最終更新日:2025/3/14

(株)ユニオン

  • 正社員

業種

  • インテリア・住宅関連
  • 商社(インテリア・住宅関連)

基本情報

本社
大阪府

取材情報

仕事・キャリアパスについて伝えたい

付加価値を提案するドアハンドルの営業は、想像以上に奥深くて面白い!

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自分の仕事が建物の「顔」として長く残るやりがいを実感

ドアハンドルの分野において確固たる地位を築く(株)ユニオン。そのブランド力と個性を強みに付加価値の高い提案を行う営業の先輩たちに仕事の魅力とやりがい、印象的なエピソードを中心に話を伺った。

■林 美由希さん(写真中央)
大阪支店 営業1課/2023年入社

■町田 浩章さん(写真右)
大阪支店 営業2課/2015年入社

■原田 耕大さん(写真左)
大阪支店 大阪住宅課/2022年入社

先輩たちから

OJT研修では私専用のカレンダーに先輩たちが同行予定を書き込んでくれて、様々なお客様先に連れていってもらいました。チームで若手を育ててくれる職場です。(林さん)
自分のやりたいことに挑戦できる風通しの良い職場です。気軽に雑談ができるフランクな雰囲気で、オフはゴルフや釣りに出かけるくらいに仲が良いですよ。(町田さん)
仕事で悩んでいたとき、「終わらない現場はない」という上司の言葉を聞いて気持ちが楽になり、同じことをするなら良い終わり方をしようと前向きになれました。(原田さん)

研修や先輩方の支援で成長!お客様のこだわりを実現するオーダーの特注品にも挑戦

生活必需品よりも付加価値をつけて生活を豊かにする有形商材に携わりたい。そんな想いでインテリア業界を中心に就職活動をするなか、ドアハンドルの業界で高いシェアを誇る当社を知りました。どのように営業をしているのか興味を持ち、ニッチな業界で人とは違う視点で面白い仕事ができそうだと感じたことが入社理由です。

入社後は大阪本社で1カ月間、新入社員研修を受けました。社内の各部署をローテーションして、開発や設計の先輩方それぞれの視点を知ることはとても新鮮でした。その後のOJT研修では複数の上司や先輩に同行して設計事務所やゼネコン、建具店、建築金物商社などのお客様先を訪問。ドアハンドルといってもデザインや材質、仕上げは多種多様で、お客様のニーズもそれぞれ異なることから、営業の難しさを感じました。2024年7月からは兵庫県エリアを任されています。最初は一人で営業することに抵抗がありましたが、先輩からの「まずはお客様に会って顔を覚えてもらうことが大切」というアドバイスの通り行動をすることでお客様との関係性が深まり、営業に行きやすくなりました。

ドアハンドルは建物全体のごく一部ですが、最初に目にして手に触れる建物の「顔」となるもの。こだわりを持つ設計事務所が多く、その要望に応えることが難しいですね。けれどもファブレスメーカーである当社は、様々な得意分野や技術力を持つ全国の協力会社と提携しているので、上司や職人の方に納期や予算について相談しながら製作できるのかを確認するなどスピーディな対応を心がけています。

やりがいを感じるのは、建物が完成したときです。初めて担当したホテルの現地に出向いて写真を撮影し、自社のホームページに施工実績として紹介されたことはとても嬉しかったですね。また、とある設計事務所から新製品の問い合わせをいただいて訪問したところ、ギャラリー兼邸宅に使いたいとオーダーメイドの特注品の依頼を受け、今は製作を進めながら協力会社と打ち合わせを進めています。これからもより多くのお客様の要望やこだわりを実現することで付加価値を提供していきたいです。
(林さん)

ユニオンのブランド力を強みに、提案型スタイルで担当エリアの実績を伸ばす!

私は大阪支店に所属し、北陸と四国エリアを担当。ドアハンドルやレバーハンドルなどの製品を幅広く扱い、ビル物件を中心に庁舎や図書館、教育機関といった公共施設でも多くの実績を築いてきました。四国では新しい建設計画をもとに現場でゼネコンと打ち合わせをして製品を提案していますが、北陸はアルミサッシなどのメーカーの本社を訪問し、全国に供給するOEM製品を提案することが多いため、製品数や取引金額が大きいことが特徴です。また、地方では設計事務所やゼネコン、建具店、販売代理店もすべて一人でフォローするため、それぞれのお客様の視点に立ち、ニーズに合った提案や情報提供を行っています。

建築業界では「ドアハンドルといえばユニオン」と言われ、デザイン・品質・性能の面において信頼されるブランドとして認知されているため、新規のお客様でも話を聞いていただける土壌があり、営業活動がしやすい恵まれた環境にあります。また、5,000種類以上の豊富な製品ラインナップに加えて、オーダーメイドの特注品にも対応ができるため、提案型スタイルでお客様の多彩なニーズやこだわりを実現できることも強み。私は数年前に、ある設計事務所に新規訪問をした際に、デザインや色味、仕上げについて何度も打ち合わせを重ね、先方の納得いく製品を提案できたことが信頼に繋がり、5年経った今もその他のプロジェクトで様々な相談をいただいています。

このように自社の技術や製品をアピールして、お客様が求める仕様やニーズに応えることができたときにやりがいを感じます。以前、ある設計事務所から庁舎に使用する製品の相談を受けたとき、一つひとつの要望に応えることでドアハンドルを始めとする主力製品のみならず、駐車場の車止めなど、様々な製品において多くのフルオーダーの特注品の受注をいただきました。その建物が完成したときは感慨深く、ずっとこの地域に残り、多くの人たちに利用されると思うと嬉しさがこみ上げてきましたね。

これからの目標は提案型スタイルの営業を継続することで実績を増やし、地方を盛り上げていくこと。そのためにお客様のニーズを引き出せるコミュニケーション力を磨いていきたいと思います。
(町田さん)

お客様に最善策を提案。人に自慢したくなる代表作品を多く手がけていきたい!

