまとめる役割を担っていくことが目標です。ひとりの営業として成果を残すだけでなく、チーム全体や仲間にも気を配り、リーダーとして力を発揮できるよう、さらに成長を重ねていきたいです。

サークルでのマネジメント経験を糧に、それぞれの強みを活かしてチームで結果を残す/坂本さん

学生時代に、アカペラと動画制作のふたつのサークルに所属していました。どちらもチームでひとつの作品を作り上げる活動です。それぞれの役割を分担して、フォローし合いながらプロジェクトを進めていくというやり方は、ベッセルの営業でも同じです。営業職というと、個人で数字を残すことが求められる仕事をイメージする人もいるかもしれませんが、ベッセルでは先輩後輩の垣根がなく、全体で成果を残すための取り組みも日常的にあります。例えば、自分が担当する販売店様に他の社員が担当するエリアのユーザー様をご紹介いただいた場合には、営業同士で相談をして最適な対応を考えます。サークルの活動でパソコンを使う機会も多かったので、得意分野を活かして社内でパソコン業務に困っている人がいたら積極的にサポートすることもあります。今のチームでどうすればよりよい結果を残せるかを考え、実行していく姿勢は、サークルで養ってきたものです。

また、3年ほど大手アパレル店で接客のアルバイトもしていました。言葉遣いの教育に力を入れている職場で、社員と同様のマナーを身につけられたと思います。「分かりました」「了解しました」ではなく、「かしこまりました」「承知しました」と自然に適切な返事ができるのは、さまざまな年代の方と接する営業としての強みになっています。

学生時代の経験を糧に、今はベッセルの営業として専門知識を勉強しています。幅広い製品を扱うがゆえに、お客様のご相談も多様です。1社1社異なったお問い合わせやご要望があり、すぐにお応えできず悔しい思いをすることもありますが、忙しい時でも相談にのってくれたり質問に答えてくれる、頼れる先輩ばかりなので助けられています。先輩たちのように、堂々と自信を持ってお客様にご提案ができる力をつけていくことが今の目標です。

チームメイト同志をつなげてきた調整力で、社内外の人たちと強い絆を結ぶ/三浦さん

学生時代からバイクに乗り、自分で整備をしていたので工具はよく目にするものでした。ある日、企業ガイダンスでベッセルの事業内容や製品を紹介された際に、知らず知らずのうちにベッセルの工具を使っていたことを知りました。愛用していた工具のメーカーという親近感と、多くの家庭の工具箱にもあるツールを扱う仕事に魅力を感じ、入社を決意しました。

入社してすぐ、約半年間の新入社員研修を受けました。まず本社で3週間程度社会人としてのマナーを学習した後、名古屋営業所に配属されました。名古屋営業所では、数か月間事務員さんと一緒にお客様からのご発注対応や電話でのお問い合わせ対応などをしながら、仕事と製品への理解を深めました。さらに1ヶ月程度は島根や福知山など各地の工場を回って製品の説明を受ける機会もあり、営業職として本格的に動き出す前に基礎知識をきちんと学べる時間が取られていたので、不安なく次のステップへ進むことができました。10月頃から営業として業務が始まり、先輩からの引継ぎを経て、お客様とのやり取りを徐々に行っています。

高校生の頃からアメリカンフットボール部で競技に打ち込んできました。チームで行うスポーツなので、仲間同士のコミュニケーションは必要不可欠でした。私は、一人ひとりの個性を考慮し、なかなか相性が合わない人同士でもうまくいくよう間を取り持って、チームの調和を大切にすることを心がけてきました。そんな経験は、社内で先輩たちとの関係を築く上でも活きています。仕事だけでなく趣味の話なども積極的にすることで距離を縮め、先輩たちからもたくさん話しかけてもらえました。明るい人や若手が多くとても馴染みやすい職場ということもあり、気負うことなくベッセルの一員になれたと思います。

今の目標は、お客様のニーズに応えながら、お客様に合った適切な製品をご提案できる営業になることです。部活で培った、相手を見て気持ちを察する力は、社外の方とのやり取りでも強みになると思いますので、その力を駆使して、たくさんのお困りごとを解決していきたいです。

学生の方へメッセージ

さまざまな企業を見ていくなかで、まずは自分が事業そのものに興味を持てるかどうか、そして自分の直感を大切にしてもらいたいです。営業職であれば、自分が扱う製品に対して愛着が持てなければ、お客様に自信を持っておすすめすることはできません。長く勤める上では、事業や製品への一人ひとりの思いが必要です。さらに、会社見学などの機会に、経営層の考えや事業の方向性についても聞いてみると良いでしょう。「組織をリードする人に共感できるか」「長期的なビジョンは納得できるものか」といった問いも自分自身に投げかけてほしいです。

印象だけでなく、企業の実績に関する情報も確認してください。今はインターネットなどでさまざまな情報が取得できますが、直近数年間の業績は上向きかなのか、安定的な経営ができているのかなど、ご自身で数字をしっかりヒアリングすることで自分が入ろうとしている企業の現況を正しく理解できるはずです。どこで働くかはみなさんにとって重要な選択ですから、いろいろな視点から見て、納得のいく職場を選んでもらえたらと思います。

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直近約5年間で1.5倍増の売り上げを達成したベッセル。新しい商品開発や海外展開にも継続的に力を入れてきました。業績とその裏側の要因から企業の勢いも見て取れます。

マイナビ編集部から

名古屋営業所の営業職の先輩3人のお話を聞いて、社員同士がサポートし合って結果を残す、ベッセルの働き方や社風が感じられた。そして、先輩たちの学生時代のエピソードからも分かるように、職場では多様なコミュニケーション能力を活かし、伸ばすことができる。アルバイト、サークルなどで多くの人と関わる経験をしてきた、またそうした人との関わりに楽しみを見出せる人にとっては働きやすい環境だといえるだろう。取材中、オフィスから賑やかな声が響いてくる瞬間もあった。畑さんは、入社前に目にしたオフィスの活気ある雰囲気に惹かれて入社したとも語っていた。会社を訪れた際には、人事の話を聞くだけでなく、自分の目や耳で職場の空気を感じてみてほしい。

三浦さんがバイクの整備でベッセルの工具を使っていたと話すように、実は私たちの暮らしにも身近な製品を生み出し、送り出している。ものづくりの世界を下支えするのにも貢献し、広く社会で使われる製品に関われる仕事だ。

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「相談や質問がしやすく、とても雰囲気の良い職場」と3人が声を揃える。プライベートで食事などにいく機会も多いそうだ。若手もどんどん声を上げられる環境だ。

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