さまざまな企業を見ていくなかで、まずは自分が事業そのものに興味を持てるかどうか、そして自分の直感を大切にしてもらいたいです。営業職であれば、自分が扱う製品に対して愛着が持てなければ、お客様に自信を持っておすすめすることはできません。長く勤める上では、事業や製品への一人ひとりの思いが必要です。さらに、会社見学などの機会に、経営層の考えや事業の方向性についても聞いてみると良いでしょう。「組織をリードする人に共感できるか」「長期的なビジョンは納得できるものか」といった問いも自分自身に投げかけてほしいです。
印象だけでなく、企業の実績に関する情報も確認してください。今はインターネットなどでさまざまな情報が取得できますが、直近数年間の業績は上向きかなのか、安定的な経営ができているのかなど、ご自身で数字をしっかりヒアリングすることで自分が入ろうとしている企業の現況を正しく理解できるはずです。どこで働くかはみなさんにとって重要な選択ですから、いろいろな視点から見て、納得のいく職場を選んでもらえたらと思います。