インテリア業界を幅広く企業研究していたときに、当社を通じてドアハンドルというニッチ業界を知り、興味を持ってホームページを確認してみました。すると製品のこだわりが一目で伝わり、営業をしてみたいと強く感じたことが志望動機に繋がりました。

私は大阪住宅課に所属し、マンション案件を主なターゲットとして営業活動を行っています。担当エリアは京都で、室内の部屋同士を仕切る引き戸や、廊下に設置される水道メーターや設備機器を隠す点検扉などを中心に扱っています。設計事務所やゼネコンの皆さまに向けて、製品カタログを用いた提案や、建設中の現場での打ち合わせを通じてお客様の要望を伺うことで、最適な製品を提案することが主な業務です。1年目は建築の専門用語がわからず、お客様の話がまったく理解できない状況のなか、とにかくメモを取って会社に戻ってから上司や先輩に確認をしました。その積み重ねにより、今ではお困りごとや要望に対してその場で提案ができるように。もし、実現が難しい場合でも「この形状なら製作ができます」といった代案を伝えています。

京都エリアの担当は私一人。自分が開拓していかなければ何も始まらないという責任感を持ちながら常に積極的な行動を意識し、商談ではお客様のニーズをきちんと理解した上で最善な提案ができるように心がけています。特に印象に残っているのは、あるホテルのリニューアルオープンに携わったことです。お客様から天井の照明に石目調の意匠を施したいとお聞きしたとき、軽量で様々なサイズやカラーにも対応できるアクリルインクジェット印刷のパネルを活用したいと思いました。これまで社内で実績がなかったため、実際に製造できるかを協力会社に確認し、搬入・運送ルートの打ち合わせも行いました。苦労は多かったものの、うまく現場に納まり、エントランスをエレガントに演出するオレンジ色の大理石模様の照明を見たときには感動で胸が熱くなりましたね。私たちの課はオーダーメイドの特注品が多く、それぞれの営業は自分の作品を持っていますが、この仕事は私の代表作の一つになりました。これからも新しいことに積極的に挑戦していき、有名なホテルやマンションなどの大規模な案件も安心して任せられる営業を目指していきます。
(原田さん)

学生の方へメッセージ

就職活動は様々な業界を知るチャンスなので積極的に足を運んでほしいですね。私自身、大学までは幼児教育を専攻していましたが、一般企業を含めて幅広い業界を視野に活動するなかでインテリア業界に興味を持ち、当社と出会いました。当社はドアハンドルの分野で非常に高い知名度を誇っており、お客様に提案しやすい環境ですので積極的に挑戦してほしいと思います。
(林さん)

当初は建築業界に対する関心は薄かったですが、ドアハンドルというニッチな業界で高いシェアを誇る当社の実績とブランド力に魅力を感じて入社を決意しました。お客様の要望に対して自分なりに提案をし、それがカタチになることが楽しく、当社を選んで良かったと思っています。みなさんも最初から業界を絞り込み過ぎず、幅広い視野を持ちながら就職活動をすると自分に合った会社が見つかるかもしれませんよ。
(町田さん)

趣味や好きなことを軸に就職活動をすることも方法の一つ。インテリアやDIYが好きな私は毎日が楽しく、ホテルがオープンする前にいち早く完成した建物を見学できるのは、この仕事の特権だと感じています。また、学生時代はしっかり遊び、様々な経験をしておきましょう。私は美術や音楽の趣味に加え、社会人になってからはお客様に誘われてゴルフやフットサルも始めており、生活も仕事も充実できています。
(原田さん)

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「自分のやりたいことに挑戦できる自由な風土の会社です。職場は冗談が飛び交う楽しい雰囲気でプライベートでもスポーツやBBQを楽しんでいます」と語る先輩たち。

マイナビ編集部から

「ドアハンドルといえばユニオン」と言われるほど、建築業界で絶大な信頼を得る同社。ドアハンドルというニッチな分野において国内で高いシェアを誇り、国内有数の建築物にも同社の製品が使われている。

従来、ドアの付属品という概念だった「取っ手」に独創性とクリエイティビティを加えて「ドアハンドル」へ、さらに「アートウェア」に昇華させる。同社のホームページを見たら、ドアハンドルの概念が一変するだろう。現在では消火器ケースや内外装パネル、収納やサニタリールームの設備なども手がけ、5,000種類以上のラインナップを展開。デザインと販売に特化し、自社工場を持たないファブレスメーカーとして時代のニーズやトレンドを取り入れた製品は、国内に留まることなく、アメリカや東南アジアにも市場を広げている。

取材では、営業として活躍する入社2年目の林さん、責任を持って担当エリアの業績アップと後輩育成に注力する10年目の町田さんの話から同社のブランド力と個性を活かし、自由な風土のなかで伸び伸びと働く姿を肌で感じることができた。なかでも印象的だったのは、「オーダーメイドの特注品を提案し、自分の代表作をつくっていくことがやりがい」と語ってくれた3年目の原田さんの言葉だ。新しい価値を創造する仕事に興味のある方に、ぜひ注目していただきたい。

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白を基調とした室内に多種多様な素材やデザイン、形状のユニオンブランド製品が展示されているショールーム。まるでギャラリーのようなスタイリッシュな洗練空間が広がる。
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