最終更新日:2024/11/6

(株)ユニオン

業種

  • インテリア・住宅関連
  • 商社(インテリア・住宅関連)

基本情報

本社
大阪府

取材情報

学生時代の学び・経験、どう活かせている?

国内外での営業や、設計で活躍する先輩社員の学生時代にフォーカス!

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学びや経験をどのように役立てているかをお聞きしました

学生時代の学びって本当に役立つの?そのように考えたこと、ありますよね。この疑問に3名の先輩社員がお答えします!今身につけられるスキルなどを見つめる上でのヒントをいただきました。

■吉田 幸司さん(写真左)
東京支店 営業開発課 課長代理
2008年入社/経済学部卒

■大村 勇人さん(写真右)
東京支店 海外営業課
2017年入社/国際言語学部卒

■紙山 和芙さん(写真中央)
東京支店 設計課
2019年入社/デザイン工学部卒

仕事で心掛けていることは?

ユニオンの営業は感度の高さが重要!著名な建物や新しい施設には必ず足を運び、どんな建築金物が使われているかをチェックして提案に活かしています。(吉田)
コロナ禍は海外出張しにくい時期もありましたが、今後は月1回ペースで現地に行ける予定。海外でのシェア拡大を実現するため、これからもチャレンジし続けます!(大村)
主に2Dで作図していますが、イメージの共有やアウトプットには3Dモデリング技術が効果的。今後も技術を磨き、フルオーダーの作図に活かしたいと思っています。(紙山)

仕事の基本は野球を通じて培った!それを活かし、新たな挑戦に挑み続ける!

小学生から高校生まではプレーヤーとして野球に打ち込み、大学進学後はボランティアとしてかつて自身が所属していた中学野球チームのコーチ、監督を4年間務めました。長く野球に携わってきて思うのは、仕事に向き合う姿勢、あいさつや礼儀の大切さ、チームプレー、周囲への感謝など、仕事に必要な基礎を学べたということです。また、指導者として選手の育成に携わったことも仕事に大いに役立っており、社長を監督、課長をコーチと置き換えると課長代理である自分がどう立ち回るべきかが見えてきます。

私は現在、営業開発課に所属し、設計事務所やインテリアデザイナー、インテリアコーディネーターに向けた提案を行っています。新しい建物の建築計画をもとにアプローチを行い、図面の段階から自社製品を採択してもらえるよう働きかけることが私の役割です。当社はドアハンドルなどのシェアを誇っており、提案はいつも真剣勝負です。複合施設の再開発に携わった際も5~6年先の竣工を見通し、今のトレンド、未来のトレンドを踏まえた提案で規格品に加え、数多くのオーダーメイド製品の採択に成功しました。

この仕事の醍醐味は、自分の提案した製品が選ばれる喜びを味わえること。また、数十年先にもそこで自社製品が使われている誇らしさを感じられるのも大きなやりがいです。私は今後もこうしたやりがいを実感できる仕事に挑み続けるとともに、現在の主力製品にはない新たな製品ジャンルを生み出し、ユニオンの新境地を拓きたいと思っています。今はまだこれだと明言はできませんが、時代のニーズを捉え、当社にしか生み出せない新たな製品群を市場に投入することが私の目標です。
(吉田さん)

物怖じしないのが私の強み。海外でのシェア拡大を目指し、チャレンジあるのみ!

大学生の時に短期の語学留学でアメリカに滞在していました。それ以前はうまく喋れなかったらどうしよう、伝わらなかったら恥ずかしい…など消極的な面もありましたが、海外ではそんなことは言っていられません。やるしかない!とチャレンジしたことで、英会話力がぐんと伸びる手ごたえを掴むことができました。帰国後も培った語学力を衰えさせてなるものかと、英語を必要とする接客のアルバイトや海外の人と一緒に働く職場を選んで日常的に英語を使うよう意識。そのおかげで現在も高い英会話力を維持しています。学生時代に「チャレンジしないと新しいものは生まれない」と身をもって経験したため、仕事にもチャレンジングに取り組めていると自負しています。

大阪本社での国内営業を経て、入社3年目から海外営業課に所属。現在は東京支店を拠点にアジア・オセアニアの設計事務所、インテリアデザイン事務所を対象とする営業を行っています。ユニオン製品は海外での知名度はまだまだ。なおかつ価格も高いことから商談で苦戦する場面もあります。しかし、そこは持ち前のチャレンジ精神で果敢に挑み、デザイン性の高さや仕上げの良さなど製品の魅力を徹底的に売り込むことを大切にしています。

実は最近も東南アジアのホテルのリノベーション案件を勝ち取ったばかり。長期にわたる提案でデザイナーを味方につけ、「どうしてもユニオン製品を使いたい」と後ろ盾になってもらうことができました。海外で日本と同様のシェアを獲得することは容易ではないですが、これを私の使命と考え、必ずやり遂げたいと思っています。
(大村さん)

ものづくりの流れを知り、3Dモデリングのスキルも習得。学生時代の学びが私の原点!

デザイン工学部でクリエーション・テクノロジー・マネジメントのすべてを学び、市場調査からターゲットの選定、それに基づいたものづくり、具現化したものを世に出すまでの一連の流れを勉強しました。実際に自分が考案したオフィス家具を発表したこともあり、六角形に組めるデスクは省スペースかつ向かい合って打ち合わせしやすいなど人との距離を縮めるアイテムとして高評価。学生時代のこうした経験は設計課での仕事に直結しており、ものづくりに取り組む原点になっています。また、3Dモデリングのスキルを習得していたことも私の強み。現場で金物を取り付ける際の施工図、鋳物製品などの意匠オーダー、錠前などの構造物の動きの確認など、いろいろな場面でスキルを活かしています。

私は入社以来、設計課に所属し、ドアハンドルをはじめとする建築金物の作図を担当しています。意匠をもとに実際の現場に納めるにはどうすればいいのか、取付方や製品そのものの構造を考え、図面化するのが私の役割です。例えば直近の案件では、ドアハンドルの足金具を約半分まで細くしてほしいという要望に応えるために協力工場の方と試行錯誤。足金具を細くするだけでなく、どうせなら止めるビスも見えないようにしてしまおうと新たな構造を考案しました。この新しい構造を既製品としてリリースできる様に新製品開発案として社内に提案しています。お客様のニーズに応えるだけでなく、一から自分で考えたものが標準品として製品化されることにも今後積極的に取り組んでいきたいです。

これまでは既製品をカスタマイズしてお客様のニーズに応える仕事が多かったですが、これからはフルオーダーですべて自分が考えた製品を生み出すのが目標です。ドアハンドルだけでなくいろいろなアイテム、分野に挑戦したいですし、今あるカテゴリーだけでなく、建築・インテリアの新ジャンルを開拓し、世の中に新しい製品を送り出したいと考えています。(紙山さん)

企業研究のポイント

【吉田】私は学生のみなさんには無限の可能性があると思っています。企業研究の段階から「自分はこの道」と決めて活動するのもいいですが、できればあまり興味のない分野にも関心を持ち、新しい発見や出会いを得てほしいです。できるだけ多くの企業に足を運び、実際に人に会うことでまだ見ぬ自分の可能性に気づくこともあると思いますよ!

【大村】事業内容や売上規模、仕事内容などの情報収集を行い、社風や働く人の雰囲気を知るために機会があれば企業に足を運んでいました。先輩社員との交流会や座談会はリアルな企業の雰囲気を知る格好の場!先輩社員同士の会話の様子、ふとした時に見せる表情などを観察し、気になる企業の本質を知ることをおすすめします。

【紙山】私は子どもの頃からものづくりが好きで、企業研究では新たにモノやコトを生み出せる企業を中心に見ていました。ITやコンサルなど無形商材にも興味がありましたが、やっぱり手で触れられるものがいいと当社を選びました。興味の対象は人それぞれで、企業を選ぶポイントも異なりますが、私が重視していたのは自分にとって苦ではなく、ストレスを感じないこと。長く働き続けるためには、この感覚が意外と大事なんですよね。

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若手のうちから責任ある仕事を任され、成功体験を積みながら成長できるのがユニオンの魅力です。手掛けたものが建物内に残り、見て、触れられるやりがいもありますよ!

マイナビ編集部から

ユニオンが掲げる「ARTWARE」とは、同社が創業以来培ってきた「芸術(ART)」と「ものづくり(HARDWARE)」の精神とこだわりを融合させた独自のキーワードだ。ドアの付属品として扱われていた取っ手からドアハンドル、そして「ARTWARE」へと製品を磨き上げ、現在ではレバーハンドル、消火器ケースなど多彩な製品をラインナップしている。素材、仕上げ、デザイン性の高さなど製品そのものの魅力はもちろん、国内で多くのシェアを誇っているのもユニオンの強みだろう。著名な設計事務所やデザイナーがこぞって同社製品を採択するのは、「ARTWARE」でなければ表現できない世界観があるからなのだと実感させられた。

また、魅力的な製品の拡販、設計に携わる先輩社員のみなさんもとても魅力的だった。今、与えられた役割を全うすることに加え、自ら未来を切り拓こうと挑む姿勢は三者共通。吉田さん、紙山さんはまだ見ぬ新ジャンルの開拓を目指し、大村さんは海外でも日本同様のシェア拡大を標榜していた。なかでも印象的だったのが、入社6年目の紙山さんのひと言だ。「仕事選びの基準は苦ではなく、ストレスを感じないこと」と一見、クールなスタンスだが、実際の仕事ぶりはアグレッシブ。この静かな情熱に若手社員の裁量の大きさ、それを見守る会社の懐の深さを感じ、とても素敵な職場なんだろうと想像せずにはいられなかった。

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白を基調にした東京ショールームは、ユニオン製品が整然とレイアウトされたスタイリッシュな空間。「ARTWARE」にふさわしい凛とした空間をぜひ見てもらいたい。

